【中国語】HSK1級受験してきた感想
本日2024.7.21にHSK1級を受験してきました。
HSK1級とは、英語でいうところのTOEICみたいなものです。ようは中国語版のTOEICです。
TOEICと違うのが点数ではなく、「級」で難易度が設定されている点です。
1級が最も簡単で、数字がでかくなるほど難しくなります。
出典:HSKのHP
私が受験したのは最も簡単なHSK1級になります。
HSK1級を受験した感想をご紹介します。
HSK1級は日本人ならほぼノー勉で合格できる難易度
HSK1級はリスニング100点、読解100点の計200点という配点です。
それで、120点以上とると合格となります。
が、このうち読解は漢字がわかる日本人にはかなり簡単です。
全く勉強していなくても、90点はとれるでしょう。
中国語自体がわからなくても、漢字で意味が類推できるからです。
それによって回答することが可能です。
100点満点を狙いにくいのは、2問くらい(10点分)は、中国語の文法がわからないと間違える可能性があるからです。
読解で90点がとれると、リスニングで30点(3割)をとれば合格できます。
となると確率的にノー勉でも合格できるでしょう。
そのくらいの難易度なわけです。
過去問ではどれくらいとれていたか?
私は過去問を5回分やりましたが、読解は、ほぼ90点です。
リスニングでは70点くらいになることがほとんどでした。
たぶん本試験でも同じような点数になると思えます。
このあたりは検証してみたいと思っています。
~~試験後、追記~~
実際は、ヒアリング81点で読解100点満点でした。
【中国語 HSK1級】
日常会話くらいできるようになりたい目標で中国語の勉強始めました。 pic.twitter.com/6AZyZeuToL
— 川島和秀(行政書士・1人法人社長|群馬県) (@hm_ceo_) August 21, 2024
どのくらいの時間、何を使って勉強したか?
ただ勉強時間はトータルで10時間くらいしかやっていなかったと思います。
さぼって勉強しなさすぎと反省しています。
やったのは単語・例文をひたすら聞くというリスクニング対策です。
メインで利用したのは、無料youtubeです。
最初の方は以下の動画を使っていました。が途中で利用を辞めました。
出典:フル―エント中国語学院
この動画は例文をさらっと1回読んで、すぐ次の単語に移動してしまいます。
私は単語よりも例文をしっかり何度も聞きたかったので、途中で下記の動画に切り替えました。
この動画では例文を3回読み上げてくれるので、私のニーズにあっていました。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=EDneacyHBLY&t=6s
この動画をスキマ時間でひたすら聞いていました。
過去問とテキストは最新の2021年版ではなく、以下の2018年版を使いました。メルカリで安く買えたからです。
最新でも古いので、もう3年古い2018年でも大きくは変わんないだろうという判断をしました。
オンスクも課金しましたが、課金したのが試験直前ということもあり、そこまで利用できませんでした。
ただ文法をしっかり解説した動画が豊富にあるので、HSK2級のときには、もっと利用するつもりです。
上記のような勉強状態で試験に臨んでいます。
※ノー勉でも合格するのに、わざわざ受験した理由
ネットで調べるとHSK1級は日本人なら漢字がわかるので余裕で合格するから飛ばして2級から受けるべしというのも目にします。
が、個人的には1級から受けるべきと思います。
なぜなら合格ありきで勉強するわけではなく、「会話ができるようになる」ために受験するからです。
ノー勉でHSK1級を受験するとおそらく読解90点、リスニング30点で計120点みたいな点数で合格することが予想されます。
※当たり前ですが多少の誤差はあります。
勉強しなければ、リスニングの点数はかなり低くなるでしょう。
ゆえに合格するは当然としても、リスニングは勉強する余地がかなりあるわけです。
そのためにも、比較的難易度が低い状態でリスニングをしっかり勉強しておくべきというのが私の考えです。
ただでさえ、何も知らない状態で勉強するとストレスが相応にかかるものです。
ストレスがかかりすぎると勉強が挫折することになりえます。
などを考えると受験すれば合格するのがわかっていても、HSK1級は受験したほうが良いだろうと判断しました。