数年前と比べて2024.9時点におけるメルカリの使い勝手が良くなった点とは?(出品者として)
私は物販はアマゾンを中心にやっていました。(2017年~2021年)
アマゾンは精度の低いAIによるアカウント停止処分、およびアカウント停止された際に会話が通じない交渉をせざるを得ないことにリスクを感じ、撤退しています。
そのあたりはこちらに書いています。
【物販】アマゾンは相変わらず正規品を締め出し、偽造品を暗躍させているっぽい
アマゾンは確かに稼げますが、いきなりアカバン(アカウント停止)されたら千万級の在庫を抱えることになり、その際に自動で発送できない他販路で売るのは極めて困難です。
というわけで、私の物販はメルカリでホソボソとやるのみになっています。
メルカリは、売れるものの、「かなり売れる値段が安い、かつ顧客やり取りが面倒」というネックがあったためです。
今回(2024.9)は久しぶりにメルカリを動かしてみると、相変わらず売れる値段は安いものの、顧客やり取りがかなりスムーズになったという印象を受けます。
数年前と違って、どういう点が改善されてスムーズになっているか?をご紹介します。
①うざい値段交渉がほぼなくなった。
メルカリで「うざい」と思う筆頭は、値引き交渉でしょう。
数年前までは、「購入を考えているのですが、値下げはできますでしょうか?」というテンプレが用意されており、多くの人がこれを多用していました。
この値下げ交渉は販売者からするとかなりウザいです。
いちいちやり取りをしなければならなくなるからです。
即レスしても、返信に1日かかる人すらいます。
さらに、私の経験上、多くの人がダメ元で少しでも安く買おうとするために1円でも安くと値引き交渉をしてきて、無駄に不毛なやり取りが増える傾向でした。
ひどい例だと、50円の値引きでさえ、お涙頂戴系の長文で、値引きしてほしい旨をコメントしてくる人もいました。
それが、希望価格が提示できるようになり、値引き交渉が劇的に減ったと思われます。
↓こんな感じで、希望価格ボタンが表示されるようになりました。
↓このようにそこから具体的な金額が提示できます。
実際に価格が提示されると出品者に以下のように提示されます。
値下げできますか?とイチイチ、コメントする必要がなく、上記なら1580円で買いたいという意思表示を出品者にできるわけです。
実際に私もこの希望価格提示をされたことは何度かありますが、値下げできますか?的なコメントはここ最近の取引では一度もありません。
かなりストレスなくメルカリが利用できるようになったと思えます。
②同梱での値引き交渉も劇的に減った
二つ買うから同梱で、送料分を安くできないか?の交渉も面倒でした。
この場合は、買う前提なので、単純な値下げ交渉と比べるとマシでしたが、それでもストレスがかかるやり取りでした。
これも劇的に少なくなったと思います。
出品者の画面にいくと、まとめ買いお願いする以下のボタンがあります。
その人が出品する商品を以下のようにチェックしてまとめ買い依頼ができるようになっています。
↓こんなように、まとめて買うから安くして!と金額提示もしながら買いの依頼ができます。
まとめ買い依頼をすると出品者に以下のような通知がきます。
そして提示された金額でおkなら、それで取引成立です。
新しくページを作り直す必要もありません。
このまとめ買いがないときは、わざわざ新たにまとめ買いのページを作ったりしていました。
この点も出品者にとって、かなりストレスが軽減できます。
ただマレに使いこなせない人が、コメントで交渉してきます。がその頻度は劇的に減りました。
③即入金が増えた。
メルカリで悪名高いのはコンビニ・ATM払い決済です。
コンビニ・ATM払いは決済までの猶予期間が3日あります。
私の経験上でも、コンビニ・ATM払いの人は10人に1人は期日までに支払いません。
人によって、コンビニ・ATM払い決済の3日の猶予を取り置き期間と考えている人もいるっぽいです。
ゆえに、出品者にとっては超迷惑なわけです。
出品者を見ていても、たまに、コンビニ・ATM払い禁止としている人もいるのが発見できます。
これがメルカリもメルカリのクレカをゴリゴリ紹介していることや、キャッシュレス決済の浸透もあり、コンビニ・ATM払い決済が劇的に減ったと思えます。
この点も出品者は良い点です。
というわけで、相変わらず、メルカリは高くは売れませんし、発送が面倒ではありますが、ずいぶん使い勝手が良くなっている印象を受けます。
以下は私がやっている行政書士事務所の宣伝です。
※メルカリで頻繁に売買しているのに古物商許可を取得していない人はいませんか?
メルカリで頻繁に売買をしている場合は、古物商許可を取得する必要がある場合が多い傾向です。
※必要がない場合もあります。
古物というと中古と思い、私は新品しか扱っていないから必要ない!と思っていないでしょうか?
新品でも古物とみされる場合があります。
そのことを知らずに継続的に売買していると、知らずのうちに古物営業法の違反をしている可能性があります。
(※3年以下の懲役または100万以下の罰金)
実際に古物営業許可が必要か?確認することをお勧めします。
以下の私の事務所のHPを見ていただくと、チェックポイントを記載しています。
気になる方は参照ください。