一人法人の社長かつ行政書士でもある川島和秀のブログです。

宅建に(何回も)不合格になってしまう理由とは?合格するには何が必要か?

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私はR5で宅建を初受験し、自己採点で45点でした。(この記事作成時2023.11.3時点で合否は不明です)

 

その経験に基づいて、以下の記事を書いています。

 

宅建に(何回も)不合格になってしまう理由とは?合格するには何が必要か?について私なりに思っていることをご紹介させていただこうという試みです。

 

生意気な記事内容かもしれませんが、広い心で大目にみていただきますようお願い申し上げます。

 

宅建は合格率が15%前後の国家試験で、一般的には難関資格といって良いと思えます。

 

合格率が15%前後の難関資格になると、試験の性質が合格させるものから落とすものへと変わる傾向があります。まずはそこを認識する必要があると思えます。

 

宅建は無策に普通に勉強していると基本不合格になるようになっていると思った方が無難なわけです。

 

宅建に何回も不合格になってしまっている場合は、まずはそのように認識を改める必要があると思っています。

 

おそらく、宅建で何回も不合格になってしまっている方は、十中八九、模試の点数が35~38点くらいになっているのではないでしょうか?

 

え!なんでわかるの?とドキっとされる人もいるでしょう。

 

理由は単純で、標準的に言われていることをやっていると、高確率で模試の点数が35~38点くらいになるためです。

 

私はR5の受験の際に、色々な受験生をかなり観察しており、その傾向が顕著でした。

 

前年までと同じ勉強をやっても、合格できる可能性は低いと思えるので注意が必要です。

 

何をすべきか?を余計なお世話と思いながらも、合格するために一助になればと私が思っていることをご紹介させていただきたいと思います。

 

合格するには①:模試で最低でも40点以上取れることが大事

 

私が観察しているかぎりで、模試の点数が35点~38点くらいで推移していた受験生は、本試験で軒並み不合格と思える点数をとっています。

 

具体的には本試験で35点以下を取っている傾向です。

 

逆に模試で40点以上をコンスタントに取っている人は、本試験で40点~をとっていることが多い傾向でした。

 

実際に私自身も9月以降の模試で以下のように41~43点をとっており、本試験で45点でした。

 

 

実際に勉強している人なら、わかると思いますが、そう簡単に40点以上を取れるものではありません。

 

1回や2回だと問題運などでタマタマの可能性がありえます。ゆえにコンスタントに模試で40点以上取れるというのが大事と思えます。

 

(何回も)不合格になる理由①:普通に勉強していると模試が35~38点にしかいかないことに気が付いていない。

 

冒頭で申し上げたように普通に勉強していると、模試が35~38点になりやすいのが通常です。

 

私自身の経験でも宅建の勉強を開始した数か月経過した後の6~7月の模試では35~38点でした。ひどいときは30点だったりしました。

 

 

その経験から、普通に勉強をしているだけだと、模試では35~38点にしかならない(なりにくい)のは十分に理解しています。

 

私はこの時点で、普通に勉強しているだけだとダメだなと理解しました。

 

普通に勉強するとは、「市販で売っている大手予備校のテキスト・過去問集を買ってやり込む」ということです。

 

私は以下のテキスト・過去問をやっていました。これをやっていても模試では35~38点止まりっぽいなと悟りました。

 

 

が、これらを完璧にしたら合格する!と思っている人はいませんでしょうか?

 

受験生の中には合格できる人もいるかもしれませんが、私の実体験だと、上記を完璧にしていも合格には届かないと判断しました。(あくまで私の感覚です)

 

理由は単純でやり込んで、ほぼ正解にできているのに、模試で点数が35点~38点しかいかなかったからです。

 

間違った問題をチェックしても、私が使っていたテキスト・過去問をやっても正解が出せない場合がほとんどでした。

 

ゆえに、これらをいくら100%正解率にしても、合格には届かないだろうなと私は判断しました。(あくまで私はそう判断したという個人的な判断です)

 

そのことに気が付かず、やり込みが甘かったから不合格になったんだ!今年はやり込むゾ~としても、高確率で不合格になってしまうと私は思っています。

 

(何回も)不合格になる理由②:がんばって勉強すれば合格すると誤認している

 

毎日コツコツと勉強していれば合格に届くと思っていませんでしょうか?

 

合格率が30%以上の試験の場合は、毎日コツコツ勉強していると高確率で合格できます。不合格にさせる試験ではなく、合格させる試験だからです。

 

が宅建のように合格率が15%くらいの難関試験になると、試験の性質が不合格にさせる試験になりえます。

 

つまりは誰でも合格させるよ~ではなく、一定レベルに達した人以外は問答無用で不合格にするよ~という試験であると思った方が良いわけです。

 

たとえば、極端な例ですが、オリンピックで金メダルをとることは、がんばって努力すればとれるものではないのは誰も理解できるでしょう。

 

プロ野球でも素振りを1万回すれば、かならず試合にでれて、活躍できるわけでも、ホームラン王になれるわけでもありません。

 

つまりは、努力するのは当然のことで、さらに自分に何が足りないか?を自己分析して、それを補うこともする必要があるわけです。

 

宅建試験をオリンピックやプロ野球で例えるのは飛躍しすぎていると思いますが、イメージで直感的に「確かに」と納得していただける可能性が高いと思って例示させていただきました。

 

合格するには②:合格するにはどのくらい勉強する必要があるのかイメージすべし。

 

合格するために、もっとも簡易的にチェックできる方法は模試の点数でしょう。

 

上記でも解説したように、模試の点数で40点以上をコンスタントにとれないと合格確率は低いと思っていた方が無難でしょう。

 

合格できないと言っているわけではありません。あくまで確率は低いということです。

 

ゆえに、模試の点数が35点~38点くらいで推移していた場合は、勉強法を抜本的に見直す必要があると思っています。

 

同じ勉強法をやっていると高確率で翌年も不合格になりやすいでしょう。

 

が(何回も)不合格になってしまった受験生はひたすら同じ勉強法を繰り返す場合が多い印象を受けます。

 

そのために、実際に合格した(するであろう)人が、どのくらいどのレベルで勉強していたか?をイメージしておくことが大事と思えます。

 

それを知っていれば、自分のやってきた勉強と比較して、どこに不足があるか?が可視化されて、やるべき方向性の参考になるためです。

 

自分のやっている勉強だと明らかに甘いなと感じられる可能性が高いと思えます。

 

そう意味で、合格した(するであろう)人をチェックするのが有効と思えます。

 

実際に私がどのくらい勉強していたか?は以下でデータをもってかなり具体的に書いています。気になる方は参照ください。(一部有料です)

【R5宅建試験】自己採点で45点。何をどれくらい勉強していたか?何を意識していたか?

 

他人なんか関係ない、私は私!で自分なりに勉強していれば合格するんだ!と思う人が、その思いのまま進むのもありでしょう。ただ客観的に事実として残念ながら合格する確率は低いと思えます。

 

そうやって不合格になってしまった事実があるためです。

 

が、それも人生で自分が良いと思っているのであれば、それも良いと思えます。他人がどうこう言えるものでもありません。

 

 

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