一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【宅建】私の本試験における得点戦略~宅建業法に頼らず全科目で80%~

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現在2023.9.29で宅建の本試験まであと16日となってきました。

 

まあまあ仕上がりつつと思える状態になりつつあります。が、仕上がったと思えば、他が抜けと言った状況でなかなか安定しません。

 

模試をやっているわけではないので感覚です。

 

これはツイッターで他の受験生を観察していても同様と思えます。(直前期になってからはあまり観察していませんが)

 

宅建業法で90%は安定的に取れていたのに、「他の科目を勉強していたら80%まで下がった」的な発信をしばしば見かけます。

 

逆もしかりで、「宅建業法で18点以上取れるようなったものの、他の科目でボロボロと点数を落とした!」なんてことも普通におきます。

 

宅建は難しくはありませんが、覚える量が多く、その内容も似たような細かいことを覚える必要があるので、その点が苦労するポイントになっているからと思えます。

 

通常は、多くの受験生は、高確率で宅建業法に全フリするでしょう。もしくはかなりの時間を費やすでしょう。

 

が、私は違う作戦で本試験に臨みます。宅建業法も含めて全科目で80%を狙って合格を狙う作戦です。

 

具体的には宅建業法は16点でおkで合計で40点を狙うイメージです。

 

その理由をご紹介します。

 

全科目80%を狙う理由①:不合格者は「宅建業法」以外の点数が悪い人が多い

 

宅建は宅建業法を制すものが合格すると言われています。

 

多くの先人たちが宅建業法は満点を取るつもりでやれ!と言っています。

 

宅建業法が暗記で点数が伸びる科目でもあるために、誰でもやれば取れる!的になっているためと思えます。

 

が、そのために、宅建業法に力を入れすぎて、他の科目の点数が悪くなる傾向がみられます。(私の観察する限り)

 

たぶん宅建業法に意識を集中させすぎるのは、かえって不合格になりやすいと思えます。

 

全科目で基礎的な問題を落とさないように万遍なく勉強した方が合格確率は上がるだろうと私は思っています。

 

※他人さまにおすすめしているわけではなく、あくまで「私は」自分の性格も踏まえてそうした方が良いだろうと判断しています。

 

全科目80%を狙う理由②:宅建業法では大きな点差がつかない

 

宅建業法は誰もが力を入れて勉強します。

 

合格者の多くは18点前後をとってきます。がしかし不合格者であっても16点くらいはとっています。

 

つまりは、合格者であっても不合格者であっても、点数は16~18点くらいになる可能性が高く差がついていないわけです。

 

※本試験前の模試で18点前後の点数が安定的に取れている場合が前提です。

 

大しくじりしても、おそらく宅建業法は15点くらいでしょう。

 

となるとガチで勉強すると18点、他に勉強する時間を割いてしくじっても15点で、-3点です。致命傷にはなりにくいでしょう。

 

40点とるところが、37点になったところで、おそらく合格するでしょう。

 

それよりも宅建業法に全振りするあまり他の科目の基本的なことがおろそかになり、失点してしまう方が不合格になるリスクが高いように思えます。

 

実際に上記で書いたように不合格者の点数内訳をみるとそうなっていることが多いです。

 

宅建業法では16点をとっているものの、他の科目がいまいちで総合点で点数が足りないわけです。

 

全科目80%を狙う理由③:宅建業法に意識がいきすぎると他科目の点数が落ちる

 

冒頭でも書きましたが、宅建業法以外の科目に力をいれると、宅建業法の点数が落ちる傾向にあります。

 

宅建は覚えることが多いので、「あっち覚えるとこっちがあやふやになる」ということがおきるからです。

 

が、宅建業法の点数が落ちても、おそらく−3点くらいです。(比率で15%減)

 

一方で宅建業法に集中して、宅建業法以外の科目の点数が落ちた場合は「比率で15%減」と考えると、-5点(厳密には-4.5点)です。

 

そっちの方が致命傷になりえないか?ということです。

 

問題数としても、宅建業法は20問で、宅建業法以外は30点です。比率は宅建業法以外の方が大きいわけです。

 

ゆえに、私は、宅建業法は基礎的なことが抜けないように配慮しつつ、他の科目も同様に気を使って基礎的なことが抜けないように勉強していこうと思っています。

 

宅建業法をやらないというわけでありません。

 

勉強法比率を全科目均等にしてやるくらいに思っています。宅建業法に全振りもしくは大部分を費やすということはしないということです。

 

全科目80%を狙う理由④:令和に入ってからの宅建業法は難しい印象

 

過去問を断片的に解いていると感じますが、令和になってからの宅建業法の問題はかなり細かいところを突くようになっています。

 

テキストにも過去問にもない未出の論点がでることもあります。(R4の問37の宅建業法)

 

細かい問題は、試験の緊張であったり、時間不足の焦りだったりと、なんらかの要因でうっかりすれば間違える可能性があります。

 

勉強したからといっても点数が伸びない要素が強いように思えます。

 

であれば、他の科目の基礎論点が抜けないようにする勉強をした方が合格率は高まるだろうと私は判断しています。

 

※他人さまにすすめているわけではありません。

 

 

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