一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

建設業許可申請についてガチで勉強を開始してみる

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正直、行政書士で開業をしようという熱は冷めてしまっています。

 

がこのままだと、本当に資格を取得しただけで、タダの時間の無駄になってしまうので、ゲーム感覚でとりあえず行政書士業務の代表業務である建設業の許可申請についてガチで勉強してみたいと思います。

 

脱線しますが、本当にタイミングというのが大事だなと思います。

 

私の場合は、R2で行政書士試験を1発で合格できなかったことがケチのつけ始めです。1発で合格していれば、勢いにのってそのまま即独して突き進んでいたと思います。

 

脱サラして、独立してから、本当に1年で置かれている環境や考え方が180度変わることが多々あります。

 

R2の時点では必要に思っていた行政書士もR3では、正直あまりいらない状態になってしまっています。他にもっと力を割きたいことがあるためです。

 

が、一応、せっかく2500時間以上突っ込んで取得した資格で、多少は参入障壁がある業態だと思うので、少しの期間、ガチで勉強してみたいと思います。

 

 

実務本や実務セミナーではあまり勉強しないつもり

 

この記事のアイキャッチ画像で下記のような実務本を掲載しましたが、実務本ではあまり勉強するつもりはありません。

 

 

個人的には実務本やセミナーでは実務で戦えるだけの知識が習得できるとは思えないからです。

 

利用しないということではなく、学習するメインに使わないということです。

 

たぶん、実務本やセミナーで学べることは、本当に基礎の基礎だと思えます。それもたしかに重要ですが、それを抑えたからといっても戦える状態にはならないと思えます。

 

専任技術者の要件で実務経験で10年とあっても、何をもって実務経験の10年を証明するのか?等は記載がないことがほとんどです。

 

顧客対応をしたときに、「実務経験の10年を証明するのに何が必要?」と聞かれたら「・・・・。確認します。」と返答できずに、折り返し対応をすることになる確率が高いです。

 

実際に業務ができる状態になるには、このような対顧客との対話において、当然おきるであろう質問にある程度、自信をもって回答できる知識を備えることが大事と思います。

 

それには、実務本やセミナーでは不十分と思えます。

 

だったら、どうするか?

 

同業者のホームページ(ブログ)を見まくる

 

同業者のホームページやブログを見まくるということが有効だと思います。

 

観察しているかぎりと、同業者の方のほとんどがホームページをもっていますが、50%くらいはただホームページがあるだけです。

 

要は「〇〇ができます。お問い合わせくださいしかないタイプのホームページ」です。

 

こういうホームページはガン無視します。

 

同業者の中で5~10%くらいの方が、実際の実務経験を踏まえた上での、体験談をホームページやブログでアップてくれている場合があります。

 

こういう体験談を見まくって、自分なりにQ&Aを作っておくということが有効と思えます。

 

「実務経験の10年を証明するのに何が必要?」という顧客から聞かれそうな問いに対しても、決算書や確定申告書が必要で、ない場合は〇〇などを用意するなど具体的に説明してくれていることがあります。

 

自分に知識を詰め込もうとしている状態だと、「許可要件は〇〇」ということを意識して覚えて、それでもって知識を習得したと思いガチですが、実際は「で!具体的に何が必要なの?」という一歩踏み込んだ知識までが必要だと思います。

 

それがわかっていないと、「こいつ何も知らない」とダメの烙印を押される可能性が高いです。

 

具体例を一つご紹介します。

 

今年(2022年)の初めころ、銀行に行政書士を開業したときに必要になる屋号入り通帳の作り方を聞いたときに、銀行側はトンチンカンな回答をしてきました。

 

 

私:行政書士の開業をしたいと検討しています。つきました屋号入りの通帳を作りたいのですが、何か必要書類ありますか?

銀行:開業したことがわかる何からの書類を用意してください。

私:何らかの書類って具体的に何ですか?

銀行:なんらかの開業したことがわかる書類です。法人なら登記簿です。

私;個人事業なので、法人ではありません。その場合は具体的に何ですか?開業届けで良いですか?

銀行:なんらかの書類です。

私:だから、具体的に何が必要か?を聞いているのですが・・

銀行:なんらかの書類です。

 

要は、銀行側のマニュアルには開業したことがわかる何らかの書類としか書かれていなく、具体的に何か?が書かれていなく、銀行員にもその実務知識がなかったために答えられなかったわけです。

 

わからないと言えないために、なんらかの書類と言って逃げようとしたのだと思います。

 

この私が経験した事例のように、要件だけ知っていても具体的に何?というところまで落とし込まないと会話が成り立ちません。

 

そういう生のやり取りが想定できる体験談を同業者のホームページやブログから学ばせていただこうと思っています。

 

これらは実務本やセミナーでは得ることができないことだと思います。

 

建設の許可申請に関連することだけでなく、建設業についても理解する

 

建設業許可が必要なのは29業種ですが、正直、理解できていない業種もいくつかあります。

 

・しゅんせつ工事業

・熱絶縁工事業

・さく井工事業

 

これらなどは、正直よくわかりません。

 

ただ許可要件周りだけ知っていればいいわけでないので、建設業全般について、理解していく努力も並行してやっていこうと思います。

 

しばらくの間はしっかり勉強してみたいと思います。

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