一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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行政書士業務で忙しいアピールは逆効果?

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行政書士は開業しても、仕事が取れない人が大多数と言われています。

ゆえに、仕事を取れるようになると、「忙しいアピ―ル」をする場合がでてきます。

 

個人的は、これは一定の顧客(見込み客)には逆効果ではないか?と思っています。

 

※忙しい系の発信をされている方を否定・批判しているわけではありません。

誤解なきようお願いします。

 

そう考える理由をご説明します。

 

ターゲットが行政書士開業者なら効果的

 

もし、忙しいアピールをしている行政書士さんの狙っている顧客が仕事が受注できなくて困っている行政書士開業者だったら効果的に思えます。

 

通常は行政書士を開業したら、同業者を注意深く観察するでしょう。

特にうまく行っている人がいれば、特にその人を観察すると思います。

 

ゆえに、そういう人たちが見ているであろうことは容易に想像できるため、その人達向けに、「私は仕事が受注できすぎて、忙しい人だよ~」という値千金のアピールになりえます。

 

そこに集客方法系のバックエンド商品を抱えていれば、一定確率でマネタイスができるでしょう。

する気がなくても、やろうと思えばできる状態は作れます。

 

が、行政書士ではなく、一般の人を対象をしていた場合はどうでしょうか?

 

忙しい人に依頼したいと思うだろうか?

 

当たり前ですが、依頼をしたら、その依頼を真剣に全力でやってくれることを依頼人は望むはずです。

 

忙しい人に、その期待ができますでしょうか?

 

私が顧客だったら以下を不安に思います。

 

困って相談のために電話したら、すぐ出るか?

出たとしても、「忙しいので、後で折り返す」となって後日の連絡とはならないか?

ラインをしても、なかなか既読にならないのでは?

返信も遅いのでは?

忙しいから、流れ作業的に業務をこなすのではないだろうか?

バイトに丸投げするのではないだろうか?

仕事の着手が遅いのではないだろうか?

他にやることが多いため、進捗も遅いのではないだろうか?

 

そして、この心配は杞憂に終わらず、高確率で「実際に現実のものになる」と思えます。

そういう状態のことを忙しいというのが通常だからです。

 

逆にいうと、忙しいアピールをしていると、「私に依頼すると上記のような対応しますよ」という逆効果にもなりえるように思えます。

 

少なくても私はそう受け取ります。

 

もしあなたが顧客だったら依頼したいと思うでしょうか?

と自問自答してみるべきでしょう。

 

依頼するっしょ!と思うなら、問題なく忙しいアピールを続けても良いと思えます。

私だったら依頼をしたいと思いません。

 

しっかり十分な時間をかけて余裕もってやってほしいからです。

そうしてくれるのであれば、料金が倍になってもいいとさえ思ったりします。

 

そして、そういう対応をしてくれる人と容易にコンタクトできる状態を保っておきたいと思います。

 

※私の事務所は忙しくなるくらいなら依頼を断ります。

 

これは私の事務所運営のポリシーです。

 

依頼を受ける上でお客様と約束する品質ガイドラインを設け、下記のようにHP上で明記しています。

 

 

忙しくならないようにするだけでなく、十分な時間を使うことも約束しています。

 

 

そんなことをしたら、仕事が減って(こなくなって)食えなくなるんじゃないの?と思うかもしれません。

 

私は、それで仕事が減って(こなくなって)食えなくなってもいいという考えをしています。

 

自分がされたら嫌に思うからです。

 

そんなことを思っているので、私は忙しいアピールはせずに、むしろ時間はある!ということを売りにしたいと思っています。

 

※忙しい系の発信をされている方を否定・批判しているわけではありません。

誤解なきようお願いします。

 

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