一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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【行政書士試験】本試験で記述抜き180点以上になる人は2%(予想値)らしい。

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多くの行政書士受験生が一度は目指すであろう記述抜きの択一だけで180点以上です。

 

私が実際に観察していているかぎりで記述抜きの択一だけで180点以上で合格できた人は数えるほどです。

 

そのことからも難易度が高いであろうことは容易に想像できます。

 

今回は、とある大手予備校の人気講師のツイートで、それが2%らしいことを見つけました。(※一応、名前は伏せさせていただきました)

 

 

出典:X(旧ツイッター)

 

行政書士試験の合格者はざっくり受験生の11%前後です。そのうちの2%が記述抜きで180点以上を達成しているようです。

 

ざっくりでいえば、記述抜きで180点以上を目指すことは合格率2%の試験の合格を目指しているとも言えると思えます。

 

つまりは超難しいという事実です。

 

多くの受験生が狙うであろう記述抜きで180点以上という戦略が正しいのか?改めて検討してみる必要があるように思えます。

 

※記述抜きで180点以上が2%しかいない理由

 

行政書士試験は合格者人数でいえば毎年5000人前後、合格率でいえば11%前後にしたいという国の意向があるように思えます。

 

 

そのためには択一だけで180点以上取れるような試験だとマズイわけです。

 

詳しくは以下で書いています。

行政書士試験:本試験170点台不合格は「全然惜しくない」と思った方が「合格確率が高くなる」という話。

 

2%でも目指す人が多い記述抜き180点以上

 

記述抜き180点以上で合格できるのは2%っぽいという事実があったとしても、それを目指す受験生は多いように思います。

 

ツイッターを観察していると、受験生の70%くらいの人が記述抜きで180点以上とる!を言っているような印象を私は受けます。

 

特に初学者系の受験生は多いように思います。

 

たぶん理由は記述対策の勉強するのがシンドイからでしょう。

 

わざわざ、漢字を覚えたり、条文・判例の言い回しを一字一句思い出す作業は大変です。

 

最初は〇×の択一もシンドイですが、勉強の中盤になれば、〇×の二択で解答をするのは、かなり楽になってきます。

 

さらに記述は、一定水準まで覚えていないと部分点すら取れません。

 

だったら、ソコソコ正解できる択一だけやろうと思う人がいても不思議ではありません。

 

※記述対策をしないのは超ハイリスク

 

大手予備校の講師が言うには、記述抜きで180点以上取れている人は受験生の2%しかいません。

 

もちろん、記述抜きで180点以上を狙うが記述もしっかり勉強するというのであれば問題ないでしょう。

 

が、記述抜きで180点以上を狙う場合は、記述を点を取らないと不合格になると思っている人に比べて、記述の勉強する時間が少なくなるでしょう。

 

あわよくば記述抜きで合格を狙っているからです。

 

合格率を高めるには記述の勉強もガッツリやるということだと思います。

 

個人的には合格率が高くなるを得点戦略は以下だと思っています。

 

・択一で170点まで

・記述で30点前後

・合計で200点を狙う。

 

ポイントは択一だけで180点を狙うのではなく、択一170点の記述30点で合計200点をガチで狙いに行く勉強をするということにあると思います。

 

注意すべきことは択一だけでは180点以上を狙わないということです

 

択一だけであわよくば180点以上で合格しようという期待を捨てて、記述の勉強をやらないと不合格なると思うのが良いと思えます。

 

そのくらいの気持ちで記述の勉強に取り組むのが遠回りのようで実は近道のように思えます。

 

結果として、記述抜きで180点以上で合格できるようなことはあっても、狙いに行くべきではないように思えます。

 

記述抜きで180点以上は2%しかいないんだということを改めに認識しておくと良いように思えます。

 

※例外として、司法試験や司法書士試験の勉強をやっている受験生であれば、記述抜き180点以上を狙うのもアリと思えます。

 

行政書士試験で求められる以上の法律知識があると思えるために、180点の壁を難なく越えられる可能性があるためです。

 

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