一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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行政書士試験はいつ合格したか?何回目?どれくらい勉強した?

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↑桜咲くイメージ。

 

私がいつ何回で行政書士試験に合格したか?状況をご紹介します。

群馬さん

 

結論からいうとR3の試験で2回目で合格しています。ちなみに1回目はR2に受験し不合格です。

 

総勉強時間でいうと2500時間程度です。

 

簡単とネット上では言われていますが、私の体感だとぶっちゃけ超難しかったです。

 

※勉強開始の法律知識の有無によって体感難易度が大きく異なってくると思われます。

 

以下で詳しくご紹介していきます。

 

R3の試験で2回目。198点で合格

 

行政書士試験は300満点中180点以上取ると合格になります。

・択一問題 240点分(うち56点分が一般知識)

・記述問題 60点分

が内訳になっています。うち一般知識で28点以上取らないと足キリで問答無用で不合格になります。

 

私はR3年の2回目の試験で択一172点(内一般知識32点)記述26点の計198点で合格になりました。

 

 

内訳は以下です。

 

 

2年目の勉強時間は1300時間程度だと思います。

 

具体的にやったこと

・大原アプリ

・合格道場

・ゆーき大学神ノート(記述・憲法)

・LEC公開模試の会場受験6回

・時間対策(超遅く回答しても2時間30で終わらす)

 

やらなかったこと

・肢別過去問集

・一般知識対策

・行政法の勉強(他の科目に比べて極めて少ない時間という意味)

 

 

R2(1回目)は152点で不合格

 

初受験のR2は択一138点(内一般知識44点)記述14点で計152点で不合格でした。

 

 

内訳は以下です。

 

 

1年目は記念受験で♪というわけではなく、1年がかりでガチで勉強して臨んだ結果です。

 

1年目の勉強時間は1200時間程度です。

 

具体的にやったこと

・アガルート入門総合カリキュラム(講義動画3周・計600時間視聴)

・過去問10年分(3~5周)

・肢別過去問集(5~6周)

・(試験1か月前に)市販模試

・(試験1か月前に)記述問題集

 

やらなかったために致命傷になったと思えること

・公開模試を受ける

・時間対策をする

・行政書士試験に合格するには何が必要かを分析すること

 

模試の結果はどうだったか?

 

模試はLECの公開模試を6回受けました。すべて会場受験です。

 

面倒でも会場受験をした方が良いです。

 

自宅受験だと自分のやりたいとき、かつ自分の気力が充実したときにやることが可能で実践向きではありません。

 

会場受験だったら、寝不足でも体調不良でも受けざるを得ません。本番に近い状況で受験できるからです。

 

 

 

 

 

 

 

結局、一番最後のヤマ当て模試の点数の状況とほぼ同じ結果に本試験はなりました。

 

私は250点くらいをとるつもりで毎回やっていたので、自己採点するたびに、このままだと落ちるな!と強烈な危機感を覚えていました。

 

模試で180点超えて安心するというようなことは一切ありませんでした。

 

順位をみてみれば上位10%には全く入っていません。不合格レベルであるという自覚でした。

 

R3で合格できたものの運の要素が強かったと思える

 

基礎法学・憲法・民法・商法会社法ができすぎ。

 

基礎法学・憲法・民法・商法会社法が想定以上に点数が取れています。

 

私のイメージでは実力的に以下のようになると思っていましたが、本試験では、なぜか予想以上に点数が取れました。

 

つまりは本試験では実力以上に運の要素で+24点かさ上げされたと私は思っています。

 

この運の要素がなければ、私の点数は-24点で174点の不合格になっていたと思われます。

 

実際にR3の試験では民法と商法会社法が難しいとされました。

 

民法なら6問、商法会社法なら1問の正解が妥当という判断がされています。

私は民法で8問、商法会社法で4問を正解しており、5問分(点数で20点)、運の要素で加点ができています。

 

実際のところ、私は行政法が嫌いで、その分に民法と商法会社法に勉強時間をかなり割いた事実はありますが、それを考慮しても出来すぎな気がしています。

 

記述の問題運に恵まれた。

 

R3の記述は、R2に受験したことが、とても有利に働いたと思っています。

 

行政法の記述は行政指導の中止の求めでしたが、これはR1の本試験の記述で行政指導の処分の求めが出題されています。

 

行政指導の「処分の求め」と「中止の求め」は、ほぼ同じ条文です。

 

文字通り、「処分を求める」か「中止を求める」かの違いだけです。

 

私はR2の初受験時、前年度の記述問題であるこの処分の求めをみて、こんな論点がでるか!と強烈な印象とともに頭に鮮明に残っていました。

 

なので、R3の本試験では問題を見た瞬間に、秒で解答が浮かびノータイムで記述することができました。

 

加えて、民法の記述の悪意重過失が問われた問題でしたが、これもR2の受験前に、どっかの模試を本試験のつもりで解いたときに出題された問題でした。

 

そのときの記述は書くことができなくて、本試験だった死亡だな!と譲渡制限は悪意重過失か!と強烈に頭に叩き込まれてました。

 

そしたら、見事にその問題がでたわけです。

 

要はR2の受験の直前期に、本番のつもりで模試に取り組んだが解けなくて絶望を味わったショックで頭に強烈に残っていた2問がR3の本試験の記述にでるという運に恵まれたわけです。

 

※行政書士試験が難しいか簡単かは勉強開始前の法律知識の有無による

 

私が行政書士試験の合格に2500時間~費やしているのをみるとビックリされる方もいるのではないか?と思います。

 

ネット上では600~1000時間で合格するというのが散見されます。

 

加えて、3か月で合格したなども目に入ります。

 

がこれは勉強開始前に相応の法律知識があるかないかで違ってくるために起きる現象だと思っています。

 

イメージだと、英単語を1万語暗記した状態で英文を読むのと、英単語がほとんど知らないで英文を辞書を引きながら読む違いのようなものです。

 

そりゃあ英単語を1万語も暗記してたら辞書ひかずにスラスラ読めるでしょ!となるわけです。

 

行政書士試験も同じようなもので、勉強開始前に法律知識をある程度有している人が勉強を開始すると、大した時間がかからず問題が解ける状態になる可能性が高いという理屈です。

 

私は、法律知識が全くない状態で勉強したので、とても苦労しましたし、時間もかかりました。

 

以上、行政書士試験はいつ合格したか?何回目?どれくらい勉強した?でした。

 

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