【行政書士開業1年目】自分ができる範囲で受注しまくって経験値を上げるべし。
↑殴られる覚悟で実践(経験)を積むネコたち。
宅建が終わってから、時間ができるゾ~と思いきや、ありがたいことに行政書士関連の仕事を受注できています。
受注できていなくても、現在進行形で進んでいる私にとっては大きな案件もあります。
正直、もうちょっとゆっくりしたい気持ちもありましたが、結構忙しく日々を過ごしています。
どうやら明日が11月21日で宅建の合格発表日みたいですが、正直、まったく気にしていません。
というか気が付けば、明日が合格発表というところまで時間がが経過しているわけです。
たまにツイッターを観察すると、宅建を合格したっぽい人たちが長期にわたってウインニングラン(余韻にひたってご満悦)をしています。
私はそんな余裕はなく、宅建試験直後からバタバタ動いています。
①賃貸不動産経営管理士の実務講習および登録
②法人が決算につき法人税の申告書の作成
③12月にせまる競売不動産取扱者の試験勉強
④行政書士実務
と結構忙しいです。
やっと行政書士の実務に関して、こうやればいいんじゃねえ?という感覚がわかりつつあります。
やっぱり先人たちがいうように、座学よりも1件の受注で飛躍的に知識レベルが向上するように思えます。
ガツガツ受注すべしというのはその通りに思いますが、一方で気をつけねばいけないこともあります。
なんでもかんでも受注すべしは違うと思う。
よくある行政書士の先輩方の教えは、とにもかくにもまずは受注しろ!です。
たしかにその通りなんですが、とにもかくにもまずは受注しろでは言葉が足りません。
まずは、自分のできそうな分野を見つけて、その分野で、自分のできる範囲で受注するというのが正解だと思っています。
履き違えると大変なことになるリスクがあると思えます。
車の免許取りたての人が、いきなり高速道路や首都高を走ろうとしてはいけません。
まずは、人がいない駐車場から運転をし、その後は深夜など人の少ない時間に運転するなど、大きな事故になりにくい状態で慣れていくことが必要と思えます。
ようは段階を踏むということです。
自分のできなさそうな業務だったら依頼があっても安易に受けない
自分のできなさそうな業務でも、せっかく依頼があれば受ける!という人もいるでしょう。
賛否あると思いますが、私は、そういう業務は受けません。
できそうだったら受けますが、できなさそうであれば、とりあえず受けるということは私は性格としてやりたくありません。
自分がレベルアップするにはいいですが、依頼したお客様の方からすれば、たまったもんではないと思えるからです。
依頼したお客様は、「アンタの勉強のために、依頼しているんじゃねえよ!」と普通は思うでしょう。
まれに神様みたいな相手を成長させようという人もいますが。
そのかわり、少しづつでも自分のできる分野を時間をかけて広げていけばいいと私は思っています。
65歳くらいまでも行政書士をやっているであろうことを考えれば、私は45歳なので、あと20年もあります。
無理にリスクとって受注しまくる必要もないと思っています。
自分のできる分野ならガツガツ受注すべし
自分の少しでもできそうな分野を見つけたら、そこでガツガツ受注していけばよいと思えます。
簡単にガツガツと受注できるものでもありませんが、この状態になった業務に関しては、「とにもかくにも、受注しろ!」ということだと私は思っています。
ガツガツ受注する際は、多少損しても良いと思います。
というか、極端な話、利益0でも良いと思えます。それによって経験値が貯まるからです。
ある弁護士さんが報酬は「お金+経験」と言っていました。若いころに固定給なのにガツガツ残業しまくりで業務をしていたそうです。
周りからは、お金にならないのに、なんでそんなに働くのか?と思われていたみたいですが、当の本人は、報酬=経験と捉えていたようでした。
そして、経験値が人より多くなってくれば、大きな仕事が回ってくるようになり、より良い経験ができるから、もっと大きな仕事ができるという好循環に入ったそうです。
というわけで、やっと自分ができる分野をみつけたとなれば、その分野はかなりガツガツ攻め込んで良いと思えます。
私もしばらくはその時期と思って、損することもありますが、受注して初めて「あ~。こうなって損するわけね~」と理解できる経験を大事にし、増やしていくことに注力しようと思っています。
地道ながらも継続していけば、その分野ではソコソコのポジションにつける可能性は高いと思っています。
以上のような、私が開業して色々試行錯誤している体験記は以下で書いています。気になる方はどうぞ。(開業体験記は希少価値が高いので一部有料にしています。)