一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【行政書士試験】ある程度「的中」している行政書士受験生の合否予想~どうやって予想しているか?~

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私は3年くらい前から、かなりの行政書士受験生をチェックしています。

 

行政書士試験に合格する勉強法を研究・分析するためです。

 

そうする理由は私が合格体験記を書いて有料販売しているからです。

【行政書士試験】勉強すれども点数がイマイチ伸びない方へ!「正しい方向の勉強をしているか?チェックする方法」のご紹介。

 

 

合格体験記によくあるドヤる俺ってすげえだろ目的の独りよがりの合格体験記にならないように気を付けています。

 

そのためには、自分の体験をベースにできるかぎり客観的に行政書士試験を見つめ、一般的には受験生がどういうところで躓き悩むか?を理解する必要があるわけです。

 

その材料に、多くの受験生をかなり詳細に長期にわたってウォッチしチェックするわけです。

 

そんなことを3年もやっているために、概ね受験生の合否がある程度の精度(正確性)であたるようになってきました。

 

R5もあと約1か月もすれば、その答え合わせができます。

 

一応、私がこういう判断で合否予想をしているということを書いておきたいと思います。

 

※この記事は個別に受験生を特定して合否予想をしているわけではありません。その点は誤解無きようお願いします。

 

あくまで、一般的にこういうことをしている人は合格しやすい・不合格になりやすいという例示です。

 

合格しやすい人①:模試で高得点を連発している(例外もある)

 

もっとも簡単で誰でも思うのは模試で高得点を連発している人が合格しやいということです。

 

具体的に言えば、模試で180点以上をコンスタントに取っている人は、ほぼ合格するとみて間違いがないでしょう。

 

ただ例外もあります。

 

模試で高得点を連発しているっぽい人でも不合格にあるケースがあります。

 

まれに高得点を取った時だけを選んで発信する人がいます。そういう人は合格確率は50%くらいでしょう。それほど高くありません。

 

高得点を連発しているように演出されていますが、実際は点数にムラがあるのが予想できます。

 

漫然と観察しているとわかりませんが、しっかりチェックしていると、「あ~。この人、今回の模試は点数悪かったから、受けてない振りしているな~」というのがわかります。

 

が、数度とはいえ、180点以上をとれているので、50%くらいは合格する確率はあるでしょう。

 

合格しやすい人②:模試の点数が悪くてもしっかり分析している人

 

模試の点数が160点~170点くらいの人でも、模試を受けて、何が悪かったのか?をしっかり自己分析している人は、合格するチャンスはあります。

 

苦手をなくす努力や得意科目を伸ばす勉強ができる可能性が高いので、ギリギリまで点数が伸びる可能性があると私は思っています。

 

受験生の中には自分の弱いところを見つめるのを嫌って、自分の好きな独自の勉強をやる人が結構います。

 

ようは自己分析ができない人が多いわけです。

 

そのため、行政書士試験のような難関試験では、模試を受けて、何が悪かったのか?をしっかり自己分析ということは、合格するためのかなり重要な要素に成り得ると私は思っています。

 

その自己分析ができているというのであれば、直前の模試が悪くてもギリギリまで合格するチャンスはあると思えます。

 

不合格になりやすい人①模試を受けていない

 

模試はあくまで模試で本試験にあらずという人もいます。

 

が、多くの受験生が受けるものであれば、相対的に自分の実力を推し量るには有効になりえます。

 

健康診断にイメージを私は持っています。

 

健康に注意しているなら健康診断を受けるでしょう。その検査結果の数字をもって、改善方法を考えることができます。

 

頭痛が常態化しているときに、「たぶん風邪っしょ。薬飲んで寝ればそのうち治るっしょ」としていては、後々に取り返しのつかない大病に繋がるかもしれません。

 

模試を受けないというのは、自己流の勉強をひたすら継続することであり、正しかったなら良いですが、間違っていれば不合格に直結します。

 

しかも確率的には間違った勉強をすることになるのが通常です。

 

模試を受けずに、毎日勉強時間を計測していたり、問題集の周回数を気にして勉強している人はかなりの高確率で不合格になる私は思っています。

 

ナビなしで知らない場所にいくようなもので、進む方向が高確率でトンチンカンになるからです。

 

不合格になりやすい人②よくわからない我流の勉強をする人

 

複数年受験生になると、この傾向がみられます。

 

勉強の年数が増えるにつれて、合格のための勉強から、自己満足の勉強へと行ってしまう人がマレにいます。

 

「〇〇っていう判例は、深く読み解くとこういう節もあって、△△という見方も実はあるらしい。」みたいなズレた勉強に走ってしまいます。

 

こうすると、なんとなく法律を深く勉強している気分になりますが、本試験では△△という見方が問われることがありません。

 

もしくは難しい学術本みたいものを読み込んだりする方向に行く人もいます。

 

模試を受けると高確率で低得点になると思いますが、そのことをわかっているがゆえに模試を受けることもしていない人が多い場合がほとんどです。

 

が、そんな勉強をしていても合格しにくいのは明らかでしょう。

 

不合格になりやすい人③模試を受けても点数を公開しない

 

模試を受けていても、点数を公開していない人は公開している人に比べると合格確率が低くなります。

 

模試を受けている分、受けていない人よりは合格確率は高くなりえます。

 

が点数を公開しない・できないということは、「自分の弱いところを向き合う力が弱い」という可能性が高いと予想できるため合格確率は下がります。

 

点数が高ければ、通常はドヤる意味もあり、喜んで公開する人が多いでしょう。

 

ゆえに点数を公開しない・できないということは、点数が低かったということが推定できます。

 

がそのことを公開しないということは、自分の弱いところは見せたくない・見たくないというスタンスとも言えます。

 

つまりは自己分析力が弱いと判断できます。

 

自己分析力が弱ければ合格する確率は高くはないと思えます。

 

※不合格になりやすい人は「自分の弱い」ところを見たがらない

 

合格するには、合格するという目標に対して近づけるように日々勉強することが必要です。

 

そのためには定期的にゴール(合格)にしかり近づいているか?をチェックする必要があるわけです。

 

近づいていればおkで遠ざかっていれば修正しなければなりません。

 

が、合格から遠ざかっており、勉強法を修正しなければいけないことがわかるとショックを受けるのが人間です。

 

そのショックに耐えられないために、チェックをしないという人が一定数いるわけです。

 

そのチェックにあたるのが模試で、ゆえに模試を受けない人は不合格になりやすいと私は思っています。

 

たくさん勉強してきたのに、模試で悪い点数を取るのが怖くて模試を受けられないという心理状況だと思えます。

 

まれに奇跡的にその人の勉強が正しい方向であった場合は、それでも合格できるでしょう。

 

が可能性としてはかなり低確率と思えます。

 

観察していると、こういう方は結構多い印象を受けます。

 

そういう視点でみていただくと、おそらく合否の結果をみたときに、やっぱりそうだろうね!となっている確率が高いと思います。

 

※私が観察している限りあくまでそういう傾向があるということです。当然そうなると言っているわけではありません。

 

番外編:4年目以降の受験生になると勉強している発信がなくなる

 

上記で模試の点数の公開について言及しましたが、4年目以降の受験生のなると勉強している事実すら発信がなくなってきます。

 

おそらく勉強していると思います。

 

が、行政書士試験の勉強している発信は数か月に1度あればいい方ぐらいまで落ち込みます。

 

ゆえに、4年目~受験生は合否予想は困難極まります。

 

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