【実体験】ソニー損保の自動車保険が2年目に格段に高くなったという話。
自動車保険で安いイメージのあるソニー損保ですが、安く見せる小細工を色々しているようです。
1年目をかなり安くみせて、2年目以降を他とあまり変わらないレベルまで高くするという小細工をしているようです。
見事にしてやられました。(※ソニー損保に落ち度はなく、すべて私の確認不足です)
が、他を比較検討するのも面倒なので、しばらくソニー損保でお世話になる予定です。
結論を申し上げると1年目月額2660円→2年目4050円とかなり増えました。
※事故って保険料があがったわけではありません。普通に利用していただけで保険料がこれだけ上がりました。
私が被弾した罠を具体的にご説明します。
目次
昨年にAIGからソニー損保へ変更する。月4230円→2660円へ
昨年まで、何も考えず、言われたままの自動車保険にAIGで入っていました。
これは結婚していたときに奥さんの知り合いから加入したものです。
良く見ると必要ない車両保険に入っていることに気が付きました。
そのときの支払いが月6470円です。
まずは車両保険を外して、月額6470円→4230円に保険料を下げました。
すぐにソニー損保へ乗り換えするよりも満期になってから乗り換えた方がお得とソニー損保の人にアドバイスをもらったためです。
そしてソニー損保へ乗り換えたら4230円→2660円になりました。
しかも弁護士費用の補償特約をつけてです。
この一連の流れの記事は下記で書いています。
そして全く同じ条件で更新すると2年目はどうなるか?というと以下になります。
全く同じ条件で更新すると月額2660円→月額2990円へ
1年目と全く同じ条件で更新した場合に月額2660円→2990円へ上がりました。年額にして、31920円→35870円に増えています。
月にして330円、年にして約4000円増えたことになります。
これは、ソニー損保が新規の契約の場合は1万の割引きをしており、2年の継続割引が大幅に減額されることにより起きます。
つまりは、ほぼ契約者全員が2年目に保険料が上がることになります。
他社から乗り換えさせるために、初年度の月額料金(年額料金)を意図的に同業他社より安くしており、2年目に同業他社をより大きく上げるということをやっているわけです。
通常の感覚だと、何もかわっていないのに2年目から料金が上がるというのは考えないでしょう。
うまい経営戦略と思えます。
これだけなら、まだかわいいもので、値段的にも大した金額が上がるわけではないので許容範囲と個人的には思います。
が、ソニー損保にはさらなる追撃の強烈な一手が隠されています。
走行距離によって月額料金が大幅に上がる 月額4050円に!
ソニー損保には自動車の走行距離によって値段が変わるというルールになっています。
その上がり方がエグイです。
私は当初、年間5000キロとして、契約して上記の料金でした。
走行距離によって保険料は上がるだろうことは理解していましたが、上げ幅が強烈でした。
今回の私の走行距離は年間1万3000キロでした。
私は性格上、気分次第で超ロングドライブすることもあれば、しないときもあります。そのため走行距離は読めません。(九州から北海道に4日かけて車で移動した経験もあります)
年間1万3000キロをカバーできる場合だと、1万6000キロまでの契約をする必要がでてきます。
それを今回契約しましたが、値段は48160円でした。月額4050円です。
ネット保険で人件費が安いハズなのに、高額な人材をそろえるAIG損保の月額4230円とかわらないレベルに落ち着きました。
やるなソニー損保と思いました。経営戦略がズルガシコイ。
ウソも言っていないし、説明をしていないわけでもない。が結果として、リアル店舗と同等の保険料を徴収できる可能性が高い仕組みを採用しています。
これが高収益のカラクリだろうなと感心しました。
※ソニー損保はほとんど車を利用しない方に有効な保険!!
ソニー損保は安いというイメージがありましたが、それは車をほとんど利用しない人向けです。
なんかのきっかけでロングドライブの可能性がある場合は、むしろ割高になる可能性がありえます。
車に乗りながら、イチイチ走行距離を気にして利用するのは、とても気分が悪いと私は感じます。
通話料を気にしながら電話するイメージに近いです。
稼げる仕組みなんだろうけど、これはクレームも結構発生するビジネスモデルだと思えます。
ソニー損保に落ち度は0ですが、契約者としては「シテやられた」とマイナスのイメージを強烈にもつことになり、長期的に損なビジネスモデルのような気がします。
私は変更するのも面倒なので、しばらくはソニー損保で行こうと思います。