一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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昨年170点台不合格者が今年も170点台で不合格になっているのが多い現実。180点の壁を突き破るには?

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↑行政書士試験にそびえたつ180点の壁。

 

先日、行政書士試験の合格発表が行われました。

 

新たに受験する人が、1回で合格したとSNSで発信される一方で、何年も不合格になってしまう方もたくさんいます。

 

特にしんどいのが170点台で不合格になった場合です。(行政書士は180点以上で合格)

 

本当は180点の壁に打ち返されて、実力的は全然達していない場合がほとんどであるにもかからず、合格まで後1歩のように感じてしまいます。

 

可哀そうに思うのが、SNS上で、後1歩でほぼ合格していたようなもんだと慰められてしまうことです。

 

本当は179点と180点の間には下記のような厚い岩盤がおり、ちょっとやそっとでは砕けないようになっていると思った方が良いわけです。

 

 

 

その理由は下記で書いています。気になる方が参照ください。

 

 

 

心構えとして170点台で不合格になっても、後1歩とは考えず、120点くらいで不合格になったように思って抜本的に勉強の方法を見直さなければなりません。

 

 

やるべきことはどうして自分は不合格になったのか?を徹底分析することです。

 

具体的には

 

・1発合格している人がいるのに

・自分と同じような勉強して合格した人がいるのに

・自分よりも少ない勉強時間で合格した人がいるのに

 

どうして自分は不合格になったのか?の違いを分析することが大事です。

 

そして不足していることを見つけ出し、それを埋めるための勉強していくことになります。

 

そして、その勉強で本当に実力がついているのか?をチェックし、実力がついていないと思えたら容赦なく修正していることをしなければなりません。

 

細かい分析に入る前でも、これから述べるような一般的に言われていることを本当にそうか?チェックして検証していく必要があります。

 

肢別過去問を何周も回転させて合格できるは本当だろうか?

 

肢別過去問はもっとも受験生を迷わす悪魔の問題集だと思います。

 

これを〇〇周回転させれば合格できるという雰囲気があります。

 

R4~R5で観察する限り、ずいぶん懐疑的な声も上がるようになりましたが、私が受験をしたR2~R3では、かなり信じられていたと思います。

 

が、ぶっちゃけ他人がどうこうは関係なく、自分にとってどうか?を徹底チェックする必要があります。

 

私は、R3の受験生のときに利用して、10周くらいして90%以上正解になっても模試の点数がほとんど伸びなかったので、肢別過去問の利用を辞めました。

 

そして、どうして肢別過去問集を回転して合格できる人とできない人がでてくるのか?を分析しました。

 

その内容は下記で書いています。気になる方は参照ください。

 

このように分析をしないと、自分にとって意味がない(点数が伸びない)にもかかわらず、ひたすら肢別過去問を回転させることに時間を費やすことになるでしょう。

 

短期1発合格者が提唱する勉強をマネすると合格できるのか?

 

行政書士試験にかかわらずですが、資格試験は、必ずと言っていいほど、かなりの短期間で1発合格者した人が勉強法を発信する傾向があります。

 

これも自分がマネると合格するのか?を分析する必要があります。

 

不合格になると、合格者がどんな勉強をして合格したのか?気になります。

 

ゆえに合格者の勉強法をマネしたくなりますが、安易にマネるのは超危険です。

 

そこで短期1発合格者がどのテキストを使って、何時間勉強したか?などを詳しく徹底チェックする必要があります。

 

これらをチェックすると、私の経験上だいたいあり得ない勉強時間で高得点をたたき出している事実が浮かび上がってくることがほとんどです。

 

そこでわかります。「あぁ~。この人はかなりの法律知識をもった状態で勉強を始めているな」と。

 

超極端な例を言えば、「野球の二刀流の大谷選手の練習方法をマネしても、大谷選手のように活躍できない」ようなイメージです。

 

この点に関しても私は分析しました。

 

 

この辺りも、短絡的に合格者のマネをすれば良いと思い込んで、マネをすると勉強すれども点数が伸びない可能性がありますので注意が必要です。

 

 

600時間~800時間で合格するというのは本当か?

 

たぶん、一番多くの受験生の悩ますポイントがこの合格までに必要な勉強時間でしょう。

 

600時間~800時間で合格できるにもかかわらず、俺は何時間やっているんだ!と無力感に襲われることになるでしょう。

 

が、これも600時間~800時間で合格できるって本当か?とチェックする必要があります。

 

私は合格するまでの勉強時間は「1800時間~」だと思っています。

 

最初から1800時間~かかると想定しておき、やり方次第では時間が短縮できると考えた方が実態に即していると思います。

 

そのあたりはこちらで書いています。

 

つまりは無策でゴリゴリ勉強をした場合は、最低でも1800時間~は必要になってくる可能性が高いです。

 

私自身も合格までに使った勉強時間は2年で2500時間~です。

 

勉強時間が2000時間~を超えたあたりで、模試の点数が伸び悩みこれ以上むやみに勉強しても意味がないと悟りました。

 

複数年受験生は総勉強時間で最低でも1800時間やっているか?をまずは胸に手をあてて考えて見るのも一つと思います。

 

たぶんですが、3年くらい受験に失敗している方でも総勉強時間で1800時間にいっていない人は一定数いると思います。

 

個人的には、そういう方は勉強法うんぬんよりも純粋に勉強時間が足りないと思っています。

 

 

※個別科目に落とし込んでもっと細かく分析していく必要がある

 

今まで書いてきたことは、あくまで大枠の一般的に言われていることの分析です。

 

が、これから合格をとりにいくためには個別の科目に対して落とし込んで分析していく必要があります。

 

各自でそこまでやっていく必要があると私は思っています。

 

実際に私自身がやった方法は以下で書いています。(一部有料です)気になる方は参照ください。

 

・勉強すれども170点前後に止まる方、必見の点数の結びつく勉強をしているかチェックする方法

 

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