【行政書士開業】どうせ開業してもしばらくやることないだろうと思って開業したみた感想。
私はR5の3月1日に「行政書士を開業しても、しばらくやることないだろう」と思って開業しました。
しかも開業しても、しばらくは業務をするつもりもないので、より一層やることはないだろうと思っていました。
そのため、将来の布石の意味もあり、かつ時間を無駄にしないように資格試験を受けまくるスケジュールを組んでいました。
3月21日 ドローン検定2級
4月~5月 簿記2級受験予定
5月 ドローン検定1級予定
10月 宅建
宅建は、後戻りできないように有料講座を購入しています。
が、開業してみると、「思ったよりもやること」がありました。色々と予定を詰め込んで半分失敗したと思います。
見込み違いがおきた理由と、どんなやることがあるか?をご紹介します。
目次
先に行政書士を開業した人たちが忙しそうには思えなかった。
これは大変失礼な話で申し訳ありません。
行政書士試験の受験生であったときに観察していた方々で、開業した方の様子を見ていると、忙しそうに仕事をしている人をあまり見ません。
※特定の方を指しているわけではありません。全体的に一般的にみてそう思っていました。
あえて忙しさを見せないようにしていた戦略なのかもしませんが、私は純粋に仕事があまりないのではないか?と邪推していました。
ゆえに、私みたいに本腰いれて動くつもりがないのであれば、かなり暇になるだろうと見ていました。
が実際は仕事を受注しなくても、まあまあやることがありました。
それをご紹介します。
研修(セミナー)が結構ある
研修(セミナー)は結構な回数予定されています。
日本行政書士会の研修(セミナー)に加えて、都道府県の行政書士会がする研修(セミナー)もあります。
私が行政書士に登録した瞬間に3つの研修(セミナー)がありました。
これらをより有効に利用したければ、事前に予習をしておくのが有効だと思います。そのため1つにセミナーにして3日くらい予習するようにするとそれだけで約10日が潰れることになります。
行政書士開業前は、市販の実務本をしか勉強することができないと思っていましたが、結構、研修(セミナー)が充実している印象を受けます。
研修動画もかなりの量ある
加えて、過去のやったと思われる研修(セミナー)が相当数、動画で視聴できるようになっています。
全部見たら50時間くらいはありそうな気がします。(調べていなく感覚です)
これを見ようとすれば、それなりに時間がかかってきます。
こういう動画も早いうちに1回は視聴しておきたいものです。そして視聴して疑問点がでてくれば調べることになるでしょう。
つまりは、まあまあやることがでてくるわけです。
知識が増えるとより多くの情報が取れるようになる
開業前であれば、行政書士の業務の種類についてほとんど知らない人が多いと思えます。
建設業許可・外国人関連・自動車関連・相続関連・補助金などの代表的なものを知っているくらいだと思います。
が、当たり前ですが実際は他にも色々業務があります。
開業すると研修(セミナー)や動画を通じて、より業務を知ることができるようになります。
そうなると今までにない角度から情報を収集ができるようになり、より多くの情報を得れるようになります。
情報量が増えると、選択肢の幅が増えるので、色々と検討できるようになります。
※開業前の情報収集は氷山の一角である可能性が高い
開業前に、あれこれと情報収集しても、いったことのことない外国についてあれこれ空想するみたいなものに近い印象を受けます。
実際に開業してからの情報は、開業前に比べると一段深いものになりえると思います。
開業するとは、行ったことのない外国にとりあえず行ってみる!みたいな感じです。
まさに百聞は一見にしかずです。開業して数日でそう感じているので、もっと時間が経過すればさらに強く思うようになるでしょう。
というわけで、資格の勉強に時間を使うくらいなら、行政書士業務をもっと調べることに使いたいと思っているのが現状です。
人によって考え方は違うでしょうが、私はそう感じました。
が、とりあえず、進行している資格試験はしぶしぶやっていきたいと思います。
そういう意味では、資金的にはある程度余裕はあるが、実務経験がない等が不安で開業をためらっているならば、まずは開業するというのが良い気がします。
開業前にあれこれ考えていたことよりも、一段も二段も深い情報が入ってくる状況になると思えます。(少なくても私はそう感じました)