一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

未経験にもかかわらず行政書士事務所を開業させるには?

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※私は2022.6月24日現在、行政書士事務所を開業していません。

 

行政書士試験に合格できたものの、実務経験がないのに、開業するのは勇気がいります。

 

一方で実務経験を積もうと思っても、積める場所がほとんどありません。

 

私自身もかなり自分を安くたたき売りしても、行政書士関連のアルバイトには採用されませんでした。

 

どんなやり取りになるか?知りたい方はこちらからどうぞ。(込み入った話になるので有料にしています)

 

実務を積みたい目的で行政書士事務所等にバイトを申し込むとどうなるか?

 

となると、残される道は、以下くらいな気がします。

 

①高額の実務研修を受ける

②ネット・実務本で知識を仕入れる

③教えてくれる人を確保しておく

 

が正直、手軽なのは「②ネット・実務本で知識を仕入れる」くらいなものです。

 

「①高額の実務研修を受ける」は、たぶん「②ネット・実務本で知識を仕入れる」が動画・実際のセミナーに置き換わっただけで、内容的にはほぼ一緒と思えます。

 

おそらく、それでは足りないでしょう。

 

ほしいというか、実際に実務をやってネックになると思えるのは、基本から逸れた例外の対応の仕方と思えるからです。

 

そのためにも、自分がやろうとしている分野の「③教えてくれる人を確保しておく」ことが大事と思えます。

 

が、簡単にそんな人が見つかるとも思えません。わざわざライバルを育ててくれるような神様のような人は少ないでしょう。

 

というわけで、一般的には、実務経験を積むことができず開業ができない、もしくは開業したものの怖くて仕事が受注できないというケースになる気がします。

 

※単純に集客できないという問題もあるかもしれませんが、それは、どの業界でも一緒なので、ここでは無視します。

 

では、どうやって未経験でも行政書士事務所を開業して戦えるようになるか?という方法について、私が2022年6月時点で考えていることをまとめておきます。

 

ネット集客ではなく、リアルで集客する

 

たぶん一般的には、事務所のHPを作成して、ネットから仕事を受注するという流れが多い印象があります。

 

私もネットからの集客をイメージしていました。

 

実務経験がないうちは、ネットからの集客は控えた方が良いと思えます。

 

ネットから集客だと、対面であっているわけでないので、完全にプロとみなされて注文を受注することになると可能性が大です。

 

ネット上だとわざわざ、「いや~、私はつい先日開業しまして、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします!」などの会話をしないためです。

 

逆をいうと、リアルから集客であれば、仕事を受注するまでに、自分が開業したばかりであることをしっかり説明できます。

 

その間に、相手に「もしかしたら通常以上に日数がかかる可能性があるが、それでも良いか?」と念を押して受注すればいいわけです。

 

ネット上でも、実務経験がないため時間がかかる可能性がある旨を明記して受注するのもありですが、なかなか実務経験がないことを前面に出して集客するのはどうか?と思えます。

 

というわけで、ネットではなく、リアルでの集客をしながら実務経験を積んでいくというのが無難な気がします。

 

 

日程的に余裕のある業務を選ぶ

 

手続きに不備があることにより、日程の遅れが目立つ業務は控えた方が良いと思えます。

 

道路の占有許可などは、地域にもよりますが、早いと1日程度で許可が下りるようです。

 

その場合は頼む方の顧客も1日で許可がおりることを想定するでしょう。

 

が、「すいません。不備がありまして、許可は2日~3日後におります」となったらクレームになる可能性が高いと思えます。

 

一方、古物営業許可のように許可が下りるまで概ね40日前後かかる場合は、正直、書類に不備があり、2~3日の日程が遅れることになっても、そんなに問題にならないでしょう。

 

そもそもが40日前後で許可というのに警察署のさじ加減次第なので、書類の不備で2~3日遅れたのか?ただ許可が遅いのか?が判別不能なため、クレームには発展しにくいと思えます。

 

以上のように、できるかぎり日程がゆったりしている系の業務をやっていく方がリスクが少ないと思えます。

 

要は、ミスった場合に日数が遅れが目立つ業務は業務経験が少ないうちは避ける方が無難ということです。

 

 

自宅兼事務所で開業する

 

ネット集客を選択から外すとなると、行政書士事務所がある程度稼げるようになるまでには、相応の時間がかかってくると思います。

 

そのため、無駄な費用を避けるために、自宅兼事務所でスタートさせた方がリスクが少ないと思えます。

 

せっかく開業したのなら、「1国1城の主だ!アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ ㌧㌦! ㌧㌦!」と舞い上がりたい気持ちになりますが、ソコをグッと抑えて、長く続けられるように費用は出来る限り抑えるのが良いです。

 

 

※このように考えているものの、ひきこもりには大変

 

実務経験を積めない現状を踏まえて、どのように開業すれば戦えるだろうか?を考えた結果以下です。

 

・リアルで集客する

・日程が余裕がある業務を選ぶ

・自宅兼事務所で開業する

 

このままバイトにも採用されず実務経験を積めない状態で戦うとすればで考えてみると、リアルで集客をせざるをえないのではないか?と思えます。

 

リアルからの集客なら未経験でも人間関係とコミュニケーション能力でなんとかなると思います。

 

が、正直、私はひきこもり体質(脱サラ後、約5年ひきこもり)なので、リアルで集客するというのは、現実的には積極的にやりたくありませんので、2022.6月24時点では、開業しなくてもいいじゃねえ?と思っています。

 

 

以上、未経験にもかかわらず行政書士事務所を開業させるには?でした。

 

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