一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【お金の使い方】自分の寿命を考えてお金を使い切る努力を私がしている理由。

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↑お金を使うヒヨコ。

 

私は、以前に比べるとお金を使うように努力しています。

 

お金の使い方が荒く、浪費癖のある人には、この感覚は理解しにくいでしょう。

 

私自身も浪費癖のある人が近くにいたことがありますが、浪費癖のある人は、なんでもかんでもすぐにお金を使います。際限がありません。

 

所得水準が上がれば、上がった分だけ高いものを買うわけです。ゆえに常にお金はゼロくらいになりえます。

 

そういう人にお金を渡せは一瞬で億のお金でもキレイさっぱりなくなるでしょう。

 

が、私自身がそうですが、使えるお金が少ない家庭で育った場合は、お金の使い方が超シビアになります。

 

むやみにお金を使いません。本当に自分にとって意味があるというものしかお金を使わないようになります。

 

それゆえに、「お金があっても使わない、使えないということ」が人生の後半において起きてきます。

 

そのため、人生の後半においては、人生の前半で意識していたことと一転して、お金を使う努力をすることになります。

 

私は2021年くらいに、このままのペースだと使い切らないんじゃねえ?と思うようになり、あえて使うように努力を始めました。

 

私の場合は離婚歴のある独身で子供もいなく完全独り身です。結婚も考えていません。つまりはお金を残す意味がないわけです。

 

いかにお金を減らしていくか?自分の好きなことに使っていくか?が今後の人生において焦点になってきます。

 

この点を詳細にご説明します。

 

【注意事項】ものすごくお金があるわけではない

 

お金を使いきれないほど、お金を稼いだんかい!と思うかもしませんが、そうではありません。

 

自分の貯金額、収入・支出を考慮した場合に、「どうやら使い切らなさそう」という状態のことを指します。

 

極端な話、月の収入が10万で支出が5万で貯金が1000万であっても、理論上ではお金を使い切りません。ましては、この状態で65歳になると年金が支給されます。

 

※年金が破綻する論者もいると思いますが、年金は確率統計の問題で破綻しないようにコントロールが可能です。年金額が減ることはあっても、破綻の可能性は極めて低いでしょう。

 

年齢を引き上げれば年金多くもらえますよ~とやっているのも、コントロールの一つです。その間に、その人が天に召されることがあれば政府は丸得で、破綻リスクは低減できるという話です。

 

年金開始年齢も70歳や75歳にするだけでも、かなり年金の財政問題は改善するでしょう。

 

というわけで、年金は多少の誤差はあっても、もらえると計画して問題ないというのが私の考えです。

 

さらに私にはidecoもあります。私の見込みだと65歳になるころには、2023.10時点の資産から3倍程度になっていると思っています。

 

証券会社出身者がidecoを20年以上運用するとどうなるか?

 

など色々と考慮すると、「明らかに使い切らなくねえ?もう少し使った方が良くねえ?」となるわけです。

 

※貯金1000万じゃ少なくねえ?と思う人もいると思いますが、あくまで例示です。そういう人は貯金額を5000万や1億に置き換えて考えてください。

 

無理に無駄に浪費する必要はありませんが、自分がしたいと思っていたことでやらないでいたことは、積極的にやったほうが良いと思えます。

 

たとえば、温泉が好きなのであれば、月に1回くらいは予算5万でソコソコいい温泉に行くみたいな計画をするわけです。

 

美術が好きならば、遠方のピカソの個展にいくのもありでしょう。実際にスペインにいくのもアリに思えます。

 

というように何十億も稼いでいる状態ではなく、極めて普通の人に起こり得る状態のことを想定しています。

 

お金を使うことに慣れている人には、お金を使うなんて余裕と思うでしょう。

 

が幼少期より、シビアな金銭感覚で生活していた場合は、わかっていても簡単には使えないわけです。

 

お金があるのに無駄に節約をしてしまうリスク

 

お金を使い方を超シビアにして人生の前半を過ごしてきた場合は、お金を使わないで生活することが染みついています。

 

ある意味、しょうがありませんが、冷静に考えるともったいない生き方をしていると思えます。

 

人生の前半ではお金がなく、ないがゆえに金銭感覚が超シビアであることは致し方ありません。

 

将来的に使うかもしれないために備えておくことも大事だからです。

 

が、金銭感覚が超シビアであると、人生の中盤ころになると、ソコソコお金が貯まってくるのが通常です。

 

つまりは、程度の差はありますが、「月の収入が10万で支出が5万で貯金が1000万」みたいになってきます。

 

この状態になっても、相変わらず金銭感覚が超シビアのままである人も多いと思えます。

 

慣れている生活スタイルを変えられないためです。

 

が、「このままいくと一生貯金は貯金のままで使わずに終わる」という事実に冷静に向き合わねばなりません。

 

人によっては、それで良いと思うでしょうが、客観的にみると、もったいないように思えます。

 

・温泉好きなら温泉にいけばいいのに?

・ピカソが好きなら個展に行けばいいのに?

・ゲームが好きなら月100万くらい課金してもいいのに?

・健康に気を使うなら健康に良い高級食材を買い集めてもいいのに?

 

と思いませんでしょうか?

 

がお金がなかったときの名残で、十分なお金があるにもかからわず「行かない・やらない・しない」という選択をしてしまいがちです。

 

その事実を冷静に受け止めるべきでしょう。

 

私は2021年より、その事実を受け止め、お金を使う努力をしているわけです。

 

使ってこそのお金なのに、使わずに貯めることしかできていない本末転倒な状況を改善させる必要があると判断しました。

 

楽しむために積極的お金は使うべし

 

年をとっていけば、健康状態の悪化や欲の低下により、したいことが若い時よりも無くなってきます。

 

その場合は、ますますお金を使わなくなります。

 

貯金通帳の残高が増えることが楽しみかもしれませんが、正直、本末転倒でしょう。使ってこそのお金なのに貯めることに満足しているからです。

 

が、人生の前半において、シビアになった金銭感覚はそう簡単には変わりません。

 

それゆえに、意識して、すこしづつ使っていくように努力していく必要があるわけです。

 

いきなり使いだすとそれはそれで良くない結果をもたらす可能性が高いです。

 

そのため、少しづつ使って、今度は上手なお金の使い方を身に着ける必要があります。

 

※一定レベルで稼げる自信があることが前提

 

お金を使う努力をすると言っても、通常はお金を使うことには抵抗があるでしょう。

 

そのためには、ある程度、お金を稼げるという自信が必要と思えます。

 

・〇〇すれば、たぶん月に5万は稼げるな~

・このままやっているとおそらく〇〇〇万になっているな~

 

などです。

 

「月の収入が10万で支出が5万で貯金が1000万」になって、かつ上記のようにある程度、稼げる算段がついている前提で、積極的に少しづつ使っていくべきに思えます。

 

そういう稼げる仕組みを作ることも、また一興で老後の楽しみになりえます。

 

私が行政書士事務所をやり始めた理由もこの点にあるわけです。お金を容赦なく使い切るための準備という位置づけです。

 

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