一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

簿記2級の勉強を始めてみる。~工業簿記は深く勉強する価値がある~

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↑2018年に買ったまま放置していた教材。

 

簿記2級の勉強を始めてみることにしました。

 

簿記は必要ないというのが、私の考えでしたが、考えを曲げて勉強することにしました。

 

私は法人税の申告を税理士なしで6回やっていますが、一度たりとも簿記が必要と思ったことはありません。

 

クラウド会計が登場する前であれば、決算書を作成するのに簿記の知識は必須です。

 

がクラウド会計があれば、ボタン一つで決算書の作成が可能です。特段に簿記の知識は必要になりません。

 

世間的に簿記の必要になっている意味が、いまいち理解できないでいました。

 

が、簿記2級の工業簿記となると話が違ってきます。

 

一般的な税務用の決算書とは別の処理が必要になっているために、深く理解するために勉強は必須と判断しました。

 

そう思う理由をご紹介します。

 

工業簿記で建設業経理の勉強ができる

 

行政書士業務の代名詞の業務に建設業の許可申請があります。

 

この建設業許可申請をするためには、税務用の決算書を建設業用の決算書に変更する必要があります。

 

この変更処理が正確にするには工業簿記の知識が必須と感じます。

 

厳密には工業簿記ではなく、建設業の会計処理の知識が必要になりますが、建設業の会計処理は工業簿記とほぼ一緒です。

 

これは建設業経理士2級の勉強をしていたときに、うすうす感じていました。

 

私は、わかりにくいところを簿記2級の工業簿記の勉強して、理解するようにしていました。

 

建設業経理士2級はマイナー資格ゆえに勉強しづらい。~前提条件で簿記2級(工業簿記)の知識が必要~

 

つまりは建設業経理をより深く学ぶために、簿記2級の工業簿記を勉強するわけです。

 

ここで多くの人は疑問に思うでしょう。どうして直に建設業経理を学ばないでわざわざ遠回りして工業簿記を勉強するのか?と。

 

工業簿記は解説講義が充実している。

 

直に建設業経理を学ばない理由は、勉強するべき教材は充実していないからです。

 

ただでさえ難しいのに、勉強教材まで小難しいのがそろっています。

 

つまり勉強しずらいわけです。

 

他に方法がなければ、むずかしくても我慢してやらねばなりません。

 

が極めて建設業経理に近い工業簿記であれば、簿記2級という超メジャー資格ゆえに、有料級のわかりやすい動画などの教材がゴロゴロしています。

 

これを利用しない手はないでしょう。

 

このたぬ吉さんの動画がものすごくわかりやすいです。無料で視聴できますが超有料級と思います。

 

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cy5rjrBJkG8&t=12s

 

 

※どうせ勉強するなら合格を目指す

 

本来なら工業簿記だけの勉強だけで十分ですが、せっかく勉強するなら目標があった方が勉強しやすいものです。

 

商業簿記も勉強しなければならないのは、多少のめんどうさを感じます。

 

が、私はいずれは税理士事務所にアルバイトに行くことも検討しているので、あったほうが無難だろうと判断しました。

 

法人税の税務知識をより強固にするために、バイトながらも経験を積みたいと思っているためです。

 

とりあえずは工業簿記をガツガツ勉強していくつもりです。

 

テキスト問題集はあまり必要ないと思うので、5年前に買ったまま放置していたものを再利用します。

 

 

2017年に法人を設立した後の最初の決算で、法人税の申告がわからなくて、焦って買った簿記2級の本です。

 

法人税の申告にはまったく役に立たないのに買ってしまうという知識のなさです。

 

買ったものの全く使いませんでした。懐かしい思い出です。

 

一方で過去問は必須と思うので、過去問は注文しておきました。

 

 

おそらく、簿記2級の工業簿記がある程度理解できるようになると、一層建設業許可申請における決算書変更処理ができるようになると思えます。

 

建設業の決算変更処理は税理士さんでもやらない人が結構います。

 

しっかり処理できるようになると、他の人と差別化になりえると思えます。

 

工業簿記をやっても手ごたえがイマイチであったら、建設業経理士1級の勉強まで手を広げていきたいと思っています。

 

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