R4賃貸不動産経営管理士の本試験の難易度予想
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R4賃貸不動産経営管理士の本試験は11月20日で9日後に控えています。
賃貸不動産経営管理士は国家資格化し、200戸以上の不動産管理をする者は賃貸不動産経営管理士を業務管理者に据えることが義務化されています。(例外対応あり)
ゆえに受験者が増えて、難易度が上がることが予想されています。
数年前までは、合格率が50%くらいある、超イージーな試験でしたが、これからはそうはいかなく、R3では合格率は30%近くまで下がってきています。
これから5年~10年かけて、宅建並みの合格率15%くらいまで下がっていくことがトレンドだと思えます。
たぶん宅建よりも価値が出てくると思います。
新しく家を建てるよりも、空き家に代表するように、今ある建物を何とかしようという社会的なニーズがでてきているからです。
加えて、賃貸不動産を保有する高齢者を食い物にするサブリース会社が暗躍しているため、アドバイザーとしての役割が求められてくると思います。
今年(R4)はどのくらいの難易度になるのでしょうか?
R3年では、合格率31%の合格ラインが40点でした。
私は、若干難化で合格率30%で、合格ライン36~38点を予想しています。
難易度イメージとしては、市販模試の第2回目相当くらいだと思います。
私は市販模試の第2回目くらいの難易度になることを想定して勉強をしていこうと思っています。
難易度を予想した根拠をご説明させていただきます。
受験者数はたぶんR3と同じくらいで早くも伸びが止まる
2022年11月8日に賃貸不動産経営管理士の申込者数が発表されました。
R4は3万5027人のようです。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000021294.html
過去からの推移だと下記のようになります。
例年、申込者数の90%くらいが受験するようなので、R4もだいたいR3と同様の3万2000名くらいが受験をすると思われます。
早くも、受験生の伸びが止まっていますので、劇的に難易度を上げる必要性はないと思えます。
ただR3は50問中40問の正答率80%で、かなり高いと言えます。
試験は概ね60%~70%の正答率が合格ラインなることが多いので、80%だと高すぎると思えます。
その分の難易度調整は起きると思えます。一方でそう思い通りに難易度調整はできないと思えます。
それゆえに、合格ライン36~38点くらいになると予想しています。
宅建合格者(合格見込者)もあまり点数が取れていない
賃貸不動産経営管理士の市販模試の結果を見るかぎりだと、宅建合格者(合格見込み者)といえども、あまり点数が取れていないことが観察できます。
市販模試はだいたい3回分あり、1回目(難易度:易)、2回目(難易度:標準)、3回目(難易度:難)と難易度が調整されています。
それぞれの合格ラインは大体以下のようになっています。
2回目(難易度:標準) 35問/50問
3回目(難易度:難) 30問/50問
数が少ないですが、宅建合格者(合格見込み者)の点数をツイッターで確認できるかぎりの点数は、だいたい以下です。
2回目(難易度:標準) 35~38問
3回目(難易度:難)25~28問
まれに、高得点を取っている方も見かけますが、だいたい上のような範囲に収まっていました。
難易度は何によって調整されているか?というと、過去問にでているか?と思われます。
過去問にでていなければ、基本、間違えます。勉強のしようがないからです。
宅建合格者であれば、過去問にでていなくても、宅建の勉強をしているため、答えられる可能性が高くなるはずですが、それでも、あまり正答率が高くない傾向でした。
ということは、難易度が市販模試の第3回くらいなると合格ラインがそれこそ30点くらいまで下がる可能性がでてきてしまいます。
そうなると難しくしすぎでしょう。
となると、2回目(難易度:標準)くらいの難易度にすれば、少し難化した良い状態にもっていける可能性が高くなると思います。
※過去問と市販模試の第2回目までの勉強で良いと思える
市販模試の2回目(難易度:標準)をターゲットにすると、あまり過去問に出てこない問題をやる必要はないと思えます。
過去問に出ている問題を、ほぼ完答できるようにして、あとは周辺知識で良いと思えます。
その周辺知識も市販模試の第3回目(難易度:難)までは必要ないように思います。
宅建合格者もほとんど合格点をとれていないからです。
やるべきことは、過去問と、市販模試の2回目までの知識を固めることができれば、十分、本試験は突破できると思えます。
たぶん合格ラインが38点前後なところを、40点くらいの点数が見込める気がします。
私は、この方法で本試験に臨もうと思います。