まずは行動すべし。~行政書士開業前と開業後の時間経過で考え方はガンガン変わる~
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↑行動していると考え方がガラっと変わります。
行政書士を開業する前には色々と開業後のことについて考えます。
開業後であっても同様に考えます。
が、あまり深く考えるのは非効率です。
なぜならば、時間経過とともに考え方が変わるからです。
場合によっては180度変わります。
行政書士を開業するのであれば、ある程度考えた後は、とりあえず進んでみようと行動する方が大事です。
その理由をご説明します。
開業前に情報収集しても、たいした情報は得れない
開業前は色々と情報を収集するでしょう。
私もしました。
が、一定の時間を使って情報収集しましたが、ハッキリ言うとどれも役に立ちませんでした。
たぶん多く人が開業前に求める情報は
「いかにスムーズに軌道にのって売上が上げられるか?」
でしょう。
そのために、どんな業務を選んで、何で勉強して、困ったときはどこを頼ればいいか?などです。
が、普通に考えれば、そんなものは必死になって探そうがありません。
見渡せば、行政書士試験に合格しても開業していない人がゴロゴロいます。
ある意味で「そういう値千金の情報はない」という証明でしょう。
私自身の経験でも、色々情報収集しても決め手に欠き、3年くらい売上0でもいいやという覚悟を決めて開業に踏み切りました。
結局、開業してみるという行動をしてみるしかなかったわけです。
開業したら開業前とはずいぶん違った
実際に「えい!やー!」で開業に踏み切ると、見ている世界が一変しました。
開業前にあれこれとネットで調べていたこととは違う世界が存在していました。
その点は以下で書いています。気になる方はどうぞ。(一部有料です)
【行政書士実務知識の習得】行政書士「開業前に思っていたこと」と「開業後の思ったこと」の違い
ようは行政書士として行政書士だからこそ得れる情報にアクセスできるようになったわけです。
開業という行動をしたからこその結果とも言えます。
開業して他の行政書士と接するとより情報が入る
さらに開業すると多くの他の行政書士さんと接する機会が増えます。
下記のような新年会にもめんどくさがらずに出席すると、名刺交換し、色々と情報交換できるものです。
本日2024.1.16群馬県行政書士会新年賀詞交歓会に出席させていただきました。
席に恵まれて、有意義な時間を過ごせました。
名刺交換していただいた方々、ありがとうございました。 pic.twitter.com/7wF4tM6DgI— 川島和秀(行政書士・1人法人社長|群馬県):車庫証明:(大泉、太田、館林警察署対応) (@hm_ceo_) January 16, 2024
単純に名刺交換すればいいだけでなく、多少のテクニックがあったほうが有効な情報も聞けると思います。
私が意識していることは以下で書いています。(一部有料です)
新人行政書士でもベテラン行政書士さんに関心をもってもらえる話題とは?
これも積極的に会に参加し、話しかけるという行動した結果で情報収集できたことになります。
ちょとした人脈にも発展が期待できます。
※情報・経験が増えるごとに考えが目まぐるしく変わる
開業した直後は、ほとんどの人は行政書士に関する情報を持ちあわせていません。
経験・知識がない状態で情報収集しても知れています。
経験・知識が増えた状態で情報収集をすると、より濃密な情報を得れるようになってきます。
そして、多くの場合、経験・知識が増えるのは行動したことによってもたらされます。
そういう意味では、行動はかなり大事に思います。
行動したうえで生じるリスクを考えて、大したリスクでなかったら、まずは行動して経験するということが行政書士開業においては必要と思います。
経験がない状態で必死に調べていたことは、経験を得た後になると、どうでも良いことだったりします。
だからと言って、何も考えずにガツガツ行動するのは、それはそれでリスクもあります。
が、考えすぎて動かないものよろしくありません。
そこそこ考えたら、あとは行動するというのが大事に思います。
難関資格と言われる行政書士試験を合格した人は、合格法を調べてそれに沿った勉強をするのが得意の人が多いです。
合格法というか成功する道が示されていないところを、とりあえず進むというのは苦手な人が多いでしょう。
だから合格したものの開業しない(できない)人がそれなりの数いるのだと思えます。
行政書士を開業した後は、とりあえず行動してみるというのが大事と私は感じています。