一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

行政書士の実務を積むためのアルバイトに申し込んでみたけど・・。

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2022.5月現在、大学時代にやって以来、アルバイトをしようとしています。

 

が、実際探して申し込もうとするとめんどくさいなあと感じます。

 

よっぽど切羽詰まった状態じゃないと申し込む気が起きない仕様になっていると感じた次第です。

 

アルバイトに辿りつく前の段階でかなり面倒くさい印象を受けます。

 

業務経験を積むために行政書士のアルバイトに実際に申し込んでみた体験談とその結果どう思ったかをご紹介させていただきます。

 

私のバイトがしたいと思う動機

 

動機(目的)は以下3点で上にあるものほど、現状の私が期待していることです。

アルバイトをする目的
①士業周りの業務の実務経験を積みたい

②将来、行政書士で開業したときのために関係を作りたい。

③お小遣いがほしい。

 

狙っているのは基本士業です。行政書士、司法書士、税理士、弁護士の事務所で働きたいと思っています。

 

本来は、行政書士の業務の実務経験を積みたいというが一番の目的です。

 

が基本、税理士しかありません。行政書士、司法書士、弁護士はごく稀に募集があるだけです。

 

そのわずかしかない募集で見事採用を勝ち取るのは難しいわけです。(目的が業務知識習得の人を採用するところは少ないと思える)

 

そのために、目的を広義にとらえて、「②将来、行政書士で開業したときのために関係を作りたい」ために他の士業で働くことも視野に入れているということです。

 

「③お小遣いがほしい」については、オマケ程度です。

 

お金がほしいなら、もっと時給のいいところを選んだり、自分で稼ぎに行った方が稼げることが多いからです。

 

アルバイトを探す方法としては、主にリクルートがやっているindeed(インディード)をみています。

 

適当に道を歩いて、バイト募集の張り紙をみて、直に交渉していた大学時代とは勝手が違い申し込むのも意外に苦労します。

 

申し込むのにハローワークを通さねばならない

 

まず最初のネックがハローワークをわざわざ通さなければならないことです。

 

本来なら募集をみて、その事務所へ直に連絡すればいいわけですが、そうはいきません。

 

わざわざハローワークを通す必要があります。

 

申し込みたい会社が決まっていたとしても、細かい個人情報を詳細にハローワークのパソコンに入力した上で、ハローワークから会社に連絡をしてもらわなけばなりません。

 

私がいるのに、その横でハローワークが会社に電話をし「今、横にあなたの会社の面接を受けたい人がいるのですが、案内してもいいですか?」となります。

 

それで「いいですよ」となるとハローワークから紹介状がだされ、面談が可能となります。

 

正直、ハローワーク通す意味ある?となります。

 

が募集側の会社は、ハローワークを通じて採用すると補助金がもらえる仕組みになっているっぽいです。(あくまで想像です)

 

だから、相手の会社のことを考えると直に連絡をするのは厳禁でハローワークをめんどうでも通す配慮が必要になります。

 

ある意味、会社側はその対応で面接希望者が「相手を配慮することができる人か」の判断することも可能だと思います。

 

が、わざわざハローワークを挟むことで、進行が遅くなります。

 

これはリクルート側が掲載会社を増やすために、推測ですが「ハローワーク通すと補助金がもらえてお得ですよ!」と営業している気がします。

 

リクルートと掲載会社とハローワークにとってのWIN-WINの関係であり、ユーザーの視点は置き去りになっていると思われます。

 

採用条件も会社側とハローワーク側ですり合わせがされていない

 

次に条件面です。

 

これも推定ですが、募集がハローワークのフォーマットなため、会社側が求める労働条件とは異なって掲載いる可能性が高いです。

 

私が申し込んだ条件は以下でした。

 

私が希望した条件ではなく、ハローワークに以下の条件の記載があり、それでいいや!と納得して申し込んだわけです。

申し込んだ条件

・雇用形態:アルバイト

・時給900円

・期間4か月~1年

・勤務時間 9:00~15:00

それを受けて面接にいったときに、いった士業の事務所さんの方で以下を聞かれました。

 

面接で聞かれた内容

①なんで正社員で応募しないの?
②採用するなら5年は働いてもらわないと困るよ。
③15時までしか働けないの?

 

ここで思った私の印象。

 

ハローワークにそういう募集内容で掲載してあったから申し込んだだけなんですけど・・。

群馬さん

 

要は、会社側が求める労働条件とは異なった募集がされているということです。

 

会社側が、どんな条件で募集されているのかを把握していない、もしくは、テキトウに募集しておいて、後は面接で細かいことを決めるような仕様になっています。

 

これはユーザー側からしたらひどく使いにくいです。

 

ある意味、ぼったくりバーに近い感じになっています。

 

少なくてもどんな条件で募集しているかは明確にしておくべき

 

求める人を明確にしておくというは、大事だと改めに気づかされます。

 

これを行政書士の業務に当てはめるなら、以下が言えると思います。

・サービスに対する料金を明確にする

・提供するサービスも細かく具体的に提示する

・とりあえず無料相談的なことをしない方が良い

頭で理解していても実際にできるかどうかは別の話ですが、このことは強く意識していきたいと思います。

 

※バイトできたとしても拘束時間が長すぎるデメリット

 

上で、説明したように、そもそもの行政書士のバイトの絶対数がありません。

 

さらに行政書士合格者も実務経験を積みたいため、多少のことは目をつぶって働きたいという方が多いと想像できます。

 

そのため、採用側の超買い手市場になっています。

 

私の上の例では5年の条件を提示されました。そこまではいかなくても通常採用すれば1年~は働くことになるかと思います。

 

バイト先は自分が開業をしたときの同業になることからも不義理を働くと後々いろいろとやりずらくなることが想定できるため、何だかんだで予想以上に長期で働かざるを得ない可能性が高いと思えます。

 

しかも純粋に業務経験を積める仕事ばかりではなく、雑用的な仕事が大半であるリスクも存在します。

 

雑用的に仕事が大半で、しかも長期で働くとなると最悪です。

 

ということも考慮すると、実務経験を積むために行政書士のバイトをするということは検討しない方が良いかもしれません。

 

じゃあどうするというと現段階で考えていることは以下です。

 

同業者に料金を払って教えてもらう関係を構築する努力をする

 

実務経験が積めない以上、見切り発車でとりあえずスタートし、経験がなくても受注せざると得ません。

 

もちろん、実務書やネット等で可能な限り知識を収集しますが、それでも対応できない場合が多くでてくると思われます。

 

その場合は、同業者に連絡して、「報酬全部渡すから完了するのを助けて~」とするしかない気がします。

 

そういうことが頼める関係を構築する努力を普段のうちからしておく必要があると思えます。

 

超買い手市場で拘束期間も長く本当に実務を積めるか?わからないところでバイトするよりかは現実的と思います。

 

以上、行政書士の実務を積むためのアルバイトに申し込んでみたけど・・。でした。

 

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