一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

相応に年をとっても、先生と呼ばれても積極的に恥をかくべし。

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↑恥ずかしい思いをしている人。

 

私はできるかぎり積極的に恥をかくことを意識しています。

というのも私は一応、末席と言えども行政書士事務所を開業しているため、世間的に士業の先生と呼ばれる場合があります。

 

ただ開業しただけで、翌日から「先生」と呼ばれる立場を手にいれられるわけです。

これっぽちも先生らしい要素はなくてもです。

 

たぶんこういう状態が数年続くときっと勘違いしてくるでしょう。

えらくもないのに、自分をえらいと思い込んで、他人に横柄な態度をとってしまうリスクがあると思えます。

 

そうならないように、私はできるかぎり、わからないことをわかりませんとハッキリ伝え、意識的に恥をかくようにしています。

「年下の人にも、わかりません。教えていただけると助かります」と普通に頭を下げてお願いします。

 

そんな考えをしている背景をご紹介します。

 

年齢を重ねた後の知ったかぶりは自分を含め周りを不幸にする

 

観察して思うのが、一定の年齢を重ねた人の知らないのに知ったかぶりすることの悪影響です。

これをされると周りが不幸になる傾向にあります。

 

多くの人は、年齢を重ねた人に一定の敬意があります。

その人が間違ったことをしていても、多くの人は間違えを指摘したり、ダメだししたりはしたくないものです。

高齢になるとバイトに採用されにくいのも、そういう理由と思えます。

 

上下関係がある間柄だと超大変です。

間違った方向であっても、おとなしく従わざるをえないのが実情でしょう。

指摘したら、高確率で首や閑職に飛ばされる可能性があるためです。

 

北へ行くゾ~と号令をかけたものの、その社長が方向音痴で南に進み始めたら、社員はどう反応すればいいでしょうか?

指摘したら、高確率で首や閑職に飛ばされます。

 

そんな場合は、わかっていても南に進むことに従うでしょう。

北へはいけないことはわかっていて、半年後、ぜんぜん進んでないやんけ~ということになったとしてもです。

 

客観的にみていると、かなりおかしなことになっています。

がこれは相応に立場のある人に、物を言いにくいためです。そして、そんなことをしていれば、会社は良い方向には進まないでしょう。

 

こんなことになってしまうのは、年を重ねてくると、恥をかくことを嫌うからだと私は思えます。

ようは体面を重んじているわけです。

そのために、間違えを指摘させない雰囲気にしがちです。

 

本当良い方向に進んでいきたいなら、逆に、年をとっても、「わからないなので教えて」と躊躇なく聞ければ、そのようなことを解消しやすいと私は思っています。

周りが間違えを指摘しにくいということを理解し、自分が指摘してもらえるようにしなければなりません。

 

その行為を恥とするならば、積極的に恥をかくのが大事という考えです。

むしろ、わからないことをわからないと聞くことを恥と思えないくらいにしておくのが良いと思っています。

 

わかっていても、先生という立場や相応の年齢になると、年下に教えを請うことに抵抗を持つ人が多いでしょう。

 

恥をかくコツ①:自分を過剰評価しない。

 

そもそもが恥をかくという場合は、知っていて当然と思えるようなことを知らない場合が多いと思えます。

が、自分が世の中が常識と思っているようなことすらも知らない大したことない人間だと思っていたらどうでしょうか?

 

周りがわかっていることを知らなくても、恥をかくとは思いにくいと思います。

なぜならば、自分のことを常識すら理解していない足らない人間であると思っているからです。

 

これは自分を過小評価して、自己肯定感を下げるべしということを言っているのではありません。

考え方の話で、「知らないことがあって当然。だって人間だもの」と思っていれば良いという発想です。

 

そのためには、普段からわからないことはハッキリわからないから教えてと言い慣れていないと実践できないでしょう。

そして、わからないことをわかるようにするというのは面白いと思えるようになるのが良いと思います。

 

恥をかくコツ②:わからないことを知ることに楽しさを覚える

 

わからないことが、わかるとなるほどそういうことか!と楽しさや面白さを覚えることはないでしょうか?

 

たぶん子供のころは、ほぼ全員がそういう考えをしてたと思えますが、年を取るにつれて、知らないことが恥ずかしいと思うようになってしまいがちです。

 

年をとっても、子供の時の感覚を思い出して、実践してみるのがコツと思えます。

慣れるまではシンドイかもしれませんが、慣れて楽しさや面白さを感じれるようになれれば、しめたものです。

 

そうなれば、むしろ恥をかくと思わなくなるでしょう。

さらに、わからないこともわかるようにする楽しさを感じながら生活ができるようになりQOL(生活の質)はかなり上がると思えます。

 

というわけで、私は積極的にわからないことはわからないから教えてというようにしています。

そんなことも知らないの?と思われる恥を積極的にかくようにしています。

行政書士の先生なのに?という見栄やプライドは持たないように注意をしています。

 

※この記事の内容はあくまで私はそう思っているという個人的な私見です。他人に求めているわけではありません。

 

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