【宅建】短期間で合格を売りにするのは微妙じゃねえ?という話。~短期である必要はない~
![](https://hm-kawashima.com/wp-content/uploads/2023/09/2198479.jpg)
宅建試験において、「短期間」での合格を売りにしているのを見かけますが、個人的は微妙と思っています。
一般的には短期間で合格できるとすごそうな印象があります。
さらには、できるかぎり楽して合格したいと考える人はそういうワードに引かれるように思います。
が、普通に考えると短期で合格する必要性は特にありません。ようは合格すればいいわけです。
むしろ逆に、私は個人的に「短期」合格を売りにするのはマイナスだと思っています。
一般的には理解しにくい考えだと思うので、その理由をご説明します。
短期であるのは、通常は「無理」をしていることが多い。
短期で合格を売りにしているというは、通常にかかるであろう勉強期間が「短い」ということだと思います。
勉強する総量が同じと仮定すれば、短期で合格するということは、それだけ1日に勉強する量が多いとも言えると思えます。
つまりは無理をしている可能性が高いわけです。
100時間の勉強を1日1時間で3か月でするのを、1か月がすればたしかに短期間かもしれませんが、1日3時間は勉強することになり、それだけ無理をすることになります。
精神的にも身体的にもキツクなるでしょう。
若い時であれば、そういう無理をしてでもガツガツ頑張るというものもアリだとは思いますが、年齢を重ねるごとに無理は良くないと思うようになります。
個人的には1か月で合格するなら、ゆっくりと負担を小さくして3か月で合格した方が良くねえ?と思ってしまいます。
資格試験の勉強をして、体調・精神を崩す人が結構います。そうなってくると本末転倒していないか?と思ってしまいます。
短期合格はむしろ計画性がない「マイナスアピール」にもなりえる
私は上記に書いたように、わざわざ短期で合格目指さなくてもよくねえ?と思う派です。
むしろ、短期でやらねばならない状況にしてしまうくらい計画性のない人では?とマイナスのイメージを持ちます。
どうして短期にならざるをえなかったんだろうか?とその理由を探るでしょう。
というように、短期合格することは、決して良いわけでないと受け取る人もいるというわけです。ゆえにあえて、強調してアピールすることでもないように思えます。
世の中には急がないほうが成功しやすいことが多い(と思える)
極めつけは、世の中の本質というか、肝となる成功するために手堅い方法は「長期間コツコツと継続すること」と言われている点です。
人は、目先の利益を欲しがります。が一般的に成功しやすい方法が、利益を可能な限り遅らせることと言われています。
この思考法ができるかどうかで人生が大きく左右されると思えます。
抽象論で何を言っているのか?わからないと思えるために具体的に言うと資産運用が典型的です。
株式等で短期間で大きく利益を出すというのは難しく、リスクが高いです。かりに一時的に大きく利益を出すことができても、同じ確率で大きく損します。
が、積み立て投資でコツコツ長期で投資を続けていると30年くらい投資をすると、高確率でまとまった資産を残すことが可能になります。
月5万を米国株指数に投資し続けると高確率で30年で1億になるとも言われています。
1億欲しい人はたくさんいるはずなのに、実際に月に5万積み立てを実行する人は極一部でしょう。その理由の一つは、目先の利益が欲しいためだと思います。(それ以外も当然あると思いますが・・。)
が短期ではなく、長期でコツコツの思考法があれば、実行できると思います。月5万なら、そこまで難しくない金額に思えます。それで30年後に1億になる可能性が高いとすれば、やってみる価値はあると思えます。
つまりは、短期間で何かを成し遂げるというのは、目指すべき方向としては間違っている思考法とも言えるわけです。
というわけで、「短期間」で何かを成し遂げるというは、あまりよろしくない考えで、ドヤってアピ―ルすべきことではなく、むしろ成功からは遠い発想なのでは?と私は考えてします。
ゆえに、「短期」合格を売りにしているっぽい記事をみると、残念に思えてしまいます。(※あくまで個人的な嗜好の問題で批判・否定しているわけではありません)
実際に私が無策に適当に積み立てしたidecoでさえも、まあまあの資産になりつつあります。気になる方は参照ください。(一部有料です)
長期でコツコツという思考法を身に着けた方が人生においては有効に思えます。