法人税の申告を勉強したいなら税理士試験の法人税法を講義を受講するのが効率的
↑たくさん買った法人申告書を書くために参考書の一部。これはほんの一部でもっとたくさん買っていますが、満足する知識は得られず・・・。
法人税の申告について勉強したいなら税理士試験の法人税法を講義を受講して勉強するべき!
群馬さん
私は2022.7月現在、税理士なしで法人税の申告を4回行いました。
特に最初1回は5冊本を購入し、購入してはいないものの、書店で何冊も法人税の申告の本を読みあさりました。
その後も、毎回、何かしらの法人税の申告関連の本を買っています。
この手の本は高くて、1冊ざっくり3000円くらいするものが多いです。ということは、10冊買うだけでも簡単に3万程度は飛んでいきます。
が、本を買っても満足する知識習得までにはいかないことが多く、どうしたもんかいのー?状態でした。
法人税の申告は、正直、理解していなくても、決算書の決まった数字を申告書の決まったところに転記すればいいだけなので、なんとかなってしまいます。
※これが税理士さんが格安で申告業務を請け負う理由です。税理士ではなく、バイトにマニュアル渡して、作成しといてとなっているのが現状だと私は推察しています。
しっかりとした知識をつけようと思って、書店にいっては法人税の本を探しますが、どれも微妙というなかで、ついにコレって!というものを見つけました。
それが、税理士試験の法人税法を勉強するということです。
値段的にスタディングが5万程度で良いです。(数か月ごと10%の割引クーポンがでる傾向。利用すれば4.5万程度で受講可能)
以下で具体的に説明していきます。
目次
税理士試験の法人税法は超実務向き!!
一般的に試験というと、実務にはほとんど役に立たない!
というのがほとんどだと思います。
がしかし税理士試験の法人税法は違います。
税理士試験の法人税法はまさに申告書を作成するために必要な知識が問われ、かつ実務にリンクしています。
群馬さん
実際に勉強してみて、実務への直結具合にビックリします。
痒いところに手が届くというか、そこ知りたかったんだよなと思うことを概ね網羅しています。
市販の本を買いまくっても、理解がイマイチだなと感じる方は税理士試験の法人税法を予備校の講義をとって利用することをおススメします。
理論暗記作業をしない税理士試験の法人税法の勉強が実務にとって最強にコスパの良い勉強だと思います。
市販の法人税申告書の書き方的に本では不十分
私も含め多くの人は、書店やアマゾンで法人税申告書の書き方的な本を探して、それを基に知識の習得を図ると思います。
がそれだと不十分なはずです。
どれも、おおざっぱな概略を説明したものになり、核心に迫るものは、ほとんどありません。
それでも法人税の申告書を作成することは可能ですが、なんともスッキリしない状態で申告をすることになります。
※上で説明したように法人税の申告書は決算書のここの数字を申告書のあそこに書くという対応関係があるため、深い理解がなくても作成自体はできるようになっているからです。
法人税申告書関連の本は高く、1冊3000円前後します。
そのため、断片的な知識しか手に入らないにもかかわらず、10冊買うだけでも3万程度のお金も飛んでいき、決してコスパがいいものではありません。
私は15冊くらいは余裕で買ってます。
どれがおすすめで、どれを利用すれば法人税の申告書がかけるようになるかも自分なりにわかるようになりました。
が正直、知識がしっかり身についたという感覚はありませんでした。
市販の税理士試験の法人税法のテキスト・問題集でも不十分
税理士試験の法人税法を勉強するのに、市販のテキスト・問題集を使えばいいのではないか?と思うかもしれませんが、それも不十分です。
そもそもが、税理士試験の法人税用のテキスト問題集は大手予備校が出しているものがほとんどです。
大手予備校以外だと少し安い値段でネットスクールがテキスト問題集を出しています。
これらを私は購入して利用していますが、正直不十分です。
法人税法の理解が少ない中でテキストベースで勉強すると理解ができにくいです。
わかったような気になりますが、本質的なことは理解できずに終わるというのが私の印象です。
解説も少な目なので、これらをやっても法人税を理解できたという手ごたえは感じませんでした。
↓2019年にネットスクールで買ったときの明細の一部です。
やっぱり講義でしっかり聞いて勉強するのが理解ができるようになります。
スタディング以外だと講座が高い
税理士試験の法人税法の講座は大手予備校だと高いです。
TAC・・9.5万~11.5万
大原・・14万~29万
など高いです。
スタディングだと4万9500円で受講できます。
※すべてWEB上なので、その点が難点です。動画講義は良いですが、問題演習はちょっと面倒です。(印刷はできます)紙ベースの問題集を+1.7万程度で買うことはできます。
前述したように、よくわからない市販を法人税申告書関連の本を買いあさると1冊3000円くらいなので平気で数万とんでいきます。
そのことを考えたら、最初から網羅的にしっかり学べるスタンディングの講義を活用した方が良いです。
やっと5年目にして、しっかりとパズルのあいたピースがハマっていく、痒いところに手が届く感じがします。
私にとって、とても有効と思っています。早くから気が付けばよかったと感じています。
無料講義でお試しができる
スタディングが無料登録をすると一部講義が無料で一定期間見れます。
それを利用して、内容を確認してみるのも良いと思います。
5万で網羅的に法人税の申告について学習できるのはコスパがいいと感じる
講師の好き嫌いがあると思いますが、個人的にはこの料金で網羅的に法人税法が講義で勉強できるのは、他にはないと思うので、5万程度ならとりあえずポチってみるという発想で良いと思います。
基本、法人税関連の本は書店には種類が少ないです。
そのため自分にあったものを探すのが超面倒です。ある本で比較的良さそうなものを仕方なしに買うというのが通常だと思います。
そしてそれが前述したように3000円くらいします。
適当に買っているだけでも3万くらいは平気でとんでいきます。しかも自分の求めているものとは微妙にズレています。
そんな探す労力、何冊も買う費用を考えると、5万で網羅的に勉強できるなら、コスパは良いと思います。
コスパが良いと思える具体例(別表4の書き方)
実際に法人税申告書を作成しようした場合は、最初に所得計算(別表4)が必要になります。
市販の本などでも書き方が書かれていますが、数ページ程度しかありません。
いくつか小分けにした詳し目のものでも10ページ程度です。
市販の税理士試験の法人税法のテキストでも数ページしかありません。
正直、知識が少ないものがこの数ページで別表4を理解するのはできなくもないですが大変です。
もしくはわからない点をさらに別の本で調べる等をして、やっと知識を深めることができます。このわからないところが適切に書かれた本を探すだけでも一苦労します。
私はそうやって苦労してきました。
が実際にスタティングの法人税法の別表4を理解する上での講義は以下になっています。
①課税標準って何? | 9分 |
②各事業年度の所得の金額 | 18分 |
③益金の額の範囲 | 13分 |
④収益の額と益金の額 | 18分 |
⑤具体例 | 22分 |
⑥損金の額の範囲 | 10分 |
⑦費用の額と損金の額 | 9分 |
⑧費用の額と損金の額2 | 26分 |
⑨公正妥当な会計処理の基準とは? | 9分 |
⑩資本取引とは? | 8分 |
⑪各事業年度の所得金額の計算 | 22分 |
⑫確定決算主義 | 9分 |
⑬所得金額の計算 | 11分 |
⑭別表4のひな形 | 11分 |
⑮別表4の例題 | 14分 |
209分 |
209分もあります。
市販の本や問題集だと数ページで終わるものがです。
しかもこれらは試験のための試験特有の知識ではなく、まさに法人税の別表4を書くために必要な知識になります。
実際に私が受講してそう感じています。
別表4について、209分にわたって解説をしてくれる市販の本などありません。
いかにこの威力が絶大が理解いただけるかと思います。
※税理士試験の法人税法は実務に直結している。コスパが良いのはスタディング
まとめると以下です。
法人税の申告書の作成を網羅的に勉強したい方はスタディングの法人税法の講義を活用するのが実体験よりおススメです。
理由は以下です
・法人税法の試験勉強は法人税申告書作成に直結している
・市販の本だと何冊読んでも網羅的に学習できない
・5万~6万という値段が法人税法の中では安い
・税理士試験の市販のテキストだと理解しにくい
実際に法人税の申告を税理士なしで4年やっている私の実体験より上記を感じています。
私が求めていた「コレ知りたかったんだよな」と思っていたことは、だいたいスタディングの法人税法の講義の中で触れられており、かゆいところに手が届くイメージです。
今までは何度も書店に行っては、法人税の本を片っ端から読んでいました。
そのたびに、「なんか微妙にちがうんだよな・・」というものばかりで、いたずらに時間ばかりが過ぎていました。
2022年4月の段階で私が思う最も有効な勉強法はスタディングで法人税法を勉強するです。
資金的に問題ない方であれば、TACや大原でもいいかもしれませんが、私は受講していないので何とも言えません。