一人法人の社長でもある川島和秀の日々の活動記録です。

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【行政書士試験】3年以上のリベンジ組が気づいていないと思えること。

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私は、たまにですが行政書士受験生の動向をチェックしています。

 

特に不合格になってしまった方をチェックしています。

 

私自身も行政書士試験に1度不合格になった経験があるからです。しかもその1年で無策で行政書士試験に臨んでも不合格になりやすい試験・色々とカラクリのある試験と理解しました。

 

が、私の観察している限りだと、3~4年目受験になっても、行政書士試験のカラクリについて気が付いていない方が多い印象を受けます。

 

気づきかける方もいらっしゃいますが、気が付き具合は半信半疑状態で、ある意味、気が付いていないとも言えます。

 

その結果、ほぼ不合格になった前年と同じような勉強をして結果も同じように不合格となるパターンになってしまっていると私は見ています。

 

どうして、合格するために必要なことに気が付けないのか?気づきにくいのか?を私なりに思うことをご説明します。(生意気な言いようですがご容赦ください)

 

※あくまで個人的に思っていることです。当然ですが、私のご紹介する方法を実践したからと言って合格できない場合もあるでしょう。

 

ご参考程度にしていただきますようお願います。

 

気が付かないこと①勉強方法が間違っていること(年間勉強時間が少ないため)

 

まず第一に考えるのが1年に勉強する時間が600時間未満であるために、自分の勉強法は間違っている(効率が悪い)ことに気がつけないことです。

 

ネット上にある行政書士試験を合格するのに必要な勉強時間は600時間~800時間とされています。

 

が、私の観察している限り、1年で600時間勉強できる人が少ない印象です。

 

たぶん1年の勉強時間が400時間前後の人が多いと思います。(※私の観察するかぎり)

 

そのため、不合格になったときに、勉強不足が原因か?勉強の仕方が間違っているのか?の判定ができていないと思われます。

 

1年目に400時間の勉強で不合格になれば、通常は勉強時間不足を思うでしょう。

 

同様に2年も400時間の勉強であれば、累計で800時間なので、勉強方法を疑うよりもやっぱり勉強時間が少なかったかも?と思いやすいでしょう。

 

3年目の400時間の勉強して累計1200時間になって、やっと、どうやら勉強法が悪いんじゃねえ?と疑念を持ち始めるに至るのでは?と私は推測しています。

 

人によっては4年目の累計1600時間でそうなると思えます。

 

つまりは1年で勉強できる時間が600時間未満だと勉強法の間違えに気が付きにくいと思います。

 

私はある予備校で講義を受講して、かつ1年で1200時間の勉強をしましたが、152点という散々の結果で不合格になりました。

 

 

そのために、勉強方法が間違っていることに1年で気が付きました。(1年で1200時間勉強しているため)

 

気が付くためには、1年で1000時間勉強したいものです。合格している人は1年で1000時間~の人が多い印象を私は持っています。

 

どうしても勉強時間を確保が難しい場合は、常に自分の勉強法が正しいか?を疑問をもちながら修正しようとする意識が大事だと思います。

 

気が付かないこと②予備校を利用しても合格確率は上がらない可能性が高いこと。

 

次に、複数年不合格になってしまった後に予備校に過度な期待をしてしまうことです。

 

複数年不合格になった場合は、今度はプロに指導を仰ごうと予備校を利用する方がいらっしゃいます。

 

予備校を利用することで合格確率が上がる可能性はありますが、複数年勉強した後ではかなり効果が薄いと私は思っています。

 

理由は単純で複数年受験しているのであれば、基本、概ね基本事項は理解できているでしょう。

 

点数でいえば170点台で不合格になってしまう状態くらいまで来ていると思えます。

 

いわゆる行政書士試験のおける170点台の壁(多くの受験生が170点台で何年も不合格になる現象)を破るために、個別対応するしかありません。

 

 

予備校はあくまで試験範囲を網羅的に全体的に教えることが主です。

 

そのため予備校で「わかっていることに多くの時間を費やす」ことになる可能性が高くなります。

 

人によっては逆効果になりやすい(不合格になりやすくなる)でしょう。

 

この予備校問題も私は1年目に受講して不合格になっているので、予備校受講したからと言って合格に近づくわけではないことは身をもって経験しています。

 

個人的には複数年リベンジ組(3年~)は予備校を利用しても合格する可能性はそれほど上がらないと思ったほうが良いと思っています。(※あくまで私見です)

 

※逆に予備校を使うのであれば、「私は行政法が苦手で、あの予備校なら行政法を重点的にやってくれるから」のように自分の勉強するところを明確にしたうえで、そこを対応する予備校を選ぶ視点が必要と思います。

 

気が付かないこと③170点台での不合格は全然もう少しで合格でないこと。

 

170点台で不合格を「惜しい!もう少し!」と思わない方が良いです。

 

170点台の不合格から5年以上不合格になっている方もいるくらいです。

 

行政書士試験は170点台で止まるように何重にも罠が仕掛けられています。そのことに気が付けていないと、「点数的に170点台で合格まであと少し」と勘違いしがちです。

 

行政書士試験の実情を知らない周りの人も、「ほぼ合格でしょう!」「実力的には合格している!」みたいに悪魔の言葉をささやいてくる傾向があります。

 

そのため、勉強の始動が遅い方が結構います。この点は気を付けるべきだと思います。

 

私の観察しているかぎりだと、2023.4月時点でガツガツ勉強している人は、初受験~2年目組が多い印象です。

 

3年目~のリベンジ組でしっかり勉強している方が一握りです。

 

3年目~のリベンジ組は、「試験以来、行政法をやってみたら、ソコソコ解答できた~♪」と2023.4月にもなっているのに、かなりゆっくりしている印象です。

 

それは170点台だから実力的にあと少しで合格と誤認しているからと思えます。

 

こういう方は、おそらく今年も良くて170点台で不合格になってしまう確率が高いでしょう。

 

勉強も苦手分野を克服しようなどは思わず、わかっていることをより確かにしていこうという方向で勉強すると思われるからです。

 

170点台でも油断せずに、試験後から苦手分野克服を含めガツガツ勉強することが大事と思えます。

 

※結局は自分に何が足りず、何をすればいいか?を自分で考え実行できる力が必要

 

行政書士試験なら160点~170点くらいまでなら、いわゆるネットにある合格体験記を踏襲すれば到達できるでしょう。

 

が、行政書士試験の合格率は10%前後であり、10人受験すれば9人が不合格になる試験です。

 

多くの人がやっているであろう勉強時間で多くの人がやっているであろう勉強方法で受験しても合格しにくいのは合格率からわかります。

 

となれば、合格できるように+αを自分の特性に合わせてしなければなりません。

 

この+αは人によって違います。〇〇すれば合格みたいなものはありません。

 

その+αが何か?を見つけて実行に移せている人が合格しているように思えます。

 

私が観察しているかぎりだと、この+αで何をしたらいいかわからないため、結局不合格になってしまったときと同様の勉強を変わらずして再度不合格になっているパターンが多い気がしています。

 

自己分析をするには、自分の弱いところと向き合う必要がでてきます。

 

人によってはかなりの苦痛を伴い、見て見ぬふりをしたくなると思いますが、合格するためには向きあう必要があると思います。

 

私が合格したときにどんな試行錯誤をして自分にとっての+αを見つけていったか?は以下で紹介しています。(一部有料です)

 

・勉強すれども170点前後に止まる方、必見の点数の結びつく勉強をしているかチェックする方法

 

 

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