一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

行政書士事務所の名前の決め方で注意すべきことは?

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↑お店名が入った看板。

 

行政書士事務所を開業する際に、事務所の名前をどうすべきか?悩みどころです。

群馬さん

 

自分の名前+行政書士事務所とする名前の決め方が多い気がします。

 

私も基本的には自分名前+行政書士事務所にしようと思っていますが、どういうことに気をつけて決めた方が良いかをまとめてました。

 

当たり前なことですが、どれが正解というのはありません。個人にそう思うということをご紹介させていただきます。

 

※該当している事務所名を批判しているわけではございません。

英語を事務所名に入れる

 

かっこいいけど、呼ぶ書く検索するときに相手が面倒に思う名前は控えた方が良い気がします。

 

たとえば、かっこよさげな英文字の「Website Analytics 行政書士事務所」としたとします。

(※たまたまワードプレスを開いていてWebsite Analyticsを言う文字が目に入っただけです。)

 

パッと見の印象でネットに強そうな行政書士さんな気がしますが、色々と問題がでてくることが想定できます。

 

何て呼ぶの問題(微妙に間違えて呼ぶ問題)

 

ウェブサイトアナリティクス行政書士事務所と呼ぶとしても、正式に正しく読める方は少ないと思います。

 

この場合、第3者と取引する場合に、色々面倒が発生します。

 

まず、読めない(間違えたら困る)ので、イチイチ何てお読みするのですか?を聞かれることが多くなります。

 

そして、伝えても、正確に読まれるかどうかも難しいです。

 

ウェブさん

ウェブサイトティックさん

アナテクさん

 

など、さまざまな微妙にづれた名前で呼ばれることが想定され、もっと呼びやすい名前で付ければよかったなあと後悔する可能性が高いと感じます。

 

書くのがめんどくさい、間違えやすい問題

 

Website Analytics という文字を正確に書くのは、難しいと直感でわかります。

 

まず、それぞれの頭文字の「W」ebsite 「A」nalytics が大文字で、それ以外が小文字になっています。

 

わざわざ頭文字を大文字にできる人は少ないと思います。

 

それに加えてAnalytics という英字も見ないでスラっと書ける人も少ないと感じます。

 

Websiteなら見ないで書ける人もいると思いますが、Websateと「i」を「a」で書く人も一定数いそうです。

 

このように書類に事務所を正確に書かなければならない場合に、かなり面倒で、相手側にもかなりの負荷をかけることが予想されます。

 

グーグルなどの検索窓に打ち込みにくい

 

読みにくい、書くにくいということは、グーグルなどでネット検索されずらいということに直結します。

 

そこに頼みたいとしても、検索することができずに他に流れるケースも考えられます。

 

ゆえに、未来の顧客がグーグル検索しやすい事務所名の方が良いと思えます。

 

事務所名に地域名を入れる

 

検索という意味で考えると地域名が入った事務所名は有効だと思えます。

 

検察する人は、おそらく地域名+行政書士+「依頼したい仕事」でする人が一定数いると思えます。

 

そのため、事務所名に地域名が入っていると検索の観点からは◎と感じます。

 

事務所名が不自然になりがち

 

事務所名に地域名を入れる場合は、自然に思える事務所名になりにくい点だと思います。

 

一番すっきりしそうなのは、〇〇行政書士事務所「地名支店」だと思います。

 

が、行政書士事務所は法人でない限り支店は持てないので、その名前は使えません。

 

地域名+行政書士事務所としてしまうのもアリと思いますが、通常は名前+行政書士事務所が多いため、顧客の勘違いを誘発し面倒になりそうな気がします。

 

〇〇地域の氏名+行政書士事務所というのも考えれますが、事務所名としては長いです。

 

書類にイチイチこの長い名前を書くことを想定すると、ゾっとします。

 

何か良い地域名の入れ方があれば良いですが、2022.5時点では思い浮かびません。

 

自分の氏名+事務所名が無難と思える。

 

色々検討すると結局自分の名前+事務所名が無難と思えます。

 

一般的にそう思われているのを、あえて変える必要もないと思えます。

 

自分の名前でない事務所名にすると、高確率で名前の由来について聞かれ、説明するという無駄な時間が多くなることが想定されるからです。

 

ひらがな名字+事務所名で検索上位が取れれば最高

 

個人的にはひらがな名字+事務所名で検索上位が取れることが最も良いと思っています。

 

最初のうちは、たまたま選ばれるだけだと思いますが、時間が経っていくうちに、氏名検索されて仕事を受注できるようになるのが強いと感じます。

 

私自身が、人の名前で検索して、ブログをチェックすることが多いからです。

 

氏名検索で検索上位になればグーグルに振り回されることなく安定的に仕事を受注できるようになると思います。

 

ひらがなは単純に漢字より書くのが楽であり、外国人を相手にすることを考慮したときに、ひらがなの方が良さげな気がするという個人的な思い込みです。

 

行政書士検索で調べてみるべし

 

自分の頭の中で色々考えていてもしょうがないので、実際に、どういう事務所名をつけているか?を具体的にチェックした方が参考データが取れます。

 

これで、自分の開業しようと思う地域にいる行政書士さんたちを調べるとある程度イメージができるようになると思います。

 

※微妙と思えば事務所名を変えればいいだけ

 

色々と書きましたが、とりあえず事務所名をつけてみて、微妙と思えば後から変更すれば良いだけです。

 

あまり深く考えずに、とりあえずやってみるで良いと思えます。

 

ただ変更すると多少のお金や屋号を変更する手続きが発生したり、検索順位も一度下がることになるため、できれば最初から変えずに利用できることが望ましいです。

 

以上、行政書士事務所の名前の決め方で注意すべきことについてあれこれ考えてみました。

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