ブログを定期的に更新するのができない人が多い理由。
ブログを2022年5月18日より原則毎日更新をして本日で221日目です。
私の場合は、毎日更新するだけでなく、文字数を原則1500文字以上にするという縛りを設けています。
1500文字以上を毎日更新するとなると「まあまあ」大変です。
そのために、毎日更新していたり、毎日更新ではなくても、それなりに気持ちのこもった記事を書いている人、書こうとしている人をチェックします。(たまにですが)
見ていると、新しく気合十分で鼻息荒く始めた方は、だいたい約1か月で消えていきます。
おもしろい現象だなと思って観察してます。
自分にも経験があるので、心理状態が容易に想像できます。
一生懸命書いても、ほとんど誰にも見られていないことに直面して、心が折れるのだと思います。
心が折れるというと表現がキツイですが、もっとまろやかに表現すると、「とりあえずやってみたものの反応がほとんどないのでコスパが悪いと感じ辞めた」というほうが正確でしょう。
ある意味で、とりあえずスタートしてみて微妙だったら辞めるというのは良いやり方です。
が、ブログを継続して書いていこうと思ったのなら、相当な期間の反応がなくても書き続ける覚悟が必要です。
もっとライトに考えたい場合は、「ブログに過度の期待をしない」ことが継続するコツとも言えます。
※ビジネス(集客)にブログを利用するつもりの場合を想定しています。
目次
ブログ更新が続かない理由①:記事に気合が入りすぎ
私もそうですが、ブログを書く理由の一つが、ブログで集客することです。
ブログから集客することができれば、いわゆる従来型の訪問・電話で営業する必要がなくなります。
なんといっても、訪問先や電話で「結構です!」「必要ないから」「忙しい」など、面と向かって断られることがなくなります。
私は野村證券時代の営業で、そんな経験はし続けており耐性はありますが、多くの場合は凹んで継続できないでしょう。
そのため、「ブログ等で集客できれば!ありがたい」と思って当然です。
特に、ビジネス立ち上げ時期にブログを利用することも多く、「これからガンバルぜぇ~」と気合十分である場合がほとんどです。
自己紹介から始まり、どんな思いで起業に至ったか?、どんな業務をしているか?などが一通り書き終わるのが、概ね2週間で5記事~10記事くらい投稿されます。
その場合の記事が明らかに気合・気持ちが入りすぎています。
マラソンに例えると、スタート直後から50m走のようにダッシュするイメージです。
「そんなダッシュしたら、バテて歩くこと(リタイヤすること)になるよ」と思うくらい気合が入っています。
長く継続して書いていている人の記事は、リズムが一定です。
気合が入っているわけでなく、かといって手を抜いた記事でもなく書かれているのがほとんどです。
ブログ更新が続かない理由②:成果を期待しすぎ
ブログに過度な期待を持ちすぎている印象も受けます。
だいたい記事の文末に気合十分で「ぜひ、お問い合わせください!!!」と書かれています。
「!!!」が多すぎと、若干引きます。実際に「!!!」がなくても文体から伝わってきます。
漫画jojoの「ウリィィィィ!!」みたいな気合を感じます。
出典:ジョジョの奇妙な冒険3部
一部の方を除いて、そんな簡単に問い合わせなどしないでしょう。
最初から、問い合わせを期待して記事を気合入れて書いていたら、高確率で心が折れることになるでしょう。
ブログ更新が続かない理由③:成果につながる前の反応がない
問い合わせまではいかなくても、その前となる反応がないために、心が折れるということもあると思います。
ブログでいえば、「PVが増えない」などです。
noteで言えば、「フォローされない」、「いいね」されないなどです。
noteでは、よくわからない数行の「今日は寒いけど、がんばって30分勉強して、その後、犬と遊んだ」みたいな意味不明な投稿が50イイねになったりしています。
一方で、noteで気合の入った2000文字~の記事投稿がイイね「0」というのもよく目にします。
「この調子だと、心折れて、そのうち投稿しなくなるな」と思っていると案の定、1か月後には投稿が終了します。
※気合の入った記事が悪いわけではない
個人的には、気合が入った記事は好きな方です。(若干引きますが)
その人の思いというか気持ちが伝わって、人となりが文章から伝わってくるからです。
続けていけば成果につながると思えます。
1か月やそこらで辞めてしまうのはもったいないと感じます。
記事の数としても1か月程度の記事では、十分にその人のことを伝わりにくいと思います。
短い期間なら、人となりを良く見せることも可能です。
続けることによって、より素の自分が伝わるようになるとも思えます。
相当の期間は反応すらないことを覚悟して粛々と記事投稿するのが良い
人間は、短期に成果を望むものです。
が、長期で考えた方が成果につながりやすいと思えます。
特にブログを通じて、自分のことや自分のやっていることを伝えていきたいとするのであれば、記事が多い方が良いでしょう。
それを1か月やそこらで反応がないからと投稿をやめてしまっていたら本末転倒だと思います。
反応がないと継続して投稿するのがキツイと思うのであれば、自分のために記事を書いていると考えるのも有効だと思います。
ブログ記事は、後で振り返えて読み直すと自分の記事でありながら、勉強になることがあります。
「当時はそう考えていたんだっけ!」と反省することもできます。
私は別のブログで2016年~やっていますが、ときとぎ読み返しています。
場合によっては、過去の自分をコンテンツにして売れる可能性もあります。
ゆえに、反応がなくても継続して記事を投稿し続けることは十分にメリットがあると考えると投稿を継続しやすくなると思えます。