一人法人の社長かつ行政書士でもある川島和秀のブログです。

資格試験で高確率で不合格になる場合の特徴とは?

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10月~12月では行政書士試験やら宅建試験や賃貸不動産経営管理士など、それなりに受験人数が多い試験が行われました。

 

合否が未定なものもありますが、自己採点の結果、ほぼ不合格になるだろう的なツイートを見かけます。

 

私自身が行政書士試験で不合格になった経験から、不合格になってしまったであろう人が気になり、「なぜ不合格になったのか?を観察して予想する」ことをよくやっています。

 

一般的に合格者の合格体験記はその人固有の経験であり、再現性はありませんが、不合格者の不合格体験は再現性があると言われています。

 

不合格体験記にして発信する人は少ないですが、日々の何気ない発信から、「これなら不合格もうなずける」という言動を見つけて勉強させてもらっています。

 

そういう観察した中で「こういう状態だと高確率で不合格になる」と感じた行動をご紹介します。

 

そもそもの勉強時間が少ない

 

概ね、資格試験には〇〇時間程度勉強すると合格するという勉強時間の目安があります。

 

具体例だと以下です。

 

・行政書士試験 600時間~1000時間

・宅建 200時間~300時間

・賃貸不動産経営管理士  100時間~200時間

 

もちろん、あくまで目安で個人差があり、その時間を勉強すれば合格するものでもありません。

 

実際に私はR2の行政書士試験では1200時間~勉強しましたが、余裕で不合格になりました。

 

が、そうはいっても一応の目安にはなります。

 

上記の合格目安時間よりも少ない勉強時間であれば、確率的に不合格になりやすいでしょう。

 

観察すると、目安とすべき勉強時間よりも大幅に少ない勉強時間で本試験に突入する方が結構います。

 

行政書士試験だと300時間くらいでも本試験に突入するイメージです。

 

「そりゃあ、不合格になるでしょう」と思います。

 

ただこういう状況はハッキリと「勉強時間300時間しかしていない」と発信されません。

 

むしろ会社で激務辛いながら睡眠時間を削って勉強したなり、家族を犠牲にして勉強したなどど努力面が全面的に発信されている場合がほとんどです。

 

が、過去ツイート等をさかのぼって観察していると、「今日は3時間も勉強したからかなり勉強した方だ!」的に勉強時間が圧倒的に少ないであろう事実がわかってきます。

 

勉強する期間が短い

 

ある意味で勉強時間を少ないというのに似ていますが、勉強する期間が短い方も結構見かけます。

 

例えば、行政書士試験であれば毎年11月に行われています。

 

その際の勉強開始が4月~6月ころであったりします。

 

しかも忙しくて時間が取れない等ではなく、1年前から勉強するのは早いと判断しているような印象を受けます。

 

この点においても、1年前からスタートした人と比べれば、一般的には不利になります。

 

一定レベルの知識を有していれば合格する試験ではなく、合格人数を限定した難関試験では「そりゃあ、不合格になるでしょう」と思います。

 

模試で自分の実力を客観視できていない

 

自分の実力は模試を受けることである程度客観視することができます。

 

もちろん模試の結果がすべてではなく、レアケースだと思いますが、最後の模試が終わった後に成績が伸びて合格を勝ち取るパターンもあると思います。

 

が、通常では、模試の結果から概ね合格するか?不合格になるか?を推定することができます。

 

テキスト読んで過去問やってを繰り返して、合格点をコンスタントにたたき出せるのであれば比較的問題はありませんが、多くの場合はそうはならないでしょう。

 

模試の結果を受けて、足りないことを自覚し、そこから合格点に到達するように勉強方法を修正していかねばなりません。

 

ある意味で資格試験はこの勉強方法を修正することが合格のキーポイントであると私は思っていますが、「模試の結果を見て見ぬふりをした場合」が不合格になっている印象です。

 

実際にR2に行政書士試験に不合格になった私が模試を軽視していました。

 

模試を受けずに、「想定より多い勉強をすれば余裕で合格っしょ」と直前期まで模試を受けずにいたことが敗因でした。

 

直前期になって模試を受けたらボロボロで、修正しようにも時間がなく詰んでしまいました。

 

 

※準備万端で臨んだのに惜しくも不合格という方はほとんどいない

 

 

観察していると、「この人でも不合格になってしまうんだ」とビックリする場合もありますが、よくよく追ってみていると、実は勉強時間が少なかった等がわかってきます。

 

プロ野球の故野村克也監督が「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」と名言を残していますが、資格試験においても、まさにその通りだと思います

 

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