一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【建設業経理士2級】第32回自己採点の結果は92点か?本試験の感想・回答状況。

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昨日(2023.3.12)に建設業経理士2級の試験を受けてきました。

 

ネットスクールの回答速報を見る限りだと、私の点数は「おそらく」92点(合格は70点以上)だと思われます。

 

ネットスクールで解答の修正があったために88点になると思われます。※問1の(2)の回答が変更されました。

 

合格発表日は5月12日です。

 

「おそらく」と言っているのは、問5の精算表は答えをすべてを転記できないため、細かい答え合わせができないためです。

 

が全数字が合っていないと間違える最終利益やその一歩前の未払法人税等の数字が合っていたことから、おそらく問5の精算表は全問正解である可能性が高いと思われます。

 

もちろん転記ミスや(借)(貸)を間違えて書くことも十分にありえるため、間違えている可能性もあります。

 

がそれによって「7問以上間違えて−21点となり不合格へ」とはなりにくいと思えます。

 

私の経験上、どんなに悪くても問5は5問間違えまでだからです。

 

ゆえにたぶん合格しており、ミスなく転記できていれば88点だと思われます。

 

解答時間は1時間29分でした。(時間制限は2時間)

 

残りの時間は見直しに使いましたが問4の見直しができずに、問1・2・3・5の見直しができたのみでした。

 

試験を受けてみた感想①(難易度)

 

全体的にやや簡単よりの「普通」という印象を受けました。

 

理由は、問5の精算表がまあまあ簡単であるということです。過去問をやってきて問5の精算表の数字が1回でバッチリ合うということは滅多になりません。

 

私の体感上だと5回に1回あるかないか?です。

 

今回の本試験ではその5回に1回のバッチリ数字が合う問題でした。

 

加えて、決算修正仕訳をする勘定科目が、ご丁寧に1個づつ精算表上に記入されていました。

 

通常はどの勘定科目で仕訳するか?多少悩むわけです。

 

が、今回の出題では、仕訳するべき勘定科目が1個づつ精算表上に記入されていたため、迷うことなく記入することが可能でした。

 

そうはいっても転記するミスがありますが、会計上の問題としては極めて素直な問題だったと思えます。

 

試験を受けてみた感想②(席順に恵まれた)

 

また少し懸念していたのが、近くに座る人が電卓を力いっぱいバチバチ入力する人だったら嫌だなということでした。

 

私はまあまあ神経質になるところがあり、集中しないうちに周りで「電卓をバチバチ入力する音」がした場合、かなりペースが乱されることを懸念していました。

 

幸い、近くに方々は、とても静かな方だったので、快適に試験を受けることができました。

 

その点は運がよかったと思います。

 

実際に書いた回答(問1)4問正解1問不正解16点(−4点)

 

問1の仕訳の問題は以下のように書き、全問正解でした。

 

ネットスクールより問1(2)に回答の変更がありました。それにより1問間違えになりました。

 

 

 

1問目の(1)に早速、過去問に出てこない問題がでて、多少ビビリました。

 

が資本金が(借)に来ることはわかり、(貸)の方は、選択肢から逆算すると消去法でMのその他資本剰余金だろうということで解答できました。

 

(2)は見事にひっかかりました。問5の精算表では決算期を前提であることから、問1(2)もテッキリ決算時の仕訳だと勘違いしました。

 

問題を読むと確かに「確定申告時に法人税を納付した」とあります。

 

通常、決算後に法人税を納付します。決算時は未払法人税で処理して、納付時に回答のように処理します。テッキリ決算時に現金納付したと問題を読み間違えしました。

 

(3)も、一度は問題でやったことがないと、機械装置勘定が(借)(貸)に両方に存在することに違和感を感じてしまうでしょう。

 

勘定科目は機械装置で同じでも、機械装置そもそもが、別々のものであるという認識する必要があります。

 

(4)(5)は、過去問通りで問題ないでしょう。

 

実際に書いた回答(問2)2問〇2問× 6点(−6点)

 

問2の正しい正解は以下です。

 

 

 

私は(1)(2)を以下のように書き間違えました。

 

 

 

(1)は税金を引いた賃金を使って計算して間違えました。過去問でやった問題ですが、やり方を間違えて記憶していました。完全に勉強不足でした。

 

(2)は銀行勘定調整の問題で、これ系の問題はまあまあ苦手なので、テキトウに計算して捨てました。あまり考えずに解答したら間違えました。これも完全に勉強不足です。

 

(3)(4)は、問題なく回答できました。

 

問1と問2が終わった時点で試験開始から20分経過です。

 

実際に書いた回答(問3)全問〇 14点

 

特に難しいことはなく、サクッと回答して正解できました。

 

 

↓実際の計算過程の一部です。

 

 

 

実際に書いた回答(問4)理論1問間違え 22点(−2点)

 

問4の理論問題の正しい答えは以下です。

 

 

 

私は1問まちがえました。素直に回答すれば①はCのサービス量でした。

 

が、動力使用の言葉を見たときに部門配賦計算での運搬部門のことを思い出し、勝手に頭で変換して運搬回数を選択するという凡ミスをしました。

 

 

もとから理論問題は捨てていたので、3問あっていれば私としてはおkです。

 

計算問題は時間がなくても見直すことができずに不安でしたが、全問正解していました。

 

 

計算過程の一部は以下です。

 

 

 

 

 

 

問1・2・3・4が終わった時点で、試験開始から50分経過でした。

 

実際に書いた回答(問5)たぶん全部あっていると思われる。

 

問5は全部を答え合わせするのが難しいため、全部の数字があっていないと正解になりにくい最終利益・税金・未払法人税が合っていることをもって簡易的に答え合わせをします。

 

最終利益の84,010

税金36,004

未払法人税等4,304

 

が正解です。

 

私の回答もあっていることから、おそらく全問正解できただろうと推定することができると思えます。

 

実際にメモっていた紙は以下です。

 

 

整理記入の合計219,736

損益計算書の合計9,600,280

貸借対照表の合計1,350,800

 

になりました。

 

 

以下が計算過程の仕訳の一部です。

 

 

 

 

問5までをすべて回答し終わった時点で試験開始から1時間29分でした。残りで見直しタイムに入りました。

 

転記ミスがなければ、おそらく88点を取っているだろうと思われます。

 

が、建設業経理士2級は計算ミス・転記ミスの試験とも言えるので、楽観することはできません。

 

万が一不合格になっていたら、簿記2級を合格した上で再度受験してリベンジしたいと思います。

 

 

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