一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【お金の使い方】生活費のために働く必要がなくなった後の余分なお金は「積極的に」使うべし

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働く必要がなくなるレベルまでお金が貯まった後のお金を使い方は結構難しいと私は思っています。

 

通常は普通に意識せずに生活するとお金は貯まりません。

 

経済はお金を使ってなんぼで、世の中ではお金を積極的に使うような宣伝であふれていることも一つの要因と思えます。

 

知らず知らずのうちに収入支出になっているものです。むしろ給料体系は収入<支出になるように決められるという思った方が無難かもしれません。

 

そんな中でお金を貯めようとする場合、意識して収入支出を常態化するのが一つの方法としてあげられます。

 

金持ち父さん貧乏父さんで提唱されていることでもあります。

 

収入を上げるというものもありですが、難易度が高いです。誰でも覚悟さえあればほぼ確実にできるのが、無駄な支出を避けてお金を貯める方法です。

 

しかし、無駄な支出を避けてお金を貯める方法だと、通常はウン十年の歳月が必要になります。

 

お金が貯まっているころになると、もはやお金を使わない生活に慣れきって習慣化されているとも言えます。

 

つまりはお金が貯まったのは良いものの、その貯まったお金の使い方がわからないという本末転倒になりやすくなります。

 

人によっては、そのままお金を使わない生活を続けると思います。

 

が、その場合「お金があるという精神的な安心」はある一方で、貯まったお金を使うことができずに、もったいなくねえ?と思えなくもありません。

 

ゆえに、生活費のために働く必要がなくなった後は、作戦を180度変えて、余分なお金は「積極的に使う」方向に切り替える努力が必要では?と私は思っています。

 

がこのバスケットでいうピポットターン(軸足はそのままにして動く方向を変える)は、日々訓練していないとなかなかできません。

 

変化しなく、いままでと同じように同じことをすることが楽だからです。

 

しかしながら、私は変化しないことが楽であっても、使えないほどのお金を持っているのに、使うことができないというのはある意味で人生において負けのような気もしています。(あくまで私見です)

 

使うことのできないお金を一生懸命生涯をかけて貯めていたら本末転倒に思うからです。使ってこそのお金に私は思っています。

 

そのため私は、できるかぎり使う場所を見極めていますが積極的にお金を使うようにしています。(人の誇れるほどのお金はありませんが)

 

 

※多くの人は収入<支出でお金が貯まらない

 

「お金の使い方が難しい?簡単だよ!使えないなら俺が使ってやるよ」と思う人もいるかもしれません。

 

が、通常そう思う方は、働く必要がなくなるレベルまでお金を貯められていません。(※一部、例外的な人はいると思いますが)

 

理屈は簡単で、「使うからお金がない(貯まらない)」わけです。つまり収入<支出になっているのが通常です。

 

これは収入の多寡は関係ありません。

 

私がいたころの野村證券では年収1000万~は普通で、ソコソコの年齢になると1500万くらいが当たりまえでした。

 

それならさぞかしお金も貯まるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、逆に多く人はお金がありません。

 

むしろ借金している人の方が多い印象です。

 

お金が入ってくることがわかっているので、その分使う人がほとんどです。高級車を乗るのは当たり前として、高級時計・高級スーツ・高級革靴などに身を包み、飲食は1日に万単位で使ったりします。

 

※全員がそうではありませんが、使う人が多いという私の印象です。

 

たぶん意識をせずに生活していると程度の問題で収入<支出になるのが通常と思えます。

 

お金を貯めるには収入>支出にするのが良い。

 

お金を意識して貯めようとする場合は、上記のような消費をしまくる人達の流れに逆行して、意識的に収入>支出にしていく必要があります。

 

サラリーマンであった場合は、同僚・上司・取引先との関係があるので、収入>支出にするには、かなりの強い意志がないと厳しいように思えます。

 

もしくは、良い意味で周りに流されない鈍感力が必要と思えます。

 

コミュニケ―ション能力が低い方などは人が寄り付きにくいため、お金を貯めるという点においては、極めて有利に思えます。

 

しかも、収入>支出は、短期間ではなくウン十年単位の長期で常態化させる必要があります。

 

そのため、お金を必要以上に使わないことが呼吸をするがごとく当然になっている場合が多いと思えます。

 

が、当然と言えば当然ですが、貯まったお金が増えてくれば来るほど、よりお金が増えやすくなります。一定ラインまでくると勝手に増えてくる状態になりえます。

 

この状態はいわゆるちょっと前に流行ったFIREです。生活費のために働く必要がなく経済的に自由になった状態です。

 

ここまでは良いですが、問題はその後です。

 

お金があるのに過度に支出を抑えていれば本末転倒では?

 

一般的には、生活費のために働く必要がなく経済的に自由になった状態は成功っぽく言われます。

 

が、逆に不幸じゃないか?と思える場合もありえます。

 

それはお金を貯める過程で収入>支出に注力し続けた結果、お金の使い方をわからなくなってしまうケースです。

 

例えば、年齢65歳の人で5億の資産を思っている人が、1か月の生活費20万ですごした場合です。

 

年間で240万しか使いません。その人が長寿で50年の115歳まで生きたとしても1億2000万しか使いません。

 

「3億8000万意味ないやん!」となりませんでしょうか?

 

そんなことになるなら、50歳ころから、どうやらこのままいくとお金が余るぞということを理解して、多少贅沢をしてお金を使う努力をすべきだったように私は思います。

 

お金を普段使いまくって収入<支出になっている人には理解しにくい発想かもしれませんが、ウン十年、収入>支出になるように生活してきた人には、上記のようにわかっていてもお金を使うが本能的にできない状態になりやすくなりえます。

 

バスケットいうピポットターン(軸足はそのままにして動く方向を変える)は、簡単にできないわけです。

 

結局は、お金があっても無駄な支出をせずに生活することを続ける人が多いと思います。

 

使ってこそがお金であるのに、貯めることが目的化してしまい、お金があっても使うことができないというある意味で残念な結果と私は思えます。

 

人よっては、使いきれないお金があるにもかかわらず、必要以上に節約・節制に励んでいる場合もありえます。

 

例えば、夏、暑いのにもかかわらず、冷房を電気代がかかるからとつけずにいるなどです。冷房を使っても、電気代などせいぜい月1万~2万上がる程度です。たいした金額ではないでしょう。

 

冷房をつけて快適に過ごした方が通常は有意義でしょう。

 

が使いきれないお金がある状態でも、電気代が気になって、ウチワや扇風機を使って冷房を使えない人も一定数いると思えます。

 

※余分なお金は積極的に使う努力をすべし

 

考え方は人それぞれで他人がどうこう言うものではありません。

 

が、お金が使い切れないレベルになっても支出を削る行動は合理的ではないでしょう。冷静にお金を貯めて何か意味ある?と自分に問うてみると良いように思います。

 

ただ何でもかんでもお金を使えば良いというものではありません。

 

自分の関心ぐあいによって、価値を感じるものに積極的にお金を使っていく練習をするのが良いと思えます。

 

私自身は、人様に誇れるほどお金に余裕があるわけでありませんが、ある程度余裕がある水準に到達できたと思っています。

 

ゆえにある程度は無駄にお金を使う努力もしています。

 

資格試験の勉強においても有料講座でウン十万は課金しています。4万~5万くらいのものは結構ガツガツ課金しています。

 

人によっていかにお金をかけないで合格するかをアピールする人もいますが、無料のもの中心で勉強するとお金はかからないかもしれませんが時間が多くかかるのが通常です。

 

勉強時間を短くするための投資と思えば、安いものだと思っています。(もちろん課金するものは相当に吟味しています)

 

たまに映画も見に行きますが、通常席でみることはなく、いつも+500円払ってアップグレード席で見ています。

 

昨日2023.7.28にキングダムの公開日なのでアップグレード席に見てきました。1500円ではなく+500円の2000円で見ています。

 

 

平日金曜日のしかも12:10~なので、公開日といえども、そこまで人は多くいません。

 

が、せっかく見るなら、良い席でみたいと思うからです。

 

たかが500円の違いですが、お金を貯める過程だったら、容赦なく普通の席でみることを選択していたでしょう。(そもそもで見にいかない可能性が高いですが)

 

というわけで、支出を抑えることをしてお金を貯めることをしていた場合で、一定ラインまでお金を貯めることに成功した場合は、今度は一転して使う努力をしていくべきと思います。

 

使ってこそ価値のあるお金であり、お金の残高があることに価値があるわけではないことに改めて肝に銘じるべきと私は思っています。

 

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