【中国語】HSK2級をヒアリング88点・読解100点で合格。~感想:合格はしたけども・・~
本日2024.10.15がHSK2級の合格発表でした。
結果は合格でした。
が、別にたいしたことはありません。
漢字が読める日本人なら受験さえすれば、ギリ合格できるの試験だからです。
ゆえに、勝負のポイントは合格できたか?ではなく、どれだけヒアリングができたか?になります。
しかも、仮に点数が取れていたとしても、試験攻略してテクニック的に点数をとれていた場合は、ある意味で負けです。
そういう点においては、私は合格はできていて、ヒアリングもソコソコ(88点/100点満点)とれていますが、実質的に負けです。
その点をご説明します。
試験結果(点数)は想定外に良かった。
私の受験後の手ごたえは、微妙で以下のように考えていました。
が、実際は想定以上でした。
【中国語 HSK2級】
HSK2級合格しました。3級も現在勉強中ですが、3級になると格段に難易度があがる印象です。
ただ勉強法をミスると、上の級に合格していっても会話ができるようにならなそうな印象を受けます。
会話ができるようになる勉強を意識していきたいと思っています。 pic.twitter.com/sjMYp0jFsB
— 川島和秀(行政書士・1人法人社長|群馬県邑楽郡大泉町) (@hm_ceo_) October 15, 2024
私は物事を考える際に、何事も厳しめに見積もります。
承認欲求が0なので、甘めに見積もってドヤるようなこともしてません。
にしても、ちょっと私の体感をズレて過ぎている気がします。
ヒアリング60%予想→88%現実
読解80%予想→100%現実
これはたぶん、私が中国語のできたできないの判定を日常会話ができるか?を軸に判断しているからだと思っています。
ようはテクニック的に点数が取れただけで、日常会話ができるレベルには、ほど遠いと感じているわけです。
HSK2級をテクニックで点数とるとは?
HSK2級レベルだと、読解は日本人なら難しくありません。
問題はヒアリングです。
がこのヒアリングはテクニック的に点数を取ることが可能です。
そのテクニックとは以下です。
単語だけを注意して聞き、その単語が含まれる回答を選択すると正解にほぼなります。
具体例をあげると以下みたいにテクニック的に点数がとれます。
長々と文章が流れても、「イーフ」(服の中国語の読み)が聞き取れた段階で、回答に服が含まれている選択肢を選べば正解になるわけです。
聞き取るべきポイントは「イーフ」(服の中国語の読み)の1語だけです。
そんなんで点数取れるの?と思うかもしれません。
が、HSKの試験がそのように作られているっぽいことが過去問からわかるからです。
ヒアリングの点数がとれていても、テクニック的に回答していた場合なら、単語しかヒアリングできていません。
通常、想像するヒアリング力とは全く違うものと言えます。
合格しても、このテクニックを駆使したやり方をしても、ヒアリング力はほとんど向上しないでしょう。
この点は注意すべきに思えます。
HSK3級もテクニックで合格可能らしい
調べてみると、HSK3級も上記のテクニックを駆使すると合格可能なようです。
HSK3級のレベルは簡単な日常会話ができるレベルとされています。
それゆえに、テクニックに駆使して合格した場合は悲惨な結果になるので注意が必要です。
ようはHSK3級合格(簡単な日常会話ができるレベル)なのに、全く簡単な日常会話ができないということが起こりえます。
これはある意味で逆効果でしょう。
対外的に、簡単な日常会話ができるレベルを資格を持っていると公開しているのに、実際は単語しかヒアリングできない(可能性が高い)からです。
合格よりも日常会話ができることを意識すべし
というわけで、私は合格よりも、日常会話ができるようになることに主眼をおいて勉強していく予定です。
以前、英語でTOIECが900点オーバーなのに、全く英語が話せない人がひどくビックリした経験が私にはあります。
その時の私の印象は、「なんでTOIECが900点オーバーなのに、英語話せないの?」というものでした。
逆にネガティブサプライズでした。
TOIECは読みとヒアリングのテストなので、点数が900点オーバーでも話せない人が一定数いるみたいです。
このTOIECの試験の仕組みを理解すると、たしかにTOIECが900点オーバーでも話せない人がいてもおかしくありません。
要するに本人にそのつもりはなくても、結果的にテクニックを駆使して点数を上げているに等しいわけです。
一般的にはTOIECが900点オーバーだと英語ペラペラをイメージするからです。
TOIECが900点オーバーで、英語話せないとなると、「え!ウソついているの?経歴を盛っているの?」と誤解される可能性が高いでしょう。
そう意味で、逆効果になりうるわけです。
「英語話せると思ったのに、話せないやん!」と
※TOIECが900点オーバーで、英語話せない方をディスっているわけではございません。気を悪くされた方がいらっしゃればお詫び申し上げます。
そんなわけでHSK3級においては、簡単な日常会話ができるレベルとされている以上、それに見合った実力をつけれるよう努力したいと思っています。
テクニックで点数をとって合格したけど、簡単な日常会話ができないとはならないように勉強していくつもりです。