【値付け】値段のないものに値段をつけて売れるようになるべし。
値段のないものに値段をつけるのは難しいです。
ただ値段をつけるだけなら誰もできるでしょう。さらにいえば100円など値段はついているけどいわゆる最低価格をつけることも比較的簡単でしょう。
が、ソコソコ高い値段で売るということになるとかなりの高難易度と思えます。
私の観察している限りだと、できない人が80%くらいです。
私はnoteにて自分の体験記を売っています。ソコソコ高い値段をしていると思いますが、しっかりと売れています。(件数はドヤれるほど多くないですが)
人のよっては、金とらないで無料にすれば?と思うでしょう。金の亡者っぽくも感じ嫌悪感を抱く人もいるでしょう。
が、そんなことをいったら、世の中にあるすべての有料商品においても同じじゃねえ?となりませんでしょうか?
お金を払っても買いたいと思う人がいるから成り立つわけです。
むしろお金を払えば自分のほしいものが手に入れる状態にある方が健全でしょう。
そのことに気が付かねばなりません。
値段がないものに値段をつけてソコソコ高い値段に売るために必要だと私が思っていることを一部ご紹介させていただきます。
今回の記事はかなり抽象度が高いので、意味不明に思う人もいるかもしれませんが、わかって書いています。ご了承ください。
目次
※そもそもにおいて「物・サービスの価値」を理解できないと話にならない
そもそもが「物・サービス」は人のよって価値が違います。
その辺に落ちている石は、多くの人には価値が0円でも、思わぬ強風でブルーシートを敷くことができずに困った人になら、1000円で売れるかもしれません。
この状態を0円の石を1000円で売るのは金の亡者なのでしょうか?ブルーシートを敷きたい人は1000円でも石がほしくて、むしろ感謝されるかもしれません。
ウィンウィンなわけです。
昔話の「わらしべ長者」があります。わらを交換しまくっていたら、最終的に豪邸になった話です。それが最たる例です。
何も考えずに、ボケーっと生活してるとその事実には気が付きにくいです。が、よーく注意して観察していると「0円の石」を「1000円でも買いたい」という人がでてくるときがあるわけです。
まずは、世の中にある商品・サービスが常に一定であるわけでなく、流動的に上下に動いていることを認識できないといけません。
欲しい人がいるということを理解するのが大事。
商品・サービスの価値が流動的で上下に動いていることができたら、次は、どんな人が欲しいと思うか?を想像する必要があります。
上述した例で言えば、その辺に落ちている石をどんな人なら1000円出しても欲しいのだろうか?を想像するわけです。
そして、そういう人がどれくらいいるのか?も検討します。
ソコソコいれば、売れてる可能性が高いでしょう。
その辺に落ちている石ではなく、そういう人にむけて自分で商品・サービスを作って販売するのもありです。
その際には、欲しい人ならいくらまでなら無理なく買うだろうというラインを決めて高く売ればいいわけです。
高く売れるものを無料提供して、売れないものを一生懸命売っている場合をよく見る
私が観察していて思うことが、高く売れるだろうなと思う価値の高いものを無料提供していて、もったいないということです。
かといって、高く売れそうにない低価値のものを一生懸命に宣伝して売ろうとしているケースも見かけます。
それは商品・サービスの目利きができていない典型例と思えます。
自分が売りたいものを売るのでなく、欲しいと思う人がいるものを、ソコソコの値段で売ればいいという発想が大事と思えます。
※行政書士業務をやるなら値付けの訓練をすべし
行政書士業務は、基本、書類の作成代行になるので、やろうと思えば顧客自身ができます。
さらに、原価が自分の人件費であることが通例なので、あまりにも仕事を取りたい意識が強いと超薄利でも受注することになるでしょう。
売上は多くても手残りがほとんどない状態で仕事を受けまくっている方も一部いるのを知っています。
そうならないようにするには、適正な値段をつけることができる力が必要です。
適正な値段でサービス提供できれば、利益も残り、継続してできるでしょう。
そんなことを考えなくても、他の行政書士さんがやっている報酬と同じにするという方法もありでしょうが、そうしているといつまで経っても値段をつける能力が磨かれません。
値段があってないようなものに適正な値段をつけるという努力をしていきたいものです。
私はnoteで自分の体験談を売ることにより、適正な価値・値段をつけられるよう鋭意努力しています。