一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【行政書士開業1年目】行政書士試験合格後から開業数か月までがもっとも幸福感を得やすい。

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↑残念ながらビジネスである以上、理想ばかりではなく現実を見なければなりません。

 

行政書士試験の合格後から開業して数か月経過するまでが、もっとも心理的に期待に夢ふくらみ幸福感を得やすい時期だと思えます。

 

もちろん正確には人によって違います。が、一般的にはあてはまることが多いでしょう。

 

開業した人を一定数チェックしていますが、そうなっているっぽいことが観察できています。

 

私自身は2017年に先んじて起業していますので、そのときに経験済です。

 

残念ながら現実において、一部の開業に淡い期待を頂いている人にとって、この開業後の数か月までが心理的な絶頂期になると思われます。

 

そうなってしまう人が多い理由をご紹介します。

 

継続的にビジネスを継続していきたい場合は、独立開業に変な夢(希望)を抱かずに、銃弾が飛び交う戦場に出陣するような緊張感を持つ必要があると私は思っています。

 

 

開業に異常な理想を抱きすぎている

 

他に経営経験がなくサラリーマンから独立して行政書士になる場合は、独立開業に強烈な夢(希望)を抱くでしょう。

 

受験勉強するモチベーションも「独立する」ことになってる場合も散見されます。

 

よく見かけるのが、「こんなクソ会社辞めてやるぅぅ!そのために行政書士になる!」というものです。

 

自分が働いている会社で嫌なことがあるたびに、行政書士になれば解放されると強く思う傾向があります。

 

一度ならず、何度もそう思うために、思うたびにより強固になり、行政書士になれば理想郷にたどり着くかのように思い込んでしまうと推定されます。

 

が、ちょっと冷静に考えれば、試験に合格して開業すればバラ色の未来が確定しているわけではないのは、明らかでしょう。

 

不合格者をみて行政書士試験に合格できたことがすごいことと誤認する

 

行政書士試験に合格すると、当然ながら行政書士試験に不合格になってしまった人をたくさん見ることになります。

 

不合格になってしまった人を横目に自分が合格したならば、自分がある意味で選ばれた人間であると錯覚しやすいでしょう。

 

試験に合格したという点において選ばれたことは間違いはありません。

 

が、合格後の開業した上でする勝負は全員が合格者です。特別でもなんでもありません。

 

開業してビジネスをするという点においては、最下層のレベル1からのスタートになるわけです。

 

いつまでも私は行政書士試験に合格できたんだ!ドヤ!という思いがあると、開業しても受験に関する情報発信し続けることになるでしょう。

 

がしばらくすると、あれ?仕事も受注できないし、行政書士として何もできていないなと気が付くことになります。

 

だんだん恥ずかしくなって、発信することができなくなってしまうでしょう。

 

だいたい幸福感を感じて発信できる期間が合格後、開業して数か月であることが多い印象を受けます。

 

☆行政書士は開業してからが勝負!

 

行政書士は開業してからが本当の勝負になります。

 

一部の人を除いて、コネなし実務経験なしで開業しなければならないからです。

 

行政書士試験のように、合格するまでの方法を懇切丁寧に教えてくれたり、サポートしてくれるところは原則ありません。

 

その中で、実務知識を習得して、新規顧客を獲得して業務を軌道にのせていかねばなりません。

 

普通に考えるとかなり難易度が高いことです。

 

ちょっと極端に言えば、銃弾が飛び交う戦場に出陣するようなものでしょう。

 

そこを履き違えて、独立開業すれば理想郷が待っているなどと誤認していると、開業して数か月までが幸せの絶頂だったということになりえますので注意が必要です。

 

もちろん、一部のかたは順調に業務を軌道にのせることができるでしょう。

 

が通常は仕事を受注することがままならず、壮大にいだいていた夢が儚くついえて、廃業になるケースが多いことを理解しておく必要があると思えます。

 

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