一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

当ブログおよび私の行政書士事務所HPをマネした類似サイトにご注意ください。

【宅建】実際に勉強してみて、何年も不合格になる人がいる理由が理解できた。

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 

 

勉強してみてわかりましたが、宅建にも行政書士試験みたいに合格点手前に壁があるようです。

 

行政書士試験でいうと合格点は180点ですが、毎年170点台で不合格になる人が多く、そういう人は翌年合格するように思いがちですが、実際は合格まで何年もかかったりしている現実があります。

 

一見すると、170点台だと後1問~2問で合格になるため、合格まで後少しのような錯覚をします。

 

実際はあと少しではなく、行政書士試験が普通に勉強していると170点台までしか取れないような問題で構成されていると私は思っています。(合格率を10%前後にするため)

 

つまりはその事実に気が付かなく普通の勉強していると、たまたまの問題運に恵まれない限りは不合格になり続けるという地獄になりやすい傾向です。

 

そのあたりは以下で詳細に理由と根拠を書いています。

行政書士試験の複数年受験者がする勘違い。~気が付かないとドツボにハマる~

 

そういう見えにくい壁が行政書士試験にはありますが、宅建にも行政書士試験ほどの壁ではありませんが、普通に勉強していると突破できない壁があるっぽいことがわかってきました。

 

合格点に数点足らずの状態で、何年も不合格になってしまう方を宅建試験でもチョイチョイ見かけます。

 

多分その壁にぶつかっている不合格になってしまっているんだろうと理解できました。

 

私が2023.7時点で感じている壁がどんなものと思っているか?をご紹介します。

 

宅建の壁:普通に勉強していると宅建業法が12点~14点止まりになる

 

宅建試験は50点満点の試験ですが、その中でも宅建業法が20点と最も大きい配点があります。

 

問題自体も比較的に簡単と言われており、宅建に合格するには20点中18点以上とるというのが合格するためのセオリーとされています。

 

が、この宅建業法で18点以上をとるというのは案外難しいです。たぶん普通に勉強しているだけだと12点~14点止まりになります。

 

受験生を惑わすのが、宅建業法で問われること自体は難しくなく、むしろ簡単とも言えます。

 

簡単だからこそ、ちょっと勉強すれば高得点にとれるような気にもなりますが、そこに罠があり、問われ方が一捻りしてあります。

 

それゆえに、わかっているけど、細かいところの見落としで不正解になります。

 

受験生としては、わかっているけど、うっかり見落としたみたいな感覚になる人がいるでしょう。がそこが罠です。

 

そのうっかり見落としそうな問題を、的確に見抜くことができないと、おそらく18点以上は取れないようになっています。

 

つまりは、宅建業法で18点以上を取るは、基礎的な知識は当然として、それを前提とした一捻りした見落としそうな問題を見きわめて正解するという1段上のレベルで解答することが求められているように思います。

 

その事実に気が付かずに、基礎的な知識をまあまま網羅したらいいだろう的に勉強しているといつまで経っても12点~14点しかとれないと思われます。

 

実際に私が2023.7時点でそうなっています。

 

過去問で90%以上正解をしているのに12点~14点しかとれない現実

 

私の実体験としては、宅建ドットコムで過去問演習を1800問近くやり、正答率が90%になっています。

 

それでも、ざっくりと宅建業法は13点~15点しかとれていません。18点とれているのはタマタマ運がよかっただけとして例外としています。

 

 

2023.7.12にやったLECのゼロ円模試でも宅建業法は14点しか取れませんでした。

 

 

宅建業法の過去問の正解率を90%にした程度では、全然足らないというわけです。

 

宅建業法の基本的な知識はある程度、抑えて覚えているつもりです。にもかかわらず点数が伸びていないのは、上述したように問題が一捻りしてあるためと思われます。

 

つまりは、宅建業法で18点以上とるには、基本事項を覚えた上で、一捻りした問題にも対応できるする演習・勉強が必要になると思われます。

 

たぶん普通に勉強していたら気が付けない人も多いと思います。

 

私が気が付けたのも、宅建業法にガッツリ時間を突っ込んで、そこそこ問題演習も積んでこれ以上他に勉強するものあるの?と思えるくらい勉強してみたからです。

 

頭の良い人ならもっと早く気が付くと思いますが・・。

 

「その壁」に気が付かないと勉強をやっても点数はそこまで伸びないと思われる

 

一般に宅建の勉強をするのは、以下のような市販の大手予備校がだしているテキスト・問題集でしょう。(※下記リンクはもしもアフィリエイトのかんたんリンクを利用しています)


 

私も利用していますが、この問題集にある過去問は素直な問題ばかりです。

 

多くの問題が一捻りされていません。おそらくこの過去問を何周しても点数が伸びず一定までいくと点数が頭打ちするでしょう。

 

しかもやり込めばなんとかなると思っている人の場合は、模試で間違えても、「わかっているけど、うっかり間違えちゃった」ぐらいしか思わないかもしれません。

 

が、実際は、そうではなく、うっかり間違えるような問題もうっかりせずに正解にできるようにしなければなりません。

 

そこが宅建業法で高得点をとれるかどうか?の違いだと私は2023,7時点では思っています。

 

うっかりせずに正解できるようになるには、普通にやっている勉強の精度をもう一段上げる必要が出てくると思えます。

 

結構大変な勉強になると思います。

 

そのことに気がつかないと、たぶん勉強すれども点数が伸びずに、あと数点というところで不合格になってしまうと思われます。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 群馬県邑楽郡で開業している行政書士のブログ , 2023 All Rights Reserved.