【ブログ】資格系ブログで稼ぐために「良いと思っていないもの」をガツガツ紹介してはいけない。
![](https://hm-kawashima.com/wp-content/uploads/2023/10/22474825-1.jpg)
↑お金のために罠を張るのはNGです。
私は自分が資格試験を受験する際に、すでに受験して合格した受験生のサイトを参考にさせていただくことがあります。
その際には、私の体感で70%のブログは収益目的で良いと思ってもいない教材をすすめているサイトになっているネガティブな印象をもっています。
残りの30%のサイトから情報収集をさせてもらっています。
私の体感で70%の資格系ブログが微妙と感じる現状は、とても残念でもったいないと思っています。
そういう意味で2023.10.1にステマ規制が実行されたのは、政府の英断でしょう。
ステマ規制とは、良くも思ってもいないのに、収益目的で自分が体験してよかった的に見せかけて広告すんな!という規制です。収益目的なら「広告」と明らかにわかるようにしなさいというものです。
自分で良いと思ったものを紹介するなら良いでしょう。
が、自分が良いと思ってもいないものを収益のために自分の体験のように見せかけて宣伝するのは、信用を落として結果自分の首を絞めることになるので辞めた方が良いのでは?と私は思っています。
その理由をご説明します。
※もちろん、私自身、そういう自分が良いとも思っていないものを宣伝をしていません。
自分が使ってもいない「教材・講座」を紹介するのは不自然すぎる
よくみる典型的なパターンは、「私は〇〇を使って合格しました。」と普通に自分の合格体験を書いた後に、謎に、その人が利用してもいない予備校の講座を推奨してくるものです。
「私は使いませんでしたが、テキスト・過去問で理解が不十分に思う方は予備校講座を使うのがおすすめです」みたいな極めて不自然な文章が挿入されます。
なんで?理由は?と思うでしょう。(答え:そのサイト経由で予備校の講座を買ってもらうとそのサイト主にお金が入るからです。)
「私は使いませんでした」が入っていれば、ギリ親切ですが、その文言もなく、あたかも自分が使っていたかのように薦めているサイトもあります。
この時点で、かなり不自然です。
自分の合格体験記に予備校は一切にでてこないのに、「予備校の講座をすすめる」からです。
本人は気が付いていないかもしれませんが、それをすると、自分が本当に体験した合格体験ですら、「ウソで盛っているんじゃねえ?」と信頼性が急低下します。
この人は平気でウソつく人だ!と説得力がなくなるわけです。辞めた方が良いでしょう。
「無料資料請求」をやたらプッシュするのも不自然
次によくみるのが、無料資料請求をやたらプッシュしているものです。
どうして、その資料を請求した方が良いのか?実際に請求して何が良かったか?の説明なしに、とにもかくにも無料だからとりあえず資料もらっておきましょう的なのも極めて不自然です。
その不自然が起きる答えは、そのサイト経由で資料請求してもらうとサイト主にお金が入るからです。
予備校の講座は高いから申し込みにくいけど、資料請求なら無料だからできるでしょ?と思って書いているのが透けて見えてきます。
無料ゆえに、予備校の講座のアフィリイト広告よりも雑でかなり違和感があるプッシュになりがちです。
それゆえに、上記同様に、せっかく個人が体験した貴重な合格体験が、一気に安っぽく信頼性がないものに見えるようになります。
◎本当に良いと思う自分の体験で収益化を狙いましょう。
リアルな合格体験記であれば、受験生には本来喜ばれるものでしょう。
しっかりとしたもので価値があると思ってもらえれば、体験記を購入してもらうことも可能になるでしょう。
簡単ではありませんが、鋭意努力する価値はあると思えます。当たり前ですが自分本位で考えてはいけません。
合格体験記を書くのであれば、自分も受験生であった経験があるはずです。
合格したい受験生のときに、「本当は良くも思っていない予備校講座などをプッシュしてくる合格者のサイトがあったらいい迷惑」に思うはずです。
「こっちは合格したくて必死なんだから、良いと思っていないことをすすめるのは辞めてくれよ!」と思うでしょう。
自分が苦労した・悩んだ経験を踏まえた生でリアルの合格体験談であれば、価値を感じてくれる人がいるはずです。
そっちで勝負するべきと思います。
安易に多少の収益がもらえるからと自分が体験していない・良くも思ってもいないものを宣伝するようなことは、お互いにとって百害あって一利なしと思えます。
観察していると資格系のブログは、私の体感上で70%くらいが収益目的のために内容が歪んてしまっているものが多い印象を受けます。
もったいないと思いますし、自分の運営するブログ・サイトがそうないように注意すべきでしょう。