【宅建】7月模試で私より高得点の人が不合格なり、私が45点で合格できたのはなぜか?
宅建は、私にとってもう終わった試験なので、なかなか振り返りをしませんが、今回はこれからの受験生のためにしてみようと思います。
私は宅建の勉強を2023.3月~から1日1時間やるかやらないか?くらいでゆっくり勉強を開始しました。
LECで2023.7.12にゼロ円模試という0円で受講できる模試を受けて30点という低得点を取りました。
【宅建 LEC ゼロ円模試】
権利 7/14
法令 6/8
税 1/3
業法 14/20
免除 2/5合計 30/50
累計勉強時間110時間くらい。
宅建業法を仕上げるつもりで宅建業法を重点的に勉強して臨みましたが、微妙な点数でした😅 pic.twitter.com/iPSXFj5Nw1
— 川島和秀(行政書士・1人法人社長|群馬県):車庫証明:(大泉、太田、館林警察署対応) (@hm_ceo_) July 12, 2023
このときに合格レベルに達しているならば、40点以上が取れていることが望ましかったでしょう。
つまり私は2023.7月の時点では、まさに不合格レベルだったわけです。しかも圧倒的に足りていない不合格レベルでした。
たぶん、R5に不合格になってしまった人の中には、この7月時点で私の30点より高い点数の人が大勢いたと思えます。
が、私は実際に本試験では自己採点で45点をとり宅建に合格できています。たぶん私より高い点数での合格者はいらっしゃると思いますが、多くはないでしょう。
【R5 宅建本試験 自己採点の点数】
※アガルート・ユーキャンの回答速報参照。権利 14/14 👍
法令 8/8
税 1/3😅
業法 17/20
免除 5/5
合計 45/50 回答時間:1時間20分 pic.twitter.com/Tg5NKqYVta— 川島和秀(行政書士・1人法人社長|群馬県):車庫証明:(大泉、太田、館林警察署対応) (@hm_ceo_) October 15, 2023
どんな勉強をしていたか?を知りたい方が以下を参照ください。
【R5宅建試験】自己採点で45点。何をどれくらい勉強していたか?何を意識していたか?
この差(私よりも模試で高い点数の人が不合格になり、低い点数の私が合格した差)は、どうして生まれるのでしょうか?
結論から言うと、自己分析しながら勉強しているか?どうか?だと私は思っています。
詳しく説明します。
※若干、生意気な記事内容かもしれませんが、合格するためには必要な考え方と思いますので、大目にみていただきますようお願いします。
目次
2023.7月の時点では私よりも高得点の人はたくさんいた
上述したように、2023.7月のゼロ円模試の時点では私よりも高得点を取っている人はたくさんいました。
35点~38点くらい取っていた人もたくさんいたでしょう。
が、その中には一定数で不合格になってしまった人もいるはずです。
チョイチョイそういう人を見かけました。
つまりは2023.7から本試験が行われる2023.10までの勉強法に大きな差があったと言えます。
点数が伸びない人の勉強法には特徴があると私は思っています。
点数が伸びない人の勉強法は「自分のしたい勉強」をする
点数が伸びない人の勉強の特徴は「自分のしたい勉強」をすることが多いと私は思っています。
え?勉強して何が悪いの?と思う人もいるでしょう。
が、合格という明確なゴールがあって勉強する以上、合格するため(点数を取れるため)の勉強をするのが定石です。
つまりは、自分のしたい勉強をしていてはダメということです。(不合格になる確率が非常に高い)
まずは、そのことに気が付かねばなりません。
どうして不合格になりやすい「自分のしたい勉強」をしてしまうか?
学生時代のときに、ある程度勉強した経験がなかった場合は、社会人になってから勉強していること自体がスゴイと思う傾向にあります。
特に宅建試験の受験生をみていると、久々に勉強する社会人の方が多い印象を受けます。
その場合、今までの勉強していなかった自分が比較の対象になり、その自分に比べると、勉強しているだけでも自分はスゴイと思いやすくなりえます。
がこれだと、勉強が自己満足にすぎません。
合格率が高い試験でなら、それでも十分に合格できますが、宅建のように合格率が15%前後で多くの人が不合格になる試験だと通用しない場合がほとんどです。
がしかし、あまり資格試験に慣れていない人だと、そこそこ自分なりにがんばって勉強していれば合格するだろうと思い込んでいるケースが散見されます。
理由は、以前の勉強していない自分が比較対象になり、その自分に比べれば努力して勉強しているんだから合格するはずと思いやすいからです。と私は思っています。
点数をとるための勉強をするには「自己分析」が必要。
自己満足の勉強ではなく、点数をとるため(合格するため)の勉強には自己分析が必要になります。
勉強するうえでも、常に自分は何が得意で、何が苦手にしているか?をチェックする必要があります。
そして、苦手な部分を重点的に勉強して、苦手じゃないようにする必要がでてきます。
この自己分析型の勉強をしているか?どうか?が合否をわけるポイントになっていると思えます。
なるほど、じゃあ、自己分析しながら勉強すればいいのね?というと、そう簡単に割り切れるものではありません。
一定数の人は、わかっていても自己分析型の勉強ができないっぽいことが観察できています。
自己分析で自分の弱いところを見たがらない人も一定数いる
自己分析すると、自分の弱いところと向き合うことになります。
自分の弱いところは見たくないという人は一定数いるものです。そういう人の場合は、わかっていても自己分析をしない傾向にあります。
自分の弱いところをみるのは心が傷つくから見たくないとする考えをするわけです。
が、これだと、模試において点数が伸びません。
苦手箇所に目をつぶって勉強をしているわけなので、点数が伸びにくいのは明らかでしょう。
穴のあいたバケツに水を入れるようなものです。
勉強すれども、穴があいたままなのに、点数が伸びないわけです。
この場合は、不合格になって何年も受験することと、自己分析して自分の弱いところを直視して心が傷つくことのどっちが自分にとって良いか?を冷静に考える必要があるでしょう。
普通に考えれば、心が多少傷つこうが合格した方が良いと思うでしょう。
自己分析して勉強したか?どうか?で合否の明暗は分れやすい
実際に2023.7のゼロ円模試のときで、私よりも高得点をとっていた人は多かったと思います。
が、その後の自己分析をしながら点数の伸びる勉強をしたか?どうか?で合否の明暗が分かれたと思います。
自己分析せずに、自己満足な勉強を続けていた人は、点数が伸びずに不合格になってしまったと思います。
が私は、ゼロ円模試で30点という低得点をとった事実を直視、そこから勉強法を抜本的に変えて、最終的には45点をとって合格するにいたっています。
単純なようですが、自己分析しながら勉強するというのは、自分の弱いところと向き合える強い心がないとできません。
わかっていてもできない人は一定数いると思えます。そういう人は受験が長引く傾向になることを覚悟しておくべきでしょう。
自己分析って実際どういうことをするの?という思う方は、宅建業法での実際の例を以下で書いていますのでご参照ください。(一部有料です)