一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

R4賃貸不動産経営管理士試験の自己採点結果と感想

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本日(2022年11月20日)、R4の賃貸不動産経営管理士の試験を受けてきました。

 

結論から先にいうと自己採点の結果は以下でした。

 

各予備校の回答が割れているのと、一部、回答できない問題があるようなので、採点結果が会社によって違います。

 

 

2022.11.20での予備校の合格ラインは以下です。

 

アガルート 33~34

TAC  34

日建学院 36±1

LEC 33~35

 

合格ラインギリギリの戦いになるだろうと思っていましたが、まさにその通りとなりました。

 

合格出来ればそれでよし。不合格であったら、来年に宅建と一緒にして受験するかもしれません。(まだ未定)

 

R4の賃貸不動産経営管理士試験は難しかった

 

総じてR4の賃貸不動産経営管理士の試験は難しかったようです。

 

私もそう感じました。が私はある程度の難しくなることは想定していたので、こんなもんだろうなとある意味、達観していました。

 

私は、行政書士試験でガツガツ勉強すればいいってもんじゃないことを骨身にしみて感じたので、賃貸不動産管理士について、そこまでガッツリは勉強しないで臨みました。

 

試験に臨むにあたっては、ざっくり150時間くらいの勉強をした状態です。

 

 

R4の賃貸不動産経営管理士の試験は難化したと言われる所以が個数問題が50問中13問出題されたことです。R3は3問のようです。

 

個数問題は、全ての肢の正誤がわかっていないと正解にならないため、正答率は当然に普通の問題よりも下がります。その個数を問う問題が約30%も出題されたわけです。

 

さらにそれらの問題が過去問や周辺知識そのものから出題されているわけでもありませんでした。

 

そのため、多くの受験生が試験の途中で心を折られたっぽいです。

 

実際にツイッターを観察すると下記のような投稿が多くの受験生からされていました。

 

出典:ツイッター

 

 

個数問題の多さではなく、未出の問題がたくさんでることが難化の原因

 

個数問題がR3に3個だったのが、R4は13個になったというのが象徴的になっています。

 

が、私は問題はそこではないと思っています。

 

未出の問題がたくさんでる点だと思います。

 

まだ試験・法律ができて2年程度のものです。(試験は国家資格化されてという意味)

 

新しすぎて、多くの問題が未出の問題になるため勉強がしずらいというものが根本の問題だと思います。

 

過去問からでないと言われても、そもそも国家資格化してから2年しか経ってないし・・・と言われてしまえばそれまでです。

 

予備校が予想模試を作ってくれますが、予備校は問題を作るために小手先のテクニックで悪問を量産する傾向にあり、ガッツリ勉強するには不向きです。

 

つまりは勉強しようにも、過去問を除くと、テキストを読み込むくらいしかやることがないことに気が付きます。

 

そのために受験生としては対策を立てにくく、どうしても未出の問題を一定確率で正解にもっていけるような勉強を「テキストを読み込むこと」によってやらざるを得ないというのが難化の根本問題だと思えます。

 

私は個数問題は13個中10問正解できているようで、そこまで間違っていません。

 

私でもこのくらいの正答率なので、たぶん40点近い人ならたぶん1問くらいしか間違っていないと思います。

 

それよりも、知らない論点からの出題であったり、知っている論点を別角度からヒッカケで問われたりして間違うパターンが多いように感じます。

 

これは、過去問などの蓄積がなく、対策がとりずらいためにおきる現象だと思えます。

 

がこれは、賃貸不動産経営管理士とその法律が作られて2年しか経っていないため、ある意味しかたがないことだと思います。

 

 

※合格できなくても不動産の基礎的なことが理解できるようになるので有効

 

 

合格できるに越したことはありませんが、ここまで説明してきた事情により、そこまで簡単な試験でもありません。

 

が、合格できなかったとしても、不動産の基礎を学びたい人は、とても有効な学びだと思います。

 

私が勉強したキッカケも将来的に不動産を管理する可能性があるための知識習得でした。

 

そういう方であれば、勉強して損はないと思えます。

 

個人的に不動産のセミプロを名乗れるくらい知識習得ができた気がします。

 

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