一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【宅建】模試の点数が悪かった人は、やっぱり本試験の点数も悪かった。

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宅建試験では直前期あたりで、「模試はあくまで模試だから一喜一憂しないで!」というのを、ツイッターでよく目にしました。

 

一部の方が「模試では悪い点数しかとれなかったけど、合格できた!」と発信されているのも目にしました。

 

宅建においては、過去問が70%近く焼き回しで問われると言われてるため、他の試験よりは「模試があてにならない」は正しいようにも思っていました。

 

が、本試験が終わり、点数をチェックしてみると、私の観察する限りだと、模試で点数が悪い人は本試験でも点数が悪かったです。

 

そして、模試の点数が良かった人は本試験の点数も良かったです。

 

しごく当然の結果が観察できたわけです。

 

どんな試験においても模試は大事であると再確認できました。

 

思ったより勉強できていなくても、本試験までがんばるモチベーションにするのもありですが、確率的に合格確率は低いと思ったほうが良さそうです。

 

変に期待をすると、余計なショックを受けることになり、リベンジする際に支障がでるかもしれませんので注意すべきでしょう。

 

模試40点以上取っていた人は概ね本試験でも40点以上

 

私はざっくりで20名くらいは、勉強状況をかなり細かくチェックしていました。

 

特に模試で高い点数(40点以上)を取っていた人は、定期的にチェックしました。

 

その人たちの自己採点の結果は全員40点以上をとっていました。一人の例外もありませんでした。

 

ただ多くの人は模試の点数より2~3点低めの点数になっていました。

 

模試で35点~38点くらいの人は、本試験では35点以下

 

R5においての合格点は38点前後と言われています。(2023.10.17時点)

 

模試で35点~38点くらいのギリ合格ライン上のような点数だった人は、本試験で35点以下の場合がほとんどという印象です。

 

たぶんこのラインにいた方が、もっとも「模試はあくまで模試!本試験にあらず!」と思っている可能性が高かったと推定できます。

 

勉強しているのに、点数が伸びきらない状態で、悪く言えば「点数が伸びない理由を模試の責」にしたくなると思えるからです。

 

が、本試験の結果をみると、35点以下になってしまっている場合がほとんどでした。

 

「模試はあくまで模試!本試験にあらず!」だが、「自分の実力はある程度わかる!」というのが結果からみた事実だったと言えます。

 

 

模試が悪くても合格できる場合が「マレ」にあるにすぎない(と思う)

 

私自身も全受験生をチェックできているわけではありませんので、なかに模試の点数が悪くても本試験で良い点数をとっている人もいるでしょう。

 

が、私の観察しているかぎりで見つからないことを考えれば、やっぱりレアケースと思った方が正しい理解でしょう。

 

それを考慮すると、「模試は実力を反映する可能性が高い」として、大いに気にするべきと思えます。

 

そして悪い点を取っていた場合は、このままだと合格確率が低いという事実をしっかり受けとめる必要があると思えます。

 

☆悪い点数を受け止めて勉強法を修正するべし

 

一生懸命に勉強しているのに、模試で悪い点数を取ると、ある意味で自分を否定された気になります。

 

それゆえに、受け入れるのが難しいのが通常です。

 

「模試はあくまで模試!本試験にあらず!」として見て見ぬふりをした方が楽です。

 

が、それをすると高確率で合格率が下がるでしょう。点数が取れない勉強を続けることになるからです。

 

ゆえに、勉強すれども点数が伸びないということに、一層なりやすくなると思えます。

 

模試の点数が悪くても、受けるのは、その方が点数が伸びやすく合格もしやすいからです。

 

合格確率を上げるなら、

 

①勉強する

②模試で実力をチェックする

③ダメのところを理解し、修正する

④修正ポイントを重点的に勉強する

 

の繰り返しが有効と思えます。

 

ダメなところを理解して修正するには、模試が必要になります。

 

模試がないと、ダメなところも理解できず、修正ポイントがわからないがゆえに、自己満足のしたい勉強をすることになりやすくなるためです。

 

勉強効率から見ても模試をやっている人の方が合格確率が高くなるのは理解できるでしょう。

 

今回のR5の宅建の本試験結果をみて、やっぱり模試は大事だなと再確認しました。

 

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