賃貸不動産経営管理士の実務講習で何をする?終了試験の難易度は?領収書はでる?
私はR4に賃貸不動産経営管理士に合格したので、今回(R5.11)に賃貸不動産経営管理士になるべく、実務講習を受講しました。
実務経験が2年以上あれば、実務講習を受ける必要はありませんが、ない場合は2万を払って実務講習を受ける必要があります。
領収書については、実務講習を受ける際に届く本人特定郵便はがきに以下のように記載されています。
実際に賃貸不動産経営管理士の実務講習では、以下が要求されます。
・18時間を目安として自習
・約7時間の動画視聴
・10問の試験×3回(10問中7問正解)
ここで多くの方が気になるのは、10問の試験でしょう。難易度ってどうなの?不合格になるの?ということが気になることでしょう。
結論からいうと、
10問の試験は、何度でも受講可能、かつ時間制限なしなので、普通にやれば不合格になりません。
ただし最初にログインして60日間しか受講できません。ちんたらして60日経過した場合は、事実上の不合格になりえます。
以下で賃貸不動産経営管理士の実務講習で何をすることになるのか?詳細に説明していきます。
STEP①実務講習申し込むとまずはテキストが送られてくる。
実務講習を申し込むとまずは4冊のテキスト・問題集が送られてきます。
以下4冊です。
まずはこれをみて自分で18時間くらい勉強してね!という指示がされます。
が、普通に賃貸不動産経営管理士に合格している知識があれば、特段に新しい知識というわけではありませんので、実質、18時間の時間も必要ないと思えます。
さらに、これをやってもやらなくても普通に10問の試験は合格することができると思います。なぜならば、試験の時間は無制限で、何度でも受講可能だからです。
ただ協会からの指示では18時間を目安に自習しましょうという指示なので、しっかり守って勉強しましょう。
この時点では講義動画の視聴はできません。
講義動画の視聴には受講認証キーが必要で、テキスト・問題集が送られて1~2週間程度してから受講認証キーが記載された本人限定受取郵便が送れてくるからです。
STEP②受講認証キーを受け取って講義動画を視聴
受講認証キーを受け取ると、講義動画が視聴できるようになります。
マイページの以下に受講認証キーを入れて講義を視聴します。
講義は2時間20分くらいを1回として3回分用意されています。
1回分の講義で、以下が1セットで2回分あります。
①講義:約40分
②問題演習:約20分
③問題演習の解説:約10分
※これが2セットで1回分の講義
※この講義が3回分あります。
問題演習では、事例にもとづいて、実際にどういう報告書を書くか?契約書を書くか?などの実践的なことを学ぶことができます。
この内容は、10問の試験で問われる内容というより、実務を意識した実践的な知識です。
20分ありますが、そのうちの15分は回答時間の計測で、単純な時間経過を計測しているだけです。
これらを視聴が終わるといよいよ10問中7問を正解しないといけない試験を受けることになります。
STEP③10問中7問の正解しなければならない試験を過度に警戒する必要はない
10問中7問正解する試験の難易度は簡単でありませんが、難しくもないと思えます。
過度に警戒してビビる必要もないでしょう。というのも上述したように、時間が無制限で何度でも回答することが可能だからです。
私は3回の試験で、無事すべて7点以上取れました。
仮に低得点で終わるようなことがあっても、間違えた問題を調べて、次にやって正解にするということをやっていれば、7問以上は正解できる難易度だと思えます。
ただ最初のログインした日から60日が経過するとログインできなくなり、問題を受けられなくなると思えます。
そのため、余裕かまして、あとでやればいいや!と思わずに、速攻で終わらせておくことが良いでしょう。
3回の試験にすべて7問以上とれると終了証がダウンロードできるようになります。
下記のようにダウンロードできる画面がでてきます。
↓実際にダウンロードするとこんな感じです。
これを添付して、実際に賃貸不動産経営管理士の登録することになります。
登録自体は6600円ですることができます。