R5の宅建に向けてゆっくり勉強開始~格安空き家を取得するのに建築基準法等の知識が欲しい~
2023年もスタートしたばかりですが、2023年(R5)の宅建に向けてゆっくリ勉強を開始しています。
私は2022年(R4)に賃貸不動産経営管理士に合格しましたが、これだけだとまだ不動産の知識が不十分と感じます。
宅建の知識に興味があります。
これから急速に増えるだろう空き家を捨て値で拾えるように知識武装をしておきたいためです。
実際に買うかどうか?はわかりせんが、不動産の目利きができるようになっておきたいと思っています。
というのも、やっぱり、いずれは自分の所有する土地・建物に法人登記をしておきたいとも思うからです。
※現状では賃貸物件に法人登記しています。
行政書士の開業においても、同様で、自己所有の不動産で開業していたほうが色々と不動産オーナーに気を遣う必要がなく便利と思えるからです。
※現状では賃貸物件にて開業予定です。
立派な不動産である必要はなく、とりあえず登記ができればおk的なもので、金額も100万~200万くらいの範囲で考えています。
そういう物件もいくつかありますが、いかんせん目利きができないので、不良物件をつかまされるリスクで見送っています。
急いでいるわけでなく、5年後くらいに取得できたらいいなくらいのレベルで軽く考えています。
そんなわけで、とりあえずは知識を習得するには宅建を勉強するのが良さげという判断です。
※宅建合格し知識習得する→実際に物件を見に行くを繰り返す→約5年後に実際に物件取得という流れをザックリ考えています。
物件の目利きができるようになれば、格安物件めぐりができて老後の暇つぶしになるとも思えます。
空き家取得になぜ宅建?
通常は宅建と言えば、不動産会社に就職に有利だ!くらいしか考えないでしょう。
賃貸や売買に必要な重要事項の説明は宅建士の独占業務だからです。
もしくは賃貸業務ができるようになるゾーくらいでしょう。
が、勉強してみると、不動産に関する基本事項を学ぶことができることに気が付きます。
売買における重要事項で説明すべきことは、裏返すと説明しないとトラブルになりやすいところとも言えます。
つまりは重要事項で説明するべきことは、売買において要チェック事項ということになります。
宅建の重要事項を勉強することで、売買において要チェック事項を勉強できるとも言い換えることができます。
二束三文の不動産では個人間売買になる可能性が高いから宅建の知識が重要
二束三文の不動産を取得するとなると、個人間売買になる可能性が高くなります。
売買代金の3%が報酬上限なため、二束三文の不動産には業者は介在しないでしょう。
となると、必然と不動産に関する知識が大事になります。
それには宅建を勉強するのが適していると思えます。
空き家は2023年1月現在でも「0円」などの捨て値で投げ売られているのを見ますが、現在の私の不動産に対する不足した知識でみてもヤバイ物件が多いです。
・瑕疵担保なし
・測量していない
・隣接地との境界があいまい
など、仮に0円だったとしても、相応の値段がかかることがかかるものばかりです。
無知識で0円だ!で飛びつくと大変なことになるでしょう。
という罠を見抜けるように一定レベルの知識・法律を理解しておくのに宅建を勉強しておくのが有効と思えます。
宅建試験範囲の建築基準法の知識も必要
安い不動産を取得できても、再建築不可物件である可能性も十分あります。
数年前に見たyoutubeである会社の社長が、安い不動産を買って再建築すれば儲かるゾー!と喜んでいました。
が、後日再建築不可であることを知って失敗したとガッカリしていた動画がありました。
再建築可能にするには数百万追加費用がかかるとのことでした。
その当時は、やっぱり格安物件は危ないんだなくらいの認識でした。
が、2023年1月現在で思うと単純にある会社の社長が建築基準法の理解がないためにおきた悲劇だったとわかります。
知識がなくて値段だけで不動産を取得すると大変な目にあるという典型例と思います。
が、通常は知識がないので、値段で不動産を選んで取得する人が多いでしょう。
失敗確率を下げるには、建築基準法の知識は必須と思います。
※基礎を体系的に学ぶには資格試験が有効
無理に資格を取得しなくて、必要な知識だけ調べて覚えるというのもありでしょう。
が、私の経験上、調べても必要な知識はピンポイントでは出て来ません。
あっち調べて、こっち調べてと時間が結構かかることが多いです。
そんなことをやっているのであれば、ガッツリと資格の勉強をした方が体系的に学べます。
合格率が10%以下の試験であれば、勉強する時間が膨大になり、おいそれと気軽に資格の勉強をするわけにはいきません。
が、宅建なら問題ないだろうという判断を私はしています。