行政書士試験において試験後自己採点せず、発表日に合否確認せず、ハガキで合否確認するデメリット
↑ギリギリまで結果をみないサル。
行政書士試験において、合否の確認をハガキでする方が一定数います。
個人的には合否の確認をハガキですることはデメリットしかないと思っています。
※あくまで私見です。ハガキで確認する方を批判しているわけではありません。
理由は単純で自分が合格にせよ、不合格にせよ確認できるのが「遅い」からです。
合否の確認ができる(または推定できる)のに、「しない理由」があるのだろうか?と思ってしまいます。
合格したにせよ、不合格であったにせよ、他の人に比べてリスタートが遅くなるデメリットがあると思っています。
特に不合格になってしまった場合だと、他の全力でガッツリ勉強する受験生に比べて、2か月以上勉強をする時期が遅れ、明確に不合格率が高くなってしまうからです。
合否に関係なく、試験勉強を続けることができていれば問題ありませんが、通常、そういう人はほぼいないでしょう。(過去で1人だけみたことがあります)
どうして、自己採点をせずにハガキで合否を確認することがデメリットしかないと私が思っているかを詳しく説明します。
※不合格であった場合で考えています。
目次
試験日から合否ハガキ到着までの約2か月が無駄になりやすい
行政書士試験の場合は毎年11月14日前後に試験が行われ、当日中には予備校から回答速報がでます。
そのため、試験日当日は回答速報によって自己採点をすることが可能です。
記述においても、だいたい〇〇点くらいかなあ??と大雑把な検討をつけることができます。
そのため、自分が合格するか不合格になるかをある程度予想することができます。
不合格かもと思うのであれば、この時点(本試験日)から勉強を開始することが可能になります。
勉強が開始できなかったとしても、何がいけなかったか?の分析を始めることができると思います。
加えて、不合格かもしれないという心の準備をすることができます。
が、合否はハガキで確認するから自己採点すらしないというスタンスだと、自己分析および不合格かもしれない心の準備もできていないでしょう。
本試験終了直後から勉強をする他の受験生と比べて、約2か月リスタートが遅くなってしまいます。
約2か月後にようやく自己分析および不合格の受け入れをしていかねばなりません。
人によってはハガキ到着から数か月メンタル崩壊して勉強不能になる場合もあります。
合格したつもりで実務勉強をしてた場合に精神的なダメージが大
ソコソコ手ごたえありと思って、合格後の実務の勉強を始めていたらメンタルがキツクなると思えます。
自分で合格することを想定して気持ちを持ち上げてしまっている以上、ふたを開けて不合格だった場合に、精神的なダメージが大きくなるでしょう。
個人の自由だろ!と言われればそれまでですが、わざわざリスタートしずらい状況にしていると感じます。
自己採点していればそんなことにはなりにくいのに!と思ってしまいます。
なぜに自己採点をしない?と思ってしまいます。
「もやもやしたくない」は重要なのか?
たぶん自己採点をしない理由は、記述の採点いかんによって合格になるか?不合格になるか?が不明で「もやもやしたくない」というのがメインの理由だと思えます。(個人的な予想)
が、個人的にはそれよりも、不合格だった場合のリスタートが遅くなる方がダメージ大きくねえ?と思ってしまいます。
「もやもやしたくない」というのは気持ちの問題であり、その他大勢の人は自己採点したり、合格発表のときに合否を確認していることから、一般的には大した問題ではないと思えます。
気持ちの問題なら、自分次第で何とでもなります。そして期間も合否ハガキ到着まで約2か月程度です。
が試験は自分の気持ちで何とかなるものでもありません。
ゆえに、もやもやは受け入れて自己採点した方が良くねえ?と思ってしまいます。
結果がわかっているものを先延ばしにするスタンスで良いのか?
ハガキで合否を確認するという方は、自己採点もしなれば、合格発表日に合否確認もしない場合があります。
個人的は、これは本当に謎の行動です。
確認できるのにしないというのは、どういう心理状況なのか?私は想像しにくいです。
結果が出ていることを確認しないというのは、ビジネスをやる上では、どっかのタイミングで致命傷になる可能性があると思えます。
というわけで、行政書士試験において試験後自己採点せず、発表日に合否確認せず、ハガキで合否確認するのはデメリットだと私は思っています。
※あくまで私見です。ハガキで確認する方を批判しているわけではありません。