一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

【宅建】模試で点数が悪い場合の対処方法・やるべきこと。

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↑点数が悪くてショックを受けている様子

 

この記事を書いているのが2023.9.15です。宅建の本試験まで約1か月です。

 

競馬で言えば、最終コーナーを曲がって、最後の直線に入った状況と思えます。そんなときに、自分が模試でどれくらい取れているか?を知ることになると思えます。

 

どんな人でも、本試験の前になると模試をやる傾向にあるためです。

 

思ったよりも模試で点数が取れない場合はかなりショックを受けるでしょう。当然です。いままで必死に勉強したことを「その勉強法では、合格まで届かないよ!」と言われたような気にもなるからです。

 

模試で高得点を取っている人をみるのも苦痛になり、ツイートしている本人にそのつもりはなくても「自慢すんな!」と思ってしまう場合も出てくると思います。

 

私は高得点の人をみても苦痛にはなりませんが、「あまり勉強していないけど点数とれちゃった系」のツイートだと謙虚ぶってドヤるなと思うときは多々あります。

 

模試を受けてみて悪い点数であった場合は、人によっては、これ以上ショックを受けないように本試験まで模試を受けないで臨む人もいると思えます。

 

模試の情報が目に入らないように遮断する人もいるでしょう。

 

そんなときにどうすれば良いか?私なりに思っている対処法・やるべきことをご紹介します。

 

やるべきこと①自分の実力不足をしっかり受け止める努力をする

 

模試で良い点数が取れないという場合は、受け入れたくないかもしませんが、「実力不足」である場合はほとんどです。

 

まずはそのことをしっかり受けとめる努力をしなければなりません。

 

地味ですが、私の経験上、資格試験だけではなく人生においても「自分の欠点=不足しているところ」をしっかり受け止めるということは超大事です。

 

自分の実力不足を認めるのは、慣れないと苦痛を伴います。

 

人によっては、徹底的に他人・環境の責にして自分には何にも落ち度がない、実力不足ではないと思い込む場合があります。

 

その場合、環境・他人の責にした瞬間は気分が楽かもしれませんが、その代わり、成長が止まります。人としても、かなりイタイ人になりえます。長期的にみるとデメリットの方が大きいのが通常です。

 

宅建試験でいえば、以下のように思ってしまうのは、危険な兆候です。

 

・毎朝、いつもより早くおきての勉強を5か月続けたのに、点数が悪いのはおかしい。

・残業で疲れているところを、体にムチ打って勉強したのに、点数が悪いのはおかしい。

・休日は子供と公園で遊ぶのを我慢して勉強したのに、点数が悪いのはおかしい。

 

気持ちもわからなくもありませんが、模試で点数が取れていない以上、実力不足は事実です。受け止めなければなりません。

 

言葉にするのは簡単ですが、この自分の実力不足を直視して受け入れるというのは、かなり難易度が高いです。できない人は結構います。

 

私は7月12日のゼロ円模試で30点という低得点であってもツイッター上で公開して、自分が実力不足であることを認識し受け入れました。

 

 

ある意味で私の宅建の勉強はここからスタートしたといっても過言ではありません。

 

私で言えば、7月ころから自分の実力不足を認識、実際に改善することに着手したわけです。

 

私の場合は直前期でなく、修正できるように、可能なかぎり前倒しで自分の実力チェックをしました。

 

自分の欠点を受け入れた方が、自分を修正できて結果としてメリットが大きくなるのが通常です。慣れてくるとそのことがわかっているので、喜んで自分の欠点を直視できるようになります。

 

やるべきこと②どうして点数が悪いのか?を冷静かつ客観的に分析する

 

自分の実力不足をなんとかして受け入れることができたら、次に何で実力不足になっているのか?を分析する必要がでてきます。

 

その際に、感覚的・感情的に考えるのはNGです。すべて数字にして考える必要があります。

 

上述したように、以下のようなふんわり感覚的・感情的に勉強したことを捉えているのはいけません。

 

・毎朝、いつもより早くおきての勉強を5か月続けたいたのに、点数が悪いのはおかしい。

・残業で疲れているところを、体にムチ打って勉強したのに、点数が悪いのはおかしい。

・休日は子供と公園で遊ぶのを我慢して勉強したのに、点数が悪いのはおかしい。

 

ようは、1日に何時間勉強している?どんな問題集をどのくらいやっているか?過去問を何問解いたか?など具体的に数字に落とし込む必要があります。

 

そうしないと分析のしようがないからです。

 

例えば、1日で1時間しか勉強していなかったら、少なくねえ?と思え、修正の余地がでてきます。

 

上記の例のように無理をして勉強時間を作っていた場合は、1時間の勉強でも体感的には5時間くらい勉強している気に本人はなっている場合があります。

 

だから、〇〇していたのに点数が悪いと感じると予想することができます。

 

が冷静に、実際は1時間しか勉強していなかった場合なら、がんばったかもしれないけど、実質1日1時間の勉強じゃあ少なくねえ?と思えるはずです。

 

のようにして、実際に自分の何が原因で点数が悪いのか?の原因を突き止めていく作業が必要と思えます。

 

私は問題演習が足りないだろうと原因を仮定して、過去問ドットコムの一問一答をやったりしていました。

やるべきこと③足りないと思えることを埋めることをひたすら続ける

 

模試の点数が悪い原因は一つではない可能性もあります。

 

上記のように勉強時間に問題があるとして、勉強時間を増やしても、それだけでは足りない場合もありえます。

 

使っている問題集が微妙でやり込んでも点数が伸びない問題集を使ってる可能性もあり得ます。

 

問題を間違えたときの復習の仕方が悪いのかもしれません。

 

これらの調整を模試の点数が納得いくレベルになるまで続ける必要があります。

 

私は2023.9でこそ、そこそこ納得いくレベルで宅建業法の点数が取れるようになりましたが、しばらく点数がとれずに苦労しました。

 

色々試行錯誤して18点前後の点数が取れるようになってきました。

 

 

そのあたりは以下で市試行錯誤した過程を書いています。まあまあ苦労しました。(一部有料です)

【宅建】宅建業法で18点以上目指せる勉強方法とは?

 

なんとなく、自分なりに勉強して高得点が取れるようになるほど宅建試験は甘くないわけです。

 

さらには模試で良い点数が取れたとしても、その知識を本試験まで維持しなればなりません。簡単ではありません。

 

そういう意味では、模試の点数が良くても悪くても、喜んだりショックを受けたりする暇はなく、油断せずに模試で点が取れるであろう勉強をしていく必要があると私は思っています。

 

自分の点数が足りないのに目をつぶったり、目を背けたりするのは簡単ですが、高確率で不合格になるでしょう。

 

目的は宅建に合格することであり、自分が傷つかないことではありません。

 

その点を今一度確認する必要があると思えます。

 

 

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