一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

競売不動産取扱主任者に合格する。~感想。なぜ受験したのか?~

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 

2023.12.10に受験した競売不動産取扱主任者に合格しました。

 

昨日2024.1.17が合格発表でした。

 

正直、合格できるかどうか?はギリギリと思っていたので、合格できてホッとしました。

 

詳しい合格体験記は、noteに書いています。(一部有料です)

競売不動産取扱主任者に合格した私の勉強方法。勉強時間は?
 

この記事ではざっくりの感想やマイナー資格で独占業務のないのに、わざわざ受験した理由などをご紹介します。

 

競売不動産取扱主任者を受験した感想

 

とにかく勉強しづらい試験でした。

 

というもの過去問が存在しないからです。資格試験においては、過去問をやり込むというのが王道です。

が、競売不動産取扱主任者においては、その勉強の核となるべき過去問がありません。

 

厳密には過去問は存在しますが、受験生や各資格試験予備校などの試験センター以外では見ることができません。

試験問題は試験後に回収され、その後も内容を公表しないからです。

 

過去問がないからには対策ができない(できにくい)ということで、競売不動産取扱主任者に関する勉強法は原則、公式テキスト・公式問題集をやるの1択しかないということになります。

 

※例外として、協会が主導する2万のくらいの1日講習をうけることもできます。

 

しかも唯一の問題集も問題が150問しかありません。

「正直、これで足りるの?」と思いながら受験生は勉強することになります。

 

不安に思っても、2万の講習を受ける以外は、他にやることがありません。

強いていえばテキストを隅から隅まで熟読するくらいです。

が、それはかなり非効率で、読んでも点数をとれるか?はわかりません。

 

ゆえに、総じて勉強しづらかったというのが感想です。

これは私固有のものではなく、ツイッターなどで観察する限り、受験生の多くから勉強しづらいという声が上がっていました。

 

競売不動産取扱主任者に過去問がない理由の考察

 

競売不動産取扱主任者は過去問がないという特殊試験になる理由を私は収益(利益)を確保するためだと予想しています。

 

というのも、そもそもで受験生が毎年1500名くらいしかいない小規模な資格試験です。

 

出典:不動産競売流通協会HP

 

たぶん、それゆえに、しっかりと収益(利益)を確保しないと成り立たないのだと思えます。

 

収益(利益)の確保する選択として、この競売流通教会が発行するテキスト・問題集を必ず受験生に買わざるを得ない状況にしているのだと私は考察しています。

 

過去問が開示されていれば、過去問を使った問題集・テキストが大手予備校から出版されるでしょう。

そして、受験生はほぼ、その大手予備校からの問題集・テキストを買うでしょう。

 

それでは競売流通教会にお金が落ちずに、存続できません。ゆえの苦肉の策で過去問を非公開にしていると思えます。

 

過去問がないことに違和感を覚える受験生が多いと思いますが、経営者の視点に立って考えると、収益を確保するためにしょうがないのだろうと、ある程度理解することができます。

 

逆になるほど、こうやって収益(利益)を確保する仕組みを作るのか!と勉強にさえなります。

 

わざわざ競売不動産取扱主任者を受験した理由

 

競売不動産取扱主任者は、マイナー資格かつ民間資格かつ独占業務なしの資格です。

実際に競売を業務でやっている人以外は通常は受験しようと思わないでしょう。

 

にもかかわらず私が競売不動産取扱主任者を受験した理由は、他の宅建士との差別化です。

 

現状では私は宅建業をやるつもりはありませんが、業務提携などを通じてフリーの宅建士をやるつもりはあります。

 

その際に、提携する相手側の視点から見た場合に、宅建だけを思っているよりも、競売不動産取扱主任者を持っていた方が引き合いが強くなると思ったからです。

 

宅建を持っている人は、とりあえず転職時に便利そうだから宅建を取るという人も多いように思います。

宅建を持っているだけだけとイマイチその人の考えていることが見えにくいように思えます。

 

そんなときに、競売不動産取扱主任者をもっていたらどうでしょうか?

一部の資格マニアを除いて、それなりに不動産についてガチで勉強する気がある人しか受験しないでしょう。

 

つまりは差別化になるだろうと思ったわけです。(※あくまで私の感覚です。実際はわかりません。)

 

仮に私の見込み違いであっても、私の場合は宅建の合格直後の受験のため投下する勉強時間は20~25時間程度です。

 

スキマ時間で対応でき、たいして時間を使いません。

実際に、20~25時間程度勉強した後は、試験前でも他の勉強を始めました。

 

また個人的な興味としても、競売のついての仕組みをしたいと思っていたので、試験を度外視しても特段に問題はありません。

 

というもろもろの打算と思惑があって、競売不動産取扱主任者を受けました。

結果は合格できたのでほっとしています。

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 群馬県邑楽郡で開業している行政書士のブログ , 2024 All Rights Reserved.