一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

資格試験で不合格になりやすい勉強法とは?

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↑合格と言うハードルを超えらない人のイメージ。

 

私は2020年から資格試験をチョイチョイ受けています。その経験から、不合格になりやすい勉強法があると思っています。

 

行政書士試験では、その不合格になりやすい勉強法を私自身が実行し不合格になっています。

 

記憶をさかのぼると大学受験時代に失敗したのも、この不合格になりやすい勉強法をやっていたと思います。

 

ゆえに、たぶん、ある程度の精度が高いと思います。

 

2023.4月では、そういう不合格になりやすい勉強をしないように気をつけています。

 

以下でその不合格になりやすい(やらない方が良い)勉強法をご紹介します。

 

①インプット重視の勉強。

 

まず、やってはいけない勉強法の筆頭は、インプット重視の勉強です。(※やるべきはアウトプット重視です)

 

インプット重視のわかりやすい例は、最初にテキストを通読するというやり方です。

 

※テキストの通読はやらない方は良いです。

 

↓テキスト通読しているイメージ。これはダメ。

 

理由は単純で、「何が重要か?」わかっていない状態でテキストを読んでも効果がほとんどないからです。

 

テキストの通読は、砂場から砂金を探すようなイメージに近いと私は思っています。(超大変ということです)

 

同じ砂金を探すなら、砂場のここを掘ると砂金がでるよ!とわかった状態で探した方が効率的砂金も見つけやすいです。

 

つまりは、最初にテキストを通読すると、どこが大事かわかっていないのに、まんべんなく読むため、読んでも徒労に終わる確率が高くなります。

 

だったら、先に過去問をやる、もしくはどこが重要であるか?がわかった状態で初めてテキストを読む方が、はるかに効率的になりえます。

 

勉強の順番としては以下と思えます。

 

×:テキスト→過去問(問題)

〇:過去問(問題)→テキスト

 

過去問→テキストで勉強する人はいわゆるアウトプット型で勉強するタイプです。

 

テキスト→過去問で勉強する人がインプット型です。

 

インプット型は効率が悪くなるので、同じ知識量に到達するのに、アウトプット型の1.5倍~2倍くらい時間がかかると私は思っています。

 

勉強時間が多いのに、不合格になってしまう一因は勉強方法がインプット型であるということと考えられます。

 

実際に私が不合格になった行政書士試験では1200時間~勉強しましたが、完全にインプット型でした。インプットにおそらく800時間くらいかけたと思います。

 

ある意味不合格になって当然と言えるでしょう。(今、振り返ってわかることですが・・)

 

勉強時間の内訳としては、「インプット:3 アウトプット:7」くらいが良いように思います。

 

 

②模試の結果を軽視し、勉強時間を重視する

 

次に不合格になりやすいと思うのが、自分の実力を模試の結果ではなく、「勉強時間」で判断することです。

 

 

多くの試験には、おおよその合格に必要な勉強時間が目安があります。

 

行政書士試験ではあれば600時間~800時間と言われています。

 

そのため、1日の勉強時間を計測していき、累計勉強時間が600時間~800時間へ近づくことで、実力を判断するやり方です。

 

このやり方は、勉強をすれば確実に合格に近づけるため、モチベーションを保つのに一定の効果があると思えます。

 

が、合格率の高い試験にはこのやり方で十分通用しますが、難関資格になると一切通じなくなる傾向です。

 

最悪、万年受験生になるリスクがあるので注意が必要です。

 

当たり前ですが、合格に必要な知識レベルに到達したときが合格であって、勉強時間=合格ではありません。

 

私自身は資格試験勉強で勉強時間を計測していますが、それは非効率が勉強をしていないか?を横比較するための目安として計測しています。

 

③自己分析しない.

 

 

自己分析は、自分の弱いところは見つめることになります。

 

人によっては見たくないでしょう。もしくは苦手な勉強をすることになるので、苦痛で避けたくなるでしょう。

 

これは、上記で書いた模試の結果を軽視し、勉強時間を重視するには直結していきます。

 

模試の結果を直視すると、自分の実力(弱いところ)が見えてきます。

 

そこから、点数を伸ばすためには何をすべきか?がわかることが多いです。しかし、自分の実力がわかってしまうために、本能的に避ける人もいると思います。

 

勉強したにもかかわらず点数が下がるなど普通に起きるため、見たくないという気持ちになるのだと思います。

 

それよりは、確実に増える勉強時間でもって、合格に着実に進んでいるという安心感を得たい心理なんだと思えます。(※実際はそれが不合格への道だったりしますが・・。)

 

が、自己分析ができないと、かなり非効率が勉強をすることになると思えます。

 

※合格確率を高めるには上記の逆をすれば良いと思われる

 

資格試験の勉強において、合格確率を高めるには上に上げた逆をやると良いと思えます。

 

つまりは以下です。

・アウトプット中心の勉強をする

・勉強時間ではなく模試の結果を重視する

・合格するために何が必要か?自己分析する

強いていうとアウトプット型で勉強してなくても、残りの2つが徹底できれば合格しやすいと思いますが、勉強時間が想定より多くなると思います。

 

一方で、勉強時間を重視していたり、自分分析ができていないと、万年受験生コースを歩む可能性が高くなると思います。

 

そうしないように注意をしなければならないと思います。

 

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