一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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【行政書士開業1年目】「開業してすぐ売上あがった!」は資格試験の「短期1発合格」に似ている。

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↑ほぼ同じの意味の「≒」

 

ここ数か月は宅建の勉強をやらねばいけない状態だったので、行政書士に関することは、ほぼ停止していました。(活動していても特に何もなかったでしょうが)

 

【行政書士開業1年目】2023.5月末~から8月現在、ほとんど行政書士関連のことはやっていない理由

 

そんな宅建も2023年10月15日に合格にせよ不合格にせよ一旦は終わります。(この記事は2023.9.28です)

 

多少の余裕もできたためか?行政書士開業関連の情報も目に入ってくるようになりました。

 

そこででてくるのが、やっぱり「開業してすぐに仕事とれた~♪」系です。

 

そのこと自体は悪くありません。むしろ良いことでしょう。私も含め開業しても仕事が取れない人のほうが多いからです。

 

が、私が「ん?」と思うのが、資格試験の短期1発合格の発信の仕方と極めて似ているということです。

 

発信する内容は違えど、「やっぱりそうなるのね!」と思った次第です。

 

ようは、以下が特徴なわけです。

 

・基本、「おれ、すげえだろ!」のドヤり

・その人だからで他の人の再現性は極めて低い

 

だから、目を通しても、ほぼ参考にならなく、残念な気持ちになります。(あくまで私は)

 

おそらく、野球の名選手は名監督にあらずと同じ現象が起きているのだろうと思えます。もしくは、単純にドヤるのが真の目的なんだろうと思えます。

 

※特定の誰かを指しているわけではありません。

※そういう人を批判・否定しているつもりもありません。

 

 

その人が短期で仕事をとれた理由が「極めて属人的」で再現性がない

 

そもそもで行政書士業務自体が、属人性が強いものです。そのために属人性が強くてもしょうがないかもしれません。

 

にしても、参考にならないな~と思います。

 

もし私であったら、

 

・実務知識どうする?

・どうやって集客する?

 

と悩む人がいることを理解した上で、どうやれば解決できるか?を実際にやってみたこと・やってみて成果がでたことを紹介します。

 

が、できるかぎり、その内容は誰でもソコソコがんばればできるようなものであるのが理想です。

 

通常は、楽して成果を上げたいと思う人が多く、ソコソコがんばってまでやらない人が多いからです。

 

そして実際にやる方法を具体的に詳細に提示するわけです。家電の取り扱い説明書のごとく。

 

が、観察していると、「開業してすぐに仕事とれた~♪」系は、その人だからできた系であるケースが多い印象を受けます。

 

例えば開業前から、その業界でソコソコやっていると密に連絡がとれる関係の状態だった場合などです。

 

それも実力であり、そのために周到に準備していたのかもしれませんが、それを前提に話が進むと通常の開業者には、再現性が無いわけです。

 

マネをしたくても、そういう人脈がないから無理だとなってしまうのが通常です。

 

それを前提にするなら、そういう人脈をどうやって作るか?どうやって作ったか?も紹介する必要があります。

 

が、核心たるソコには触れらないケースが多いように思います。

 

「秘伝のたれのレシピ」を教えずに、ラーメンの一般的な作り方を教えているようなものです。

 

それはわかっているよ!知りたいのはそこではないよ!となっているわけです。

 

 

資格試験の短期1発合格者の発信するやり方に近い

 

この手の発信方法は資格試験の短期1発合格者の発信でよく見ます。

 

例えば、過去問を10周すれば合格する系です。

 

通常の多くの受験生は過去問を10周しても合格できないわけです。10周どころか20周しても30周しても合格しない人がいる場合がありえます。

 

が、短期1発合格する系の人は、他の受験生が10周以上しても不合格なることに対して、「やり方が悪いんでしょ!しっかりちゃんと丁寧にやれば10周で合格するよ!」的なフワーとしたアドバイスに留まります。

 

実際に細かくそういう人を観察していると、過去問を10周で合格できるくらいの知識レベルになる勉強を以前にやっていたりするわけです。

 

つまりは過去問を10周で合格するには、10周で合格できるための予備知識みたいなものを事前に習得している必要があったりします。

 

がそこには、触れられないわけです。「しっかり丁寧にやればおk」みたいに説明されます。

 

行政書士開業で短期で仕事をとった系の発信をみていると「同じだな」と思うことが多いです。

 

ある意味そういうもんだ!と割り切って多くのことを期待しないという方が良いでしょう。

 

※行政書士業務も資格試験も「短期」で成果を上げる必要はない

 

私は45歳(2023.9時点)で人生の折り返しに入ったおっさんからかもしれせんが、最近は「短期」で成果を上げることを重要視しないようになりました。

 

短期で成果をあげると嬉しいと思う反面、無理をしていることが多いと思えるからです。

 

無理をすると、健康を害す確率が高くなります。

 

健康を害すリスクを高めてまで「短期」である必要あるの?と思っています。

 

資格試験だと合格したい思いが強すぎて、精神を病む人も一定数います。病気になる人もでてきます。

 

それが資格試験が原因か?仕事をとろうと無理な努力をしたためか?はわかりませんが、悪くなるスピードを速めた確率は高いでしょう。

 

無理しなくてもいいんじゃねえ?本末転倒してねえ?と思ってしまいます。

 

もちろん、それによって、相当な期間に合格しないまたは仕事が満足に受注できないかもしれません。

 

がそれはそれで良くねえ?と思います。そうなってもいいように準備しておけばいいだけだからです。

 

私はむしろ「短期」を売りにするものを敬遠するようにしています。

 

上述したように内容に関しても高確率的で属人性が強く再現性がないからです。

 

むしろ、そのまま成果でないことは理解した上で、ゆっくりじっくり時間をかけてやる方が良いと思っています。

 

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