一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

経験を積んでもスキルアップにつながらない業務が多い職場なら転職を考えるべし。

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今回の記事は、サラリーマンとして働いている方やアルバイトで働いている人に対しての記事です。独立開業した人向けの記事ではありません。

 

考え方は人それぞれですが、私は時給や月給で働くとした場合に、重要視しているのがスキルアップできる経験ができるか?です。

 

「給与」や「やりがい」などは2の次にしており、劣悪な職場環境でも安月給でも、ある程度は我慢します。

 

スキルアップできる経験ができていると思えるうちは。

 

逆に言えば、スキルアップが見込めなさそうと判断すれば、その職場から角が立たないようにして辞めるようにしています。

 

スキルアップにつながらない業務をひたすらやっているとポンコツ人間になってしまうからです。

 

年だけを重ねて、スキルが何もない人になってしまったら、人生ハードモードになりえます。

 

そう思う背景をご紹介します。

 

※あくまで自分の市場価値を高めて、多く稼ぎたいと思う人向けの話です。

ただ働ける職場があれば良いという考えの人には向きませんので、ただ働ける職場あれば系の考えをする方はスルーしてください。

 

何も考えがないと雑務をやらされがち

 

仕事をするなかで、何も考えずに上司から言われたことをやっていると、やることが基本雑用になりがちです。

 

典型的な具体例は以下です。

 

・この書類コピーしといて。

・この書類を遠方まで取りに行って。

・この封筒に宛名を書いて。

・封筒に書類を封入して。

・この書類の内容を〇〇に転記して。

 

これらの仕事を大量にふられて、こなしていると仕事をした気になるかもしれません。

 

が冷静にスキルアップにつなかっているか?を考える必要があります。

 

上記に上げたような業務内容を3年くらいやったとて、特段に経験になりえないでしょう。

多少の段取りが悪くなるかもしれませんが、アルバイト1日目の人でもできる業務だからです。

 

自分のやっている仕事内容が上記に例示したような業務が多くないか?を確認すべきでしょう。

この点を意識していないと、誰でもできる雑務がメイン業務のポジションにされてしまいます。

 

こうなると、会社にいいように使われることになりえます。

反抗して転職を考えたとしても、コピー取りを3年やっていました的な人には価値がつかないでしょう。

つまりは転職はできないために、待遇が悪くてもその会社に在籍するという選択しかできないわけです。

 

そのように足もとを見られるために、徹底的に安く使われることになりえます。

そういう手遅れになる前に、雑務系が仕事が多いと思ったら、速攻で転職に動くのが良いでしょう。

 

楽を望む人は単純作業でも満足してしまう

 

さらに仕事をする側にも問題があるケースがあります。

 

上記のような単純作業は、作業としてはソコソコ大変ですが、業務内容は簡単で誰でもできます。

つまり新しいことを覚える必要がなく、楽といえば楽なわけです。

 

スキルアップにつながる業務の一例では、システムの動かし方を覚えたり、専門用語を覚えたり、ルールを新たに覚える必要があります。

これらを覚えれば、他でも転用でき、できる業務範囲が拡大します。

 

ただ色々と新しいことを覚える必要ができてきます。

その過程で間違えて、怒られることもあるでしょう。

 

となると、新しいことを覚える必要もなく、怒られない単純作業をやろうという人がでてきてもおかしくはありません。

サラリーマンであれば、それでも目先の給料は同じだからです。

 

というわけで、会社側からだけでなく、社員側でもスキルアップにつながらない仕事を選んでしまう場合もありえるわけです。

 

この点は、自分の胸に手を当てて、自問自答し、当てはまるなら行動・考え方を改めるべきでしょう。

 

スキルアップできない単純作業をやる人は社内で冷遇される

 

その雑務系の単純作業を多くやっているうちは、社内的な立場はあまり良くはありません。

なぜならば、すぐにバイトを雇えば代替可能だからです。

 

3年働こうが5年働こうが、社内的な立場は良くはならないでしょう。

逆に3年も働いているのに、雑務以外の仕事が何もできないと、1日目のバイトよりも立場が悪くなる可能性すらありえます。

何かがきっかけで人員削減することになれば、まっさきに首を切られる候補になるでしょう。

 

というわけで、経験を積んでもスキルアップにつながらない業務が多い職場なら転職を考えるのが妥当と思います。

 

※雑務をやらされている人からの転職相談が多い

 

私自身の年齢が46歳ということもあるせいか?話をする人も同世代(40代)の人が多く、そういう人から相談される機会が増えました。

 

会社からの待遇が悪く転職を考えている系です。

 

何年も会社に尽くして働いてきたのに、「この待遇はなんだ!そんな待遇なら辞めてやるぅ~」的なことを相談されます。

 

悲しいかなで、そういう同世代(40代)の人の仕事内容を聞くと上記で例示したような雑用系の業務を〇〇年やっている場合がほとんどです。

 

転職を考えたところで、誇れる経験がないわけです。

 

一方で客観的な事実として、40代という伸びしろのない年齢で、経験がほとんどない状態では、価値が付きにくいことも理解せねばなりません。

 

転職できても給料は下がるでしょう。

そして、正直、40代まで楽をして生きてしまった場合はスキルアップする努力をするのは難しいのも現実です。

 

というわけで、経験を積んでもスキルアップにつながらない業務が多いということは、かなりの癌になりえます。

そういう職場であれば、給料が下がるようなことがあっても手を後れになる前に転職を考えるが無難に思います。

 

もう一方では客観的な自分の立ち位置を理解して、現在の雑用をこなすポジションを甘んじて受け入れるというのも生き方の一つに思えます。

 

いわゆる窓際族ですが、個人的には窓際族の生き方もありで、ある種誇れるものだとも思っています。プロ窓際族的な立ち位置もそれはそれで面白いように思えます。

 

もし私がいまだにサラリーマンである道を選択していたら、きっと、プロ窓際族の道を歩いているんだろうなと思ったりします。

 

※あくまで私の個人的な考えです。

 

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