一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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【宅建】宅建で権利関係を捨てる作戦はありか?

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私はR5の宅建試験で自己採点では権利関係が満点の14点でした。

 

がそれは私が行政書士試験の合格者であって、そこそこ民法(権利関係)を勉強していたことと問題運に恵まれたためだと思っています。

 

 

その結果をもってドヤりたいわけではなく、今後の宅建を受験するにあたって、権利関係は捨てるべきか?どうか?について私の思うところをご紹介させていただきたいと思っています。

 

R5で宅建の権利関係の難しかったという評価が大手予備校などからされています。

 

ゆえに、R6の宅建では、権利関係を捨てるか?どうか?がしばらくは話題になると思えます。

 

私が思っていることは

 

権利関係は捨てずにやるべき。

ただし権利関係以外をしっかり仕上げた上で、ガッツリではなく「ソコソコ」やるべし

 

ということです。

 

前提:権利関係以外の科目の点数が29点以上取れているか?をチェックすべし

 

まずは宅建で権利関係を捨てるか?どうか?の議論をする前に、権利関係以外の科目でしっかり点数がとれているか?を確認すべきです。

 

リベンジ組なら、まずはR5にウケた権利関係以外の科目の点数が以下であるか?をチェックすべきです。

 

・宅建業法で17点以上

・法令上の制限で6点以上

・税で2点以上

・免除で4点以上

 

権利関係ウンヌンの前に最低でも上記の点数が取れていなかった場合は、権利関係よりも他の科目をやり込んだ方が良いでしょう。

 

上記の点数が取れていると、権利関係以外で29点がとれていることになります。

 

がしかし、権利関係以外で29点未満だと、点数の取りにくい権利関係を勉強したとて、他の科目の点数が悪く不合格になる可能性が高いです。

 

初受験で宅建を勉強する場合は、権利関係はとりあえず後回しにして、権利関係以外で最低でも29点以上はコンスタントに取れるレベルまでもっていく戦略が良いと思えます。

 

他の科目の点数が取れないのに権利関係の勉強をしても総合点は伸びない

 

宅建で最も勉強しにくく、点数がとりにくいのが権利関係です。

 

逆にいうと、権利関係以外の科目は、しっかり勉強すれば高確率で高得点が狙えます。

 

ゆえに優先順位は、権利関係以外の科目を勉強することです。

 

が意外にこれができていない人が多い印象です。権利関係の点数が取れないの前に、他の科目の点数がとれていません。

 

権利関係以外の点数が微妙なのに、権利関係を力いれて勉強しても得点効率が悪くなるので気を付けましょう。

 

※権利関係は7点とれる程度で良い

 

権利関係は、行政書士や司法書士等の他の法律系の勉強をしている人なら得点源になりえます。

 

なぜならば、それらの受験勉強で権利関係だけで500時間以上を余裕で勉強している場合が多いからです。

 

そのため安易に行政書士や司法書士の権利関係(民法)を勉強すれば、宅建の権利関係の点数が上がると思わない方が良いです。

 

500時間~勉強しているから点数が取れると思ったほうが正しい理解でしょう。

 

他資格での民法(権利関係)の勉強経験がない場合は、宅建の勉強だけで権利関係で高得点をとるのは極めて難しいです。

 

理由は、宅建のテキストがうすっぺらく試験に問われることを網羅できていないからです。

 

そのために、戦略として高得点ではなく7~8点くらいを目指すというのが有効に思えます。

 

多くの受験生を観察していましたが、7~8点なら過去問をやり込むことで十分に到達可能だったからです。

 

上述したように、権利関係以外で最低でも29点がとれていれば、権利関係が7~8点でも、総合得点で36~37点になります。

 

例年36~37点とれていると合格に届きます。(※合格点38点の年もありますが)

 

というわけで、権利関係は捨てずに7~8点をとるつもりで勉強するというのが有効と思えます。

 

具体的に権利関係はどう勉強すればいいか?また合格するにはどんな勉強すればいいか?は以下で書いています。気になる方は参照ください。(一部有料です)

 

【R5宅建試験】自己採点で45点。何をどれくらい勉強していたか?何を意識していたか?

 

 

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