アルバイト募集の業務内容が曖昧なことから学ぶ自分が募集するときに気をつけること。
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↑開けてみないとわからないプレゼント。バイトもプレゼントのように業務内容がわかりません。
アルバイト募集の業務内容・範囲が不明確でミスマッチが生じやすいと感じています。
群馬さん
相変わらず、時間があるときに求人をみていますが、そこでいつも募集内容が曖昧だなあと感じています。
要は募集しているアルバイトの業務内容がてんこ盛りすぎるということです。
実際に採用された場合には主にどんな業務をするのかがイメージできないことがほとんどです。
採用する側は、「なるべく業務範囲を広く掲載し幅広く、人を募集したい」または「魅力的な業務で釣って、人を募集したい」という考えではないか?と想像できます。
youtubeの釣りのサムネのイメージです。
が、それでおきることは、アルバイトする方も「思っていたのと違う!」となり、早期の離脱になっているのではないか?と感じています。
これは自分が行政書士業務を実際に始めたときに、やらないように気を付けるべきことだと思います。
人を雇うときに気をつけるというよりは、サービスを提供するときに曖昧にしてメニューに出すのは良くないということです。
その点を具体的に説明していきます。
目次
複数の業務をやっている会社の募集内容が特に不明確
士業で例えると生々しくなってしまうので、飲食店を架空設定して、私がお伝えしたいことを書かせていただきます。
以下が設定です。要は飲食店のバイト募集です。
私どもは少人数でうどんとソバを売っている飲食店です。人手が足りなくなってきたため調理場でうどん・ソバを作ってくれる方募集
よく見かけるアルバイト募集だと思います。
が、何も考えず、ただ生活費を稼ぎたい人の場合は、この募集で何の問題ありません。
アルバイトに申し込んだ方が、うどんを作ることをしたい目的だった場合はどうなるでしょうか?
ガッツリとうどんを作ることができるでしょうか?
うどん・ソバをどれくらいの比率で作れるのか?不明確
まず、募集内容が調理場でうどん・ソバを作ることです。
実際のところ、うどんとソバをどれくらいの比率で作るのかが不明です。
この飲食店のメインはソバで注文の8割がソバかもしれません。
そうなるとこのアルバイトを申し込んだ人は「ちっ!うどん、全然作れねえじゃないか!」と不満を覚えると思います。
もしくは、その店にはうどん作りの達人がいて、うどんは基本その人が作り、実質、ソバしか作れない状況も可能性としては0ではありません。
こうなるとアルバイトに採用された場合は、その人は「うどん作れないなら辞める」となるわけです。
お互いに損するだけです。
がそういう事情(実際はうどんは作れないこと)は飲食店側は理解しているはずです。
だったら最初から、ソバを作ってくれる人募集としたほうが実態に即していてミスマッチが起きる可能性が少ないわけです。
もしかしたら調理場でなく、オーダーをとる接客がメインかもしれないリスク
募集内容をみると、「少人数」で飲食店をやっているとあります。
少人数でやっていれば、忙しいときなどにスクランブルで、どんなことでもやる可能性が当然のごとくあるわけです。
調理場でうどん・ソバを作ってくれる人を募集したものの、ピーク時は接客をするのがメインになっている可能性もあります。
いいわけとして、飲食店側は「ゴメンね。少人数で回しているから、忙しいときは接客お願いね」と言ってくるかもしれません。
アルバイト側としては、「うどん作るつもりが、実質、接客メインやんけ!」となるかもしません。
がここでもそういう事情(実際は接客がメインになること)は飲食店側は理解しているはずです。
※合わなければ辞めればいいだけだが、使った時間ロスが大きい
アルバイト募集はもっと明確だったらいいなあと感じいますが、アルバイトにそこまで期待しているのが間違いと自覚しています。
合わなければ辞めればいいだけなんですが、使ったロスが大きいので、なんとかならんものかと考えている次第です。
採用されるまで履歴書、職務経歴書作成(場合によってはハローワークに申請)や、面接など相応の時間を使います。
採用されたらされたで、合わないから辞めるといってもすんなり辞められるかはわかりません。相応のストレスもかかることが想定されます。
お互いにとってメリットがないので、やっぱり募集内容は詳しく正確であった方が良いと感じます。
これは応用できると思うので、アルバイト募集ではなく、業務でHPにメニューを並べるときに徹底させようと思っています。
メニューは詳しく正確に曖昧を極力なくすべし
特に気をつけるのは、曖昧にして、詳しく知りたい方がお気軽に連絡(相談)くださいとHPに記載してしまうことだと思います。
これは上の例でいれば、ざっくりの募集を掲げて面談をすることと一緒です。
おそらく、このやり方をすると、相談件数は増えるが契約にはならないということがおきると思えます。
極力、疑問の余地がくらいのメニューを掲げ、連絡(相談)するまでもなく、ファーストコンタクト=契約とするのが理想形だと感じます。
文字にするのは簡単ですが、実際は難しいと感じますので、すぐにできなくても、そういう方向でやっていくんだ!ということを肝に銘じておこうと思います。
以上、アルバイト募集の業務内容が曖昧なことから学ぶ自分が募集するときに気をつけることでした。