自動車税(環境性能割・種別割)申告書の自動車取得税・自動車税の欄はどういうときに記入するか?
↑自動車税申告書を提出すると押される自動車税事務所の押印
自動車税申込書は比較的簡単に書けますが、自動車取得税・自動車税の欄は少し戸惑います。
群馬さん
↓の赤で囲んだ箇所が自動車取得税の欄です。
それ以外の欄について、車検証を見ながら指示のある通りに書いていけば、特段問題なく記入していくことが可能です。
ネットで調べてもこのあたりは書き方がたくさん列挙されています。
ただ、自動車取得税の欄について、ネットで調べても私が調べたかぎりでてきません。
※車によって税金が違うため、スパっと明示して「こう書いて!」と言えないからだろうと推察します。
私も明確に「こう書いて!」と明示することはできませんが、何を書けばいいかというザックリしたことを紹介します。
自動車税環境性能割とは?
自動車税環境性能割というと何?という気がしますが、要は自動車取得税のことです。
政策的に消費増税をするために、代わりに自動車取得税を無くします!としたものの、自動車取得税の代わりに、ほぼ同じ意味の自動車税環境性能割を導入したという流れです。
要は自動車取得税のことです。
2022.5月現在は以下のようになっています。
出典:ソニー損保
ざっくりとしてイメージで自動車を取得すると購入した価格に対して1%~3%が環境性能割として税金かかってくるということになります。
これは取得価格が50万を超える車両に対して、新車・中古車を問わずかかってきます。
環境性能割で税金がかかる場合に自動車取得税の欄を記入
販売価格が50万を超えるばあいで、いわゆるエコカー以外であったときに、環境性能割という名の自動車取得税がかかってきます。
その金額を以下に書いていくということだと思います。
実際には記入するだけでなく、そこでその分の税金を支払うことになると思われます。
環境性能割いくら払うのか?
ざっくり販売価格の1~3%が環境性能割で払う金額ですが、もう少し正確に伝えると、
財団法人地方財務協会が発行する「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に記載されている課税標準金額(概ね価格の90%程度)を基準に税率をかけるようになっています。
300万で車を購入したとすると、イメージで2.7万~8.1万になります。
課税標準金額:300万×90%=270万
環境性能割:270万×税率(1~3%)=2.7万~8.1万
このくらいの金額を自動車税事務所で支払い、この申し込み書に記入していくことになると考えておくと良いと思います。
自動車税の欄
自動車税の欄はいわゆる年に1度払っている自動車税を払っていない状態で、移転登録をした場合に、そこにその額を記入し、納付することになると思われます。
金額のイメージは以下です。どれくらい支払うことになるのかイメージができると思います。
↓自動車税の金額一覧です。
出典:ソニー損保
※事前にどういうことを書くか理解しておかないと結構とまどう
何も調べずにいくと、戸惑うので、事前にある程度何を書くのかを理解しておいた方が良いです。
私がいった税事務所では、総合受付みたいところはなく、気軽に質問できるような雰囲気ではありませんでした。
全員が、当然に何を書くかを理解している前提で、物事が進んでいるようでした。
車を取得したときに、自動車取得税がいくらかかるか?自動車税は支払っているか?等を理解しておけば、大きな間違いはならないと思います。