一人法人の社長かつ行政書士でもある川島和秀のブログです。

【ブログ】昔の話(過去の栄光)しか語れないのは退化のサインと思うべし。

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↑「むか~し、むかし」で始まる昔話の絵本。

 

私は昔の話(過去)をいつまでも引っ張って話しないように気をつけています。

 

といっても、私は人とほとんど会話をしませんので、語るというのは比喩でこのブログなどの発信で昔(過去)のことばかり書かないように気をつけています。

 

自分のことを知ってもらおうと思った際に、過去を語る(書く)ことは必須です。

 

現在のことを語る(書く)においても、その人の過去を知ってもらっていた方が、内容に厚みがでるからです。

 

が、だからと言って、過去のことばかりを語るのは避けたいものです。

 

過去のことばかりを書いていると、逆説的に「現在は何もやっていない」という証明になりやすいからです。

 

個人的な感覚ですが、現在何もやっていない人の過去も語りは説得力が著しく欠ける印象をもっています。

 

そのため、過去も語るが、現在進行形で「何か挑戦している」または「直近で何かしらの実績を残した」ことにも重点を置く必要があると私は思っています。

 

その点に関して、私が思っていることをご紹介します。

 

※過去語りを重点的にする人を否定・批判しているわけではありません。私はしないように気をつけているという個人的な嗜好の話です。

 

「過去語り」はあくまで「過去の話」であり、現在ではない。

 

サラリーマンでよく言われている嫌われる上司の典型例は「居酒屋で昔話を延々とする」というものでしょう。

 

「若いことの俺は~」を枕詞に昔の武勇伝を語る場合です。

 

悲しいことに、その武勇伝もいくつもあるわけではないため、同じ話を何回も繰り返すことになります。

 

たぶん本人的には、「私の話は価値があるので、何度聞いても損はない」くらいに思っているのでしょう。

 

が聞いている方がたまったものではありません。

 

心の中の本音は「何度も同じ話すんなよ。しかもどんだけ昔の話してんだよ!」でしょう。

 

過去の話も役に立つ場合もありますが、それ以上に大事かつ多く人が求めるのは「現在にどう生かせるか?」に思います。

 

過去の話はあくまで過去であり、現在ではありません。まずはそこを理解しなればなりません。

 

例えば、私は難関大学と言われる慶応大学の経済学部で受験で合格していますが、20年以上も前になります。

 

そんな私が、慶応大学に合格する方法みたいな発信をしたところで、多くの人は「おいおい!いつの話をしてんだよ!」となるでしょう。

 

抽象的な勉強法なら、ギリセーフかもしれませんが、受験科目の数学の勉強法、英語の勉強法などの各論の話となると時代錯誤も甚だしくなります。

 

そういう発信をするなら、せめて現在おこなわれている本試験・模試を実際にやってみた上で、現代流にカスタマイズしないと使い物にならないでしょう。

 

「現在」で何もやっていないから「過去」しか語れない

 

「過去」語りが多い場合は、逆説的にいうと「現在」で何もやっていないという証明にもなりえます。

 

現在進行形で何かしらに取り組み、一定の成果を上げていれば、そのことを語ることができます。

 

しかし「現在」において語るものが無いからこそ、「過去」を語ることになるのが通常です。

 

その人の語る「過去」と「現在」の年月の開きが大きければ大きいほど、長期にわたって何もしていない証明にも成り得てしまうわけです。

 

そういう視点でみると、「過去」語りを必要以上に長期間にわたってしているというのは、「私は長期間、人に語れるような実績を何一つも残せていません」というマイナス広告にもなりえます。

 

ちなみに、私はそういう視点で見ています。

 

※過去しか語れない傾向がでたら退化のサイン

 

以上を踏まえると、自分の語っていることが「過去」ばかりになったら、退化しているという危機意識を持つべきと思います。

 

昔話は美化される思い出補正がかかるため、自分にとっては良い思い出で人に語りたくもなるでしょう。

 

が、一方でその過去話ばかりするようになっていないか?を冷静に注意すべきに思います。

 

私で言えば、行政書士試験の合格に関しても、R3の話です。この記事作成時点はR5です。もう2年も経過しています。

 

鮮度が落ちて、過去の遺物になりつつあります。

 

過去の遺物にならないように、今の受験生・本試験内容を細かくチェックしてカスタマイズする工夫はしていますが、いずれは限界を迎えて過去の遺物になるでしょう。

 

そんな過去のことしか語れないというよりは、行政書士試験合格に匹敵するように体験を現在進行形ですることを努力しておけば、次々に新しいことが語れるようになりえます。

 

私は現在R5.10月の宅建を受験すべき勉強していますが、合格することができれば、R5の最新の状態で宅建試験について体験記が語れるようになります。

 

以下のような記事をせっせと書いているのも、合格後を見据えたコンテンツ拡充のためだったりもします。

【宅建】どうしてLEC実力診断模試だけ宅建業法の点数(18点)がよかったのか?分析してみた。

 

過去のことしか語れないではなく、過去も語れるが、現在も語れるという状態を作っていきたいものです。

 

そうしないと人してオワコン感がでてしまいますので、注意が必要と思います。

 

努力をすることを忘れ、自分の居心地の良い方法に流され続けていると、高確率で過去しか語れなくなります。しかも相当昔の過去です。

 

注意して、「現在」を語れるように努力したいものです。

 

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