一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

行政書士事務所の名前をシンプルに「自分の名字」+「ひらがな」にした理由とは?

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↑名前がまだ決められていないため、無記名の看板。

 

行政書士会に入会届を提出するときに、事務所名を書く必要がでてきます。

 

私はどのように決めたか?というと「自分の名字」+「ひらがな」で登録申請をしました。

 

〇〇行政書士事務所で申請しています。

 

名前を事務所名にするという誰でも思う着地点です。

 

が、わずかにひねっているのが「名字だけ」でしかも「ひらがな」にしているということです。

 

私には子供がいませんので、名付け親になる気持ちはわかりませんが、事務所名ともなると自分の子供につける名前のごとく思い入れの強い名前などを付けたい気持ちを持つ人がいると思えます。

 

それもありでしょう。

 

その場合は初回面談等で会話することがないときに、事務所名の由来などを、場繋ぎの話のネタにできる可能性もあると思えます。

 

名刺を渡すと事務所名がフックになり会話になることも想定できます。

 

その事務所名に自分の信念を表現するものであった場合は、さりげなく自分がどういうことを大切にしている人間か?アピールすることもできます。

 

このようにいくつかメリットがあげられます。

 

私も先に設立している法人の方で、多少思入れというか、自分の信念っぽい社名にしています。

 

が、そういう場合に実務的には面倒がでてくると私は思っています。

 

そのため、今回はシンプルに「自分の名字」+「ひらがな」で登録申請をしました。

 

理由を具体的にご紹介します。

 

①わかりやすくしないと読めない問題

 

具体的な例として、「事務所名が英語」であった場合を仮定します。

 

※事務所名が英語であるところを批判しているわけではありません。

 

自分で付けているので、自分が読めないということはありません。

 

が、相手が読めるか?どうか?わかりません。

 

その場合に何がおきるでしょうか?

 

銀行や役所で手続きするときに、だいたい以下のように言われることになると思います。

 

①「あのぉ。なんてお読みするのでしょうか?」

②「申し訳ございませんが、読み方をこちらに書いてくれませんか?」

 

つまりは、わかりやすい読み方なら、生じないやり取りが1つ2つ増えることになります。

 

加えて、名前を呼ばれる際も高確率で正確には読まれせん。

 

銀行や役所で手続きをする際に、わかりやすい名前と比較した場合に、面倒になりやすいと思います。

 

もちろん、人によっては気にならない方もいると思いますが、私はイチイチひっかかって面倒だなと言う認識を持っています。

 

※というか、私は法人名でそういう苦労をしています。

 

②文字を書くのが面倒問題

 

私が野村證券で営業したときに、「齋藤」さんという名字の方がいて、自分の名前が嫌いと言っていました。

 

というのも「齋藤」の齋の字が画数が多すぎて、イチイチ書くのが面倒とのことでした。

 

確かにそうだなと思ったのを記憶しています。

 

書類を書くのに画数が多い文字を書くのはしんどいです。

 

実際に投票用紙に名前を書く選挙では、政治家はだいたい名前を「ひらがな」にしています。

 

その点から、書く文字はできるかぎり簡単な方が良いと思います。

 

ゆえに英語や漢字は避けた方がいいだろうと私は判断しました。

 

色々と書類を書くことを想定すると、できるかぎり簡単にした方が事務作業的には楽になります。

 

③漢字だと外人は書きづらいと思える

 

行政書士の花形業務である外国人ビジネスをする可能性がある場合は、漢字は避けた方が良い気がします。

 

外人さんからすれば漢字は書きにくいと思えるからです。

 

外国人を相手にするなら英語もアリだと思いますが、そうなると今度は上述したように日本人の多くが読めないリスクがでてきます。

 

消去法で「ひらがな」か「カタカナ」の方が良いと思えます。

 

そこで私は「ひらがな」を選択しました。

 

※色々説明したが、結局は自分の好きな名前にすれば良いと思える

 

以上の観点から、私は自分の名字+ひらがなで事務所名の登録申請をしました。

 

が、気にならない方は、まったく気にならないでしょう。

 

結局のところ、自分の好きな名前にすれば良いと思えます。

 

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