一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【宅建】R4本試験の宅建業法やってみた感想・分析~本試験の問題は比較的素直~

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R4の本試験の宅建業法をやってみました。

 

やってみた理由は、本試験の難易度を肌で感じるためです。点数は18点でした。

 

問題自体は問題集でやっている可能性があるため、点数が取れたからと言って、実力が付いたと解釈するのは早計と思えます。

 

私が確認したかった点は、回答が難しい論点であっても他の肢で切ることができ、正解を出せるか?です。

 

それを確認することで、どのレベルまでの知識を習得する必要があるのか?を認識するのが目的です。

 

なぜ、わざわざそんなことを確認するのか?という理由と、実際にR4の宅建業法をやってみた感想をご紹介します。

 

※模試で宅建業法の点数が悪い人も本試験では16点~をとっている現実

 

ツイッターで昨年2022年の受験生をチェックをしていると、模試で宅建業法の点数が悪い人も、総じて本試験では16点前後の点数をとっていることが確認できました。

 

模試で宅建業法が10点~13点くらいの人でも、総じて16点前後はとっています。

 

そのことからの仮説は、模試における宅建業法の難易度は難し目になっているっぽいということです。

 

逆にいうと本試験の宅建業法は模試よりは簡単である可能性が高いと想定することが可能です。

 

それを実際に確認するために、R4の本試験をやってみました。

 

確かに模試の方が難しい印象をうける

 

今回のR4の本試験で、ざっくり模試としては11回を受けています。

 

 

そのうえで、比較すると、模試の方が難しい印象を受けます。

 

今回やったR4の宅建業法では、素直な問題が多く、ヒッカケ問題もあまりありませんでした。

 

宅建業法で間違う可能性が高いのが、ヒッカケ問題です。

 

が、R4の本試験でヒッカケだなあと感じるのは1~2問くらいでした。模試だと5~6問くらいはあるイメージです。

 

それゆえに、模試で10点~13点くらいの人でも、本試験では16点前後になったのだろうと、とても納得しました。

 

実際の問題分析(解答不能1問:難しい1問:解ける18問)

 

私が実際した回答は以下です。

 

 

間違った問題は「問30」と「問45」です。

 

問45はヒッカケ問題に引っかかったという認識です。ノーミスだったら19問正解だったと思えます。

 

回答不能:問30

 

問30は個数問題で、割賦販売が「6か月以上の期間」にわたり、かつ「2回以上の分割」するものか?を問う問題です。

 

正解は「1年以上の期間」が正しいので、×です。

 

が、この問題は私の記憶が正しければ、割賦販売の期間に関する問題は過去問でもでたことがありません。

 

個人的にはこの問30は回答不能な問題で、運に頼るしか問題だったと思えます。

 

人によっては、わかる人もいるのかもしれませんが、今後いくら勉強したとしても私は無理っぽいなと思いました。

 

難しいがギリ正解にもっていけなくもない:問37

 

難しい問題と思えたものは問37です。

 

問37も個数問題です。

 

広告規制に関する問題で、建築基準法の確認を受けた後の変更申請書を提出しているときの広告を扱いが問われています。

 

この変更申請書に関する問題は、いままで過去問にでていません。テキストにも掲載されていないでしょう。

 

が確認を受けた後なら広告おk、受ける前なら広告×という基本から、確認受けた後だから広告おkなんじゃねえ?と推測すると正解にたどりつきます。

 

解答が難しいものの、以上のように想像すると正解にいけなくもありません。

 

それ以外の18問は普通に正解できる

 

私の感覚だとR4で解答するのが難しいが上記2問です。

 

それ以外の18問なら、基本事項を正確に覚えて、ヒッカケ問題にも対応できるようになっていれば普通に正解に持っていけたと思えます。

 

問題の難易度も模試ほどのヒッカケ問題の数が多くありません。

 

※基本事項を正確に覚えるかつヒッカケに慣れるが大事っぽい

 

以上を踏まえると過度に模試の点数に執着する必要はなさそうです。

 

基本事項を正確に覚えることに第一の優先事項にして、そのうえで問題演習を多くこなし、ヒッカケ問題にも対応できるようにしておけば18点とれる期待値はあると思えます。

 

一方模試になると、若干細かいヒッカケが多くなる傾向になります。

 

細かいヒッカケを意識して勉強すると、泥沼にはまるかもしれません。宅建業法は一定レベルまでの勉強にして、それ以降は他科目に時間を振り向けた方が良さげです。

 

 

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